夏になると毎晩うちの猫が脱走します。
自然の風が良い、と熱中症対策を無視する父が寝ている部屋の網戸を開けて
出て行きます。
去年まではミーちゃんだけだったのに、今年からはフクも一緒に出て行ってしまう始末です。
朝になったら2匹で一緒に帰ってくるので、ストレス発散になるかな?と思い、特に止めていなかったんですが…
今日は午前3時ごろミーがすっと帰ってきました。
気配を感じたんでしょうか?
目が覚めたので、手を伸ばして撫でようとしたらスルリとかわされてしまいました。
そして、猫なので当たり前ですが、音もなく居なくなってしまいました。
私はすぐに起き上がり、ミーちゃんの姿を探したんですが、どこにもいません。
もちろんフクちゃんも。
また外にいるんだと思い、迎えに行っても2匹の姿はありません。
いつもだったら窓を開ければ、走って帰ってくるのに、もしかしたら今日は出かけないで家の中にいるんだろうか?と思い家の中を探しましたが、いません。
首を捻りながら2階の自室に戻ろうとしたら、ベランダにミーが座って窓を開けてくれるのを待っていました。
慌てて窓を開けたら……いない。
これは本格的にヤバいパターン!
外で何かあったに違いない!と青ざめました!
その時!外からフクちゃんの声が!
下に降りてリビングの窓を開けたらフクが帰って来ました。
良かった、と胸を撫で下ろしたのも束の間、いつもだったら一緒に帰ってくるミーの姿がない。
しかも幻を2回も見ている。
まさか、何かあったんだろうか?
フクちゃんを自室に入れると、もう一度外にミーを探しに行きました。
脱走経路の和室前の庭、裏庭、駐車場と順番に見て回ったけれどミーがいない。
猫は不思議な生き物で、最期の時にお別れに来ると言うし、まさか…
その時!ミーが玄関前に姿を現してくれました!
良かったよ〜
無事だった〜
そして何事もなくご飯もペロリと食べて、いま部屋でないています。
外に出せ!と。
出しませんけどね笑