安藤広重~名所江戸百景120景 全揃い~貴重な展示会です~!!

2009-03-18 23:46:31 | Weblog
江戸末期の、浮世絵師の安藤広重~の最後の大作~名所江戸百景の120点全揃い~がある~と聞いて、行ってまいりました~。2009年_3月18日~28日 東京メトロ九段下駅、六番出口の、千代田区九段生涯学習館にて、開催中です~。安藤広重の江戸百景の120点全揃いは、世界中でも、12組しかない貴重な存在とか・・。それが、神田在住の所有者の好意にて無料にて、公開されています~。これが~ずら~っと、並べられると、壮観ですよ。さて、私がうろ覚えの、浮世絵、知識で参りましたら、見知らぬ語り部オジサンがやって来て、色々、教えて下さいました。語り部オジサンって、絵の展示会でも、花火会場でも、野球、プロレス・・どんな会場にもよくいませんか~、素人の癖に学者の様に、物知りな、オジサン~。いやぁ~でも、隅々まで、教えて頂いて、勉強になりました~。語り部オジサンが、初版本と、その後の作品では、作品の出来が違うからね、注意して見る様に~、この版は、刷もとの版で、これは、重版で、新たに加えられた絵、等々、あれやこれや、語ってる最中、所有者の方も、たまらず、割って入って来て~、初版本と、重版後の色の違いやら、説明してくれました~。初版は、作家の色指定通りの出来で、押し付けた、木の、木目も入る程の力が入っています。重版後の色とは、明らかに、作品の見栄えが、違います。所有者の方は、まだ展示作品の下に、解説のコピーを貼付ける作業の途中なのに~すみませんでした~。(あわてず、貼付けて下さいね (^_^)/~。)この、展示会、一割は、初版モノが入ってるそうですよ~。 まだ数日、展示会やってるので、解説ぬきに、ゆ~ったり、作品と対峙して来ようと思っています。安藤広重先生~最後の大作ですから。その時代は、江戸から、明治に時代が大きく変わる時、まさに、いつ戦争になるかも知れない不穏な時勢~~外敵にまで、攻めてこられて~そして、起こった、安政の地震~、めまぐるしく変わる、日々の光景、がらがら変わる価値観・・不安の多い時代だった事でしょう。そんな時、絵師ならば、変わらず残る、風景をかこうと、思ったのでは、ないかと思われます。絵や、詩や、芸術は、何より、伝わるメッセージです。彼が描いた、日本の風景は、外敵であった、海外の人まで魅了し~、かのゴッホですら、模写してた事は誰もが周知の事実で~。絵の片隅に、外国の名も入っていて、洋行帰りな事を、物語っていて~。平成の時代の我々にも、ああ、東京は、こんなに水や海の豊富な、自然の豊かな、よく言われてる、水の都でありましたか~と、その美しさを伝えてくれます。今の東京の地名も、そのままで、ビルをのぞけば、大地の感じが、残っていて~。その当時の人々の風情を自然観の美しさを、伝えてくれます~。所有者の方~語り部オジサン~感謝です~。そして、何より~安藤広重先生~に大感謝~!!~の、たっぷり豊かな展示会でした~。