ムネオ日記
2007年3月16日(金)
東京都知事選挙で立候補が予定される候補者の公約が出揃い、15日夜、公開討論会が行われた。石原さんと浅野さんの違いもはっきりし、また、黒川さんの変わった発想も面白い。普段は高飛車な石原さんが、さすが選挙を意識したのか、低姿勢なのが「おやっ」と感じる。浅野さんは個別の公約を「すぐやるもの」と「4年以内にやるもの」と各段階に分け、具体的に示している。日本の首都・東京のトップを選ぶ選挙をしっかり見つめていきたい。
プロ野球裏金問題で、早稲田大学は15日記者会見し、調査委員会の報告書を公表している。西武と清水勝仁選手の間で1000万円以上の金銭授受がされており、しかも問題が発覚してから口止め、隠蔽(いんぺい)工作をしたことも明らかになった。
有望選手を獲得する為に色々な手を打ってきたことは過去にも多くの例があり、話題、問題になってきた。その反省を踏まえて歴史を刻んできたはずだが、残念なことである。大人の欲望が前途有為な学生を潰(つぶ)してしまった。清水選手は、即刻退部処分になっている。今後どうなるのかと心配しながら、どの世界にも抜け駆け、密告、身勝手があるものだとしみじみ思う。
「政治とカネ」問題で、事務所費、光熱水費を多額に記載した人は、「法律にのっとって適切に処理している」と言っている。今回の裏金問題も「希望枠」という制度があるために起きた不祥事である。こうした制度はなくした方がいい。同時に、政治資金規正法も、領収書の添付の義務付け、明細の書き込み等、国民にとってわかりやすい仕組みに即刻法改正することが一番である。スピードを持って取り組まないから、ダラダラした国会審議になっている。タイムリーにやることが大事ではないか。
ライブドア前社長の堀江貴文氏への一審判決が出た。検察側求刑が4年であったので、実刑の判決が出るというのが一般的な見方であった。検察の求刑が3年以下なら執行猶予、4年以上なら概(おおむ)ね実刑判決。型にはまった官僚的な判断になっている。
正直に自分の記憶に基づき、真実を主張すれば「反省の情なし」と今回も言われているが、私の一審判決でも「反省の情皆無」と裁判長は言っていた。正しいことを、真実を言うと反省の情なしと言われるのでは、何のための神聖な法廷かと考える。是非とも国民一人一人が他人事(ひとごと)と思わずに、今の裁判は検察の調書主義、検察のシナリオ・ストーリーによって事件が作られ、検察の腹一つで人の一生が変わってしまうことをよく考えて頂きたい。国家権力が意図的、恣意的に一方的な頭づくりをし、密告や改ざんされた文書等に基づいて間違った捜査をされると大変なことになることを、是非とも国民の皆さんに知ってもらいたい。
堀江氏の判決でも、部下だった熊谷史人氏、宮内亮治氏の証言が大きな裏付けになっているが、彼らが正しいことをしていたのか。彼らも逮捕され、被告人である以上、自分のことをまず考えると、堀江氏に不利な話をしてしまうことになる。検察はその辺を誘導しながら調書をつくり、尋問する。熊谷氏、宮内氏らが本当のことを言っているのかどうか。自分の立場を良くするためには自分の為になることしか言っていないはずだ。このこともよく考えなくてはならない。
9時伊丹空港発で帰京。議員会館に入り、お客さん対応、打ち合わせ。
13時の本会議に出席し、夕方の便で福岡空港へ。市長選挙の応援で田川市に行く。田川は平成12年の衆議院選挙以来だが、変わらぬ人情、人間関係を感じる。足を運んでくれた皆さんも熱心に耳を傾けてくれ、とても話しやすかった。昨日の大阪での講演といい、今日の決起大会といい、心が通じる会合はありがたいものだ。
演説終了後福岡空港にとって返し、羽田に戻る。明日は朝一便で札幌に向かい、新党大地第二回セミナーである。今日も大阪から東京、東京から福岡往復と、時間を有効に使うことができた。
◎
本日提出した質問主意書2件
①
尖閣諸島への日本政府職員の上陸に関する質問主意書
②
北方領土問題を巡る中間条約締結の可能性に関する質問主意書
●
本日受領した政府答弁書4件
①
竹島が韓国によって不法占拠された経緯に関する再質問主意書
②
外務省の北海道連携推進室に関する質問主意書
③
外務省改革に関する質問主意書
④
レバノン情勢に関する質問主意書
鈴 木 宗 男
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「松山千春さんを迎えて 新党大地 鈴木宗男 第二回北海道セミナー」開催決定!
新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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2007年3月16日(金)
東京都知事選挙で立候補が予定される候補者の公約が出揃い、15日夜、公開討論会が行われた。石原さんと浅野さんの違いもはっきりし、また、黒川さんの変わった発想も面白い。普段は高飛車な石原さんが、さすが選挙を意識したのか、低姿勢なのが「おやっ」と感じる。浅野さんは個別の公約を「すぐやるもの」と「4年以内にやるもの」と各段階に分け、具体的に示している。日本の首都・東京のトップを選ぶ選挙をしっかり見つめていきたい。
プロ野球裏金問題で、早稲田大学は15日記者会見し、調査委員会の報告書を公表している。西武と清水勝仁選手の間で1000万円以上の金銭授受がされており、しかも問題が発覚してから口止め、隠蔽(いんぺい)工作をしたことも明らかになった。
有望選手を獲得する為に色々な手を打ってきたことは過去にも多くの例があり、話題、問題になってきた。その反省を踏まえて歴史を刻んできたはずだが、残念なことである。大人の欲望が前途有為な学生を潰(つぶ)してしまった。清水選手は、即刻退部処分になっている。今後どうなるのかと心配しながら、どの世界にも抜け駆け、密告、身勝手があるものだとしみじみ思う。
「政治とカネ」問題で、事務所費、光熱水費を多額に記載した人は、「法律にのっとって適切に処理している」と言っている。今回の裏金問題も「希望枠」という制度があるために起きた不祥事である。こうした制度はなくした方がいい。同時に、政治資金規正法も、領収書の添付の義務付け、明細の書き込み等、国民にとってわかりやすい仕組みに即刻法改正することが一番である。スピードを持って取り組まないから、ダラダラした国会審議になっている。タイムリーにやることが大事ではないか。
ライブドア前社長の堀江貴文氏への一審判決が出た。検察側求刑が4年であったので、実刑の判決が出るというのが一般的な見方であった。検察の求刑が3年以下なら執行猶予、4年以上なら概(おおむ)ね実刑判決。型にはまった官僚的な判断になっている。
正直に自分の記憶に基づき、真実を主張すれば「反省の情なし」と今回も言われているが、私の一審判決でも「反省の情皆無」と裁判長は言っていた。正しいことを、真実を言うと反省の情なしと言われるのでは、何のための神聖な法廷かと考える。是非とも国民一人一人が他人事(ひとごと)と思わずに、今の裁判は検察の調書主義、検察のシナリオ・ストーリーによって事件が作られ、検察の腹一つで人の一生が変わってしまうことをよく考えて頂きたい。国家権力が意図的、恣意的に一方的な頭づくりをし、密告や改ざんされた文書等に基づいて間違った捜査をされると大変なことになることを、是非とも国民の皆さんに知ってもらいたい。
堀江氏の判決でも、部下だった熊谷史人氏、宮内亮治氏の証言が大きな裏付けになっているが、彼らが正しいことをしていたのか。彼らも逮捕され、被告人である以上、自分のことをまず考えると、堀江氏に不利な話をしてしまうことになる。検察はその辺を誘導しながら調書をつくり、尋問する。熊谷氏、宮内氏らが本当のことを言っているのかどうか。自分の立場を良くするためには自分の為になることしか言っていないはずだ。このこともよく考えなくてはならない。
9時伊丹空港発で帰京。議員会館に入り、お客さん対応、打ち合わせ。
13時の本会議に出席し、夕方の便で福岡空港へ。市長選挙の応援で田川市に行く。田川は平成12年の衆議院選挙以来だが、変わらぬ人情、人間関係を感じる。足を運んでくれた皆さんも熱心に耳を傾けてくれ、とても話しやすかった。昨日の大阪での講演といい、今日の決起大会といい、心が通じる会合はありがたいものだ。
演説終了後福岡空港にとって返し、羽田に戻る。明日は朝一便で札幌に向かい、新党大地第二回セミナーである。今日も大阪から東京、東京から福岡往復と、時間を有効に使うことができた。
◎
本日提出した質問主意書2件
①
尖閣諸島への日本政府職員の上陸に関する質問主意書
②
北方領土問題を巡る中間条約締結の可能性に関する質問主意書
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本日受領した政府答弁書4件
①
竹島が韓国によって不法占拠された経緯に関する再質問主意書
②
外務省の北海道連携推進室に関する質問主意書
③
外務省改革に関する質問主意書
④
レバノン情勢に関する質問主意書
鈴 木 宗 男
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新党 大地
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