ムネオ日記
2007年10月23日(火)
新テロ対策特別措置法案の趣旨説明が衆議院本会議で行われ、いよいよ本格的議論に入る。新法の議論に入る前に、守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問をすることを与野党とも前提としているような流れになっているが、もう少し冷静に考えるべきだ。
守屋前次官が防衛庁の倫理規定に触れ、また山田洋行との関係がいかがかと言うなら、防衛庁なり捜査機関がきちんとした判断をし、法律に基づいて処理されれば良い。新法とは別の次元ではないか。
5年前、私も証人喚問を受けた。1.俗にムネオハウスと言われた友好の家入札問題等北方支援について、1.ケニアのソンドゥミリウダム等対アフリカODAについて、1.ジョン・ムウェテ・ムルアカの旅券、身分についての3点で、平成14年3月11日、証人喚問を受けた。今、私は騒がれたムネオハウスでもケニアのソンドゥミリウダムでも事件になっておらず、裁判をしていない。あの時も何でも鈴木、悪いのは鈴木といった世論が作られ、結果的に国策捜査へと進んでいった。
検察は自分のシナリオ、ストーリーに沿って事件を組み立てていく。「権力を背景にやっていますから、国策捜査と言われたらその通りです」と平然と取り調べの検事は言ったものだ。
守屋前次官の問題点は問題点として、新法の議論は議論としてきちんと整理するのが公平、公正ではないか。私の経験から、今の一方的な流れを危惧きぐするものである。
守屋前次官の問題より、薬害肝炎に関して、血液製剤「フィブリノゲン」投与によりC型肝炎に感染した418人分のリストが放置されていた方がもっともっと大問題ではないか。命に関わることである。製薬会社は197人の氏名を把握していたという。個人情報を考慮して告知しなかったと言うが、それが治療の遅延、症状の悪化につながることをなぜ考えなかったのか。人間的ではない。
厚生労働省は何をしていたのか。個人情報の載った資料が引き継がれていなかった責任をどう受け止めるのか。憤りを感じる。
個人の特定につながる情報はないと言ってきた国の責任も極めて重い。テロ特措法より、こうした命に関わる問題をきちんとしっかりやるのが第一ではないか。政治が問われているとしみじみ思うものである。
◎
本日提出した質問主意書2件
・
№74 我が国のミャンマーに対する制裁に関する質問主意書
・
№75 金正男氏来日時の外務省及び外務大臣の対応に関する再質問主意書
◎
本日受領した政府答弁書5件
・
№56 金正男氏来日時の外務省及び外務大臣の対応に関する質問主意書
・
№57 ロシア人漁師による密入国に関する質問主意書
・
№58 北方領土問題についてのロシア外相の認識に関する質問主意書
・
№59 時津風部屋力士急死問題についての愛知県警の初動捜査に関する質問主意書
・
№60 死刑制度を取り巻く状況と死刑制度に対する政府の認識に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
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新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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2007年10月23日(火)
新テロ対策特別措置法案の趣旨説明が衆議院本会議で行われ、いよいよ本格的議論に入る。新法の議論に入る前に、守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問をすることを与野党とも前提としているような流れになっているが、もう少し冷静に考えるべきだ。
守屋前次官が防衛庁の倫理規定に触れ、また山田洋行との関係がいかがかと言うなら、防衛庁なり捜査機関がきちんとした判断をし、法律に基づいて処理されれば良い。新法とは別の次元ではないか。
5年前、私も証人喚問を受けた。1.俗にムネオハウスと言われた友好の家入札問題等北方支援について、1.ケニアのソンドゥミリウダム等対アフリカODAについて、1.ジョン・ムウェテ・ムルアカの旅券、身分についての3点で、平成14年3月11日、証人喚問を受けた。今、私は騒がれたムネオハウスでもケニアのソンドゥミリウダムでも事件になっておらず、裁判をしていない。あの時も何でも鈴木、悪いのは鈴木といった世論が作られ、結果的に国策捜査へと進んでいった。
検察は自分のシナリオ、ストーリーに沿って事件を組み立てていく。「権力を背景にやっていますから、国策捜査と言われたらその通りです」と平然と取り調べの検事は言ったものだ。
守屋前次官の問題点は問題点として、新法の議論は議論としてきちんと整理するのが公平、公正ではないか。私の経験から、今の一方的な流れを危惧きぐするものである。
守屋前次官の問題より、薬害肝炎に関して、血液製剤「フィブリノゲン」投与によりC型肝炎に感染した418人分のリストが放置されていた方がもっともっと大問題ではないか。命に関わることである。製薬会社は197人の氏名を把握していたという。個人情報を考慮して告知しなかったと言うが、それが治療の遅延、症状の悪化につながることをなぜ考えなかったのか。人間的ではない。
厚生労働省は何をしていたのか。個人情報の載った資料が引き継がれていなかった責任をどう受け止めるのか。憤りを感じる。
個人の特定につながる情報はないと言ってきた国の責任も極めて重い。テロ特措法より、こうした命に関わる問題をきちんとしっかりやるのが第一ではないか。政治が問われているとしみじみ思うものである。
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本日提出した質問主意書2件
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№74 我が国のミャンマーに対する制裁に関する質問主意書
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№75 金正男氏来日時の外務省及び外務大臣の対応に関する再質問主意書
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本日受領した政府答弁書5件
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№56 金正男氏来日時の外務省及び外務大臣の対応に関する質問主意書
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№57 ロシア人漁師による密入国に関する質問主意書
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№58 北方領土問題についてのロシア外相の認識に関する質問主意書
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№59 時津風部屋力士急死問題についての愛知県警の初動捜査に関する質問主意書
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№60 死刑制度を取り巻く状況と死刑制度に対する政府の認識に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
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新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
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