日本の隠された古代史を解く鍵は「秋の七草」の花の名前に隠されていたのですが、さらに「鳥」の名前に
も隠されている事が判ってきました。「鶉」を詠んだ歌は万葉集にありますが、『古事記』の歌謡にも詠まれ
ています。
ももしきの 大宮人は 鶉鳥 領巾(ひれ)とりかけて 鶺鴒(まなばしら) 尾行き合へ 庭雀
うずすまり居て 今日もかも 酒みづくらし 高光る 日の宮人 事の 語り事も 是をば (102 . . . 本文を読む
藤原定家の詠花鳥和歌九月の取り合わせ「薄と鶉(うずら・旧かな表記はうづら)」の薄はこれまでの謎解きの経験から
薄=茅=伽耶を連想させるものと思うが、鶉は古来どのように見られていたかを検索してみました。
鶉はユーラシアとアフリカに分布するキジ目キジ科の鳥。
肉は白く淡白で特有な風味がある。日本では高級な料理とされ、朝廷や武家の礼式の場合にたれをつけて焼いた鶉に羽や尾 を添え飛び立つよ . . . 本文を読む
新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事
大伴家持
まっさらな年の初めを白い雪で清められた気分でスタートさせるお正月。
われわれ日本人が万葉の昔から抱きつづけてきた心情は今も健在のようで、どの家も街路までも一年中で最も美しく調えられ元旦の朝を迎える風習はすがすがしいものですね。
私のブログも新年を迎えリニューアルしま . . . 本文を読む