言葉のかけら

エルヴィスのレパートリーを日本人の視点から読み取る訳詞プロジェクト「言葉のかけら」

6月の発売に向け、エルヴィスのツアー最終公演が録音された (3/5)

2016-01-25 20:00:00 | ライナーノーツ翻訳

 昨晩、5度目の満員札止めとなる観客に向き合う前のコロシアムで、エルヴィスは
「おい、俺はこのレコーディング・セッションに準備万端だ」と語り、続けてこう話した。
 「先週土曜日の最初の(メンフィス)公演では少し心配もあったが、観客は私を大いに驚かせてくれた。彼らはとても素晴らしく、私はありがたく思った」。
 プレスリーと彼のレコード・プロデューサーであるフェルトン・ジャービスは、ヒューストン・アストロドームやその他の都市での公演をレコーディングするかどうか、議論があったことも明かした。
 エルヴィスは言った。「でも、自分の故郷メンフィスでライブ・セッションを録音したかったんだ。何といっても、そこが自分のすべての出発点だったんだから」。

 The Commercial Appeal (Thursday Morning March 21, 1974)
 Elvis' Finale Taped For Release In June (by James Kingsley)
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Elvis Recorded Live On Stage In Memphis (Legacy Edition)
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3 コメント

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以前の「かけら」 (バークレー)
2016-01-26 22:05:41
前回の「マイクロフォン」のエピソードから
「おい、俺はこのレコーディング・セッションに準備万端だ」あたりまでは、
FTD「Forty Eight Hours To Memphis」のものと重なっていますね
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ライブ・レコーディング (エルヴィスママ)
2016-01-27 21:19:27
以前の「かけら」で、ライブ・レコーディングを計画したのは大佐かエルヴィスか、
ということを話題にしましたが、この部分を読んで、

 大佐が計画し、エルヴィスがレコーディング場所としてメンフィスを主張した

ということかな、と思いました。
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あっちゃこっちゃとくちきいて (バークレー)
2016-01-28 01:24:41
「エルヴィスはスタジオを避け、大佐が賭博絡みの借金を抱え・・」って時期で
大佐がRCAと話をつけるとなれば、そのように考えるのが良さそうですね (← Second Penguin)
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