おととし、チョンジュ(清州 청주) というところで行われた
大会に行ったときの話です。
自分達の競技が終わり、のんびり観戦していたのですが
プロラテンのファイナルのとき・・・
なぜか妙に目がいってしまうカップルがいました。
他の選手を見ようと思っても、磁石のように目がそっちに
いってしまう。醸し出す雰囲気が、他の選手とはまったく
違って見えたのです。
「すごい!」
オーラって、見えるんですね。
私は思い込みは強い方ですが、一目ぼれとかはしません。
(けっこう疑い深い性格なので・・・笑)
しかし、このときはまさに一目ぼれ状態。
熱視線が伝わったのか、チャチャのとき男性が
こっちを見てバチっとウィンクをしてくれました(*^^*)
実際には自分にしてくれたわけじゃないんでしょーけどね(^^;)
「私、これからあのカップルのファンになる!!!*^ㅂ^*」
とファン宣言!
タクさん 「へ???」
会場はおおいに盛り上がり、大声援の中ジャイブが終わりました。
そして主催者からアナウンスが。
「みなさんにお伝えしなければならないことがあります。
本日の競技をもって、〇〇組は引退します・・・・」
ファンになると宣言した、その選手だったのです。
タクさんは、そのとき、私の頭の上で「ガーン」という音が
聞こえたそうです(^^;)
会場がかなりざわめいたのを見ると、限られた人しか
知らされていなかった模様。
割れんばかりの、惜しみない拍手。
パートナーの女性が泣いてました。
もうこの人達の踊りは見られないんだな。
はじまる前に終わった感じで、残念でしたねー。
アナウンスが続きます。
「これまでの多大な活躍に敬意を表して、〇〇組の背番号は
永久欠番とします・・・・・」
タクさん 「すげーなー、永久欠番だってよ」
団体のために尽力、活躍した選手だったとあとで知りました。
それにしても。
やっぱり気持ちって伝わるんだな。
あのただならぬ迫力は、これだったんだ。
オナーダンスのジャイブを踊った後の、爽やかな笑顔。
鮮烈でしたね。
そしてその人が・・・・・
この間の審査員として来ていたのです!!
こーして見ると、フツーの青年なんですけどね(^^;)
恥ずかしいから、前に行かないようにしようね!
とタクさんと打ち合わせたのに、ルーティンの関係上
すぐにそっちの方にいっちゃうんです(汗)
ま、なにも恥ずかしがることはないんですけどね。
(^^;)
おわりです。