歌ひめレシピと、時々デルタ。

当初の予定から脱線中。デルタとつぶやきのコーナーになっていますな。

「ヒコーキ雲」

2007-05-29 | 音楽のこと

「ヒコーキ雲」

ぼくがきみの神様になって
なみだの数だけ笑わせるんだ
いつのまにかぜんぶ消えてしまった
胸のおくにのびたヒコーキ雲

きみは教科書に書いた
そらいろの夢をはにかんで書いた
きみはサヨナラといった
またねと笑って涙をこらえた
いつも見えない愛をさがしたり
見えない恋をまってたり
永遠に時をとめてここにいたいな
ずっと ずっと
ぼくがきみの神様になって 
なみだの数だけ笑わせるんだ
いつのまにかぜんぶ消えてしまった
胸のおくに伸びたヒコーキ雲

きみは夕焼けの影と
楽しげにおどって明日をちかった
きみはサヨナラといった
またねとうつむき唇むすんだ
いつも見えない愛をさがしたり
見えない恋をまってたり
永遠に時をとめてここにいたいな
ずっと ずっと
ぼくがきみの神様になって
なみだの数だけ笑わせるんだ
いつのまにかぜんぶ消えてしまった
胸のおくにのびたヒコーキ雲

きみは心にちかった
まっしろな夢を七色で描いた
きみはゴメンネといった
両手につつんだはなびら落とした
ひとり昨日の愛をさがしたり
昨日の涙こぼしたり
永遠の勇気ほしいな守りたいから
ずっと ずっと ずっと
ぼくがきみの英雄になって
きみのこと傷つけたりしないんだ
終わりまぢかなぼくらの夏を
もういちど抱きしめたいよ

ぼくがきみの神様になって
なみだの数だけ笑わせるんだ
きっといつかぜったいに会えるよ
胸のおくに伸びたヒコーキ雲
きみの大きなヒコーキ雲

(※無断転記禁止)

■少し長いですが、これがぼくの歌ひめ1発目の歌詞です。切なくて、やさしくて、青春のひとつぶ“胸キュン”なロックです! 若いからできること、若いからできないこと。いつも明日に夢見ながら、今日の自分の不甲斐なさにいらいらしていたぼく。でもときどき見かけた青空にビューンと伸びたヒコーキ雲にほんと気持ちがいやされた、スケール感のあるサイコーのグラフィックなんだよね。そしてぼくはいまも、見えない愛や恋を探している大人でいたいのよ、えへへ。

(写真はsozairoom.comからお借りしています)

「デルタ足」

2007-05-27 | クルマ

デルタははじめての4WDだったので、どんなコーナリングをするのか楽しみでした。また運転方法もずいぶん違うのだろうなと思っていたのですが、実際しばらく乗ってみたらトラクションのかかりやすいFFという感じでした。低速コーナーは上手に鼻先をいれてあげないとアンダーが出やすいですが中高速コーナーや最高速チャレンジ(?)は、とても安定しています。車重が1300キロ以上あるからひらりひらりの切り返しは苦手ですが、アクセルを離さない限りスピンしそうもないので安心感があります。最近ようやく欲しかったアラゴスタの車高調を入れることができました。ストリート仕様のものですが標準よりスプリングはやや固くして(f9/r5)みたのですが、町乗りでは固すぎるし箱根ではやわらかすぎるという、やや失敗したかな?という感じです(笑) このサスペンションは人気があるだけにすごくしなやかでコントロール性がいいです。「やばいミスった」という時でも、ぼくレベルの腕でも上手に収束できます。以前はコニ+スパルコでしたが、多分コーナー速度は2割くらい上がったのではないでしょうか。でも欠点もあります、ショートストロークだから上下にうねった路などは車体が路面を離れてジャンプ状態になります。それから減衰ダイアルをある程度締めこんでおかないと伸びが弱い感じで、わりとすぐ底づきします。まあ、上記はぼくのシロウトドライブのインプなのであまり当てにはならないと思いますが、、、。とにかくいいサスはやはり気持ちいいです、車高も簡単に変えることができるので楽しいです。

「聴く人、演る人。」

2007-05-26 | 音楽のこと
最近ブログをはじめたばかりなので、まだまだ勝手がわからないのですが、ここも自分のアクセス数でランキングが見れるようになっています。当然ぼくのブログなど蚊帳の外なのですが、そのランキングの分母は77万以上もある。これはたぶんすべてのブログではないはずだから、いったいどれ位の人がブログを書いているのだろう?そして読む人はどれ位いるのだろうか?もちろん書く人と読む人はお互いの垣根をいったり来たりしているのでしょうが、ひとりひとりが1メディアと考えるとすごい時代が来たなとつくづく思う。さて、音楽も何だかそんな感じになっているような気がする。ぼくは時々ライブハウスなどをのぞくのですが、自分の若い頃などは1晩でせいぜい3~4バンドの出演だったけど最近は10バンドとか平気でブッキングしてるようで、1バンドの持ち時間15~20分なんてことがあるんですね。それだけ出演バンドの数が多くても、客数はそれほどでもなく、出演者のほうが多いなんてことが多々ある。そしてお客が入っていなくても同様なイベントが連日行われている。ということは出演者からのお金でライブハウスは運営されているということ。出演者もライブハウスのお客でもあるわけですね。何だか悲しいなあ。
うちの歌ひめは、ぜひ音楽で売れてほしいです。いや、評価されてほしいな。がんばれよ!俺。
※そろそろレコーディングの準備をはじめました。しかしお金がどんどんなくなるなあ。求むスポンサー(w

「ヴォーカル特訓!!」

2007-05-22 | 音楽のこと

さあ本格的にプロジェクト始動し、彼女の歌を聴いたのだけど彼女の歌い方はカラオケ慣れしすぎていた。
下から上にしゃくりあげるように歌うクセ、語尾をビブラートさせるクセがある。カラオケ好きな人に多いのだけど人にうまく聴かせたいあまりこういう風に歌ってしまうんです。まあ、これがハマル曲なら問題ないのだけれど、今回の曲はだめなんです。さあ、特訓開始。ぼくらはリバーブもすべて落としてしまうので、声はハダカになってかなり歌いづらいようだ。ピッチ、ブレスタイミング、メロディ、この基本部分だけでも全部NG。何もかも否定されてしまい、多少歌に自信があった彼女はだいぶ落ち込んでしまった(ごめんね!でもぼくらもやるからには最高のものを作りたいのよ)、でも彼女の素質は悪くなく飲み込みもけっこう良い。自分なりのふしぎな譜面をつくり一生懸命書き込んでいる、あはは。 実はぼくらは彼女が通常うたう声域よりかなり上、彼女の声がいちばん気持ちよく聞こえる音域で曲のキーを決めてしまっている。だから本人は相当つらいんです。そして今回の3曲のうち2曲はプロが歌っても難易度が高いはずで、音のジャンプが多かったり、ブレスが難しいんです。16ビートの食いも多様しているし(笑) でもちょっと驚いたのは、彼女がその16に上手くのってこれるんです(驚)。やっぱり今どきの子なんだよな~、いろんなタイプの曲を小さなころから聴いているからなんだろうな、ぼくなんか典型的な盆踊り日本人だから16ビートにはすごい苦労したからなあ(しみじみ)

「エンジン満載」

2007-05-20 | クルマ

これがぼくのデルタのエンジンルームです。四畳半一間の楽しい我が家という感じです。このクルマのことを知っている人なら、ぼくの愛の注ぎ方が分っていただけると思います(照) チマチマと低コストでいじっていますが、オリジナルアイディアはエキマニの遮熱板、単にアルミ板を曲げて適当に作ったものですが、雨水がエキパイにかかるのを防ぐと同時に電動ファンの風を上手く整流してくれるようで水温がけっこう安定します。デルタは水温が上がりやすい傾向にありますがノーマルラジエター、ノーマルファンで夏場の富士フルコースでも何とか大丈夫。ナンバープレートを外し、ボンネットダクトを全開にすれば水温(100未満)、油温(110未満)ともぎりセーフです。オイルはずっとレッドラインを使っていましたが最近は日産純正GTR用を使っています。フィーリングはいいし、ブン回しても減りが少ないようです(安いし) あ、そうだ、サーキットの時はラジエターに真水とウォーターウェッターで望んでいます。
デルタは壊れやすいと有名ですが、ぼくのは一巡して落ち着いたのか最近は風邪ひとつひかない健康体です。できるだけ乗ってあげることと油脂交換を早めにすること、シリコンスプレーをいろんな所に吹き付けて湿気を遮断することで随分違うような気がしています。

「ロックンロール!!!」

2007-05-19 | 音楽のこと
ロックンロールは生き方だ! とつくづく思う。上にでも下にでもいいからころがりつづけること、人生を懸命に生き抜くことが大事なんだとぼくは自分に言いつづけている。長い人生ぼくにもいろいろあったしこれからもあるだろうし、どれだけ楽しめるかが自分の人生価値としている。(固っ!) だから彼女と出会い、様々な話をして、彼女の生き方を知り「なぜ、彼女の歌をつくりたくなったのか」がすごく明確になった。この娘はあたり前の人生路を歩いてきていない。詳しいことはひかえるけど、そんな境遇で「なぜ君は、そんなにまぶしいの?」。前へ前へ進もうとする彼女のパワーは例えようもなく気持ちよく、そして切ない。でも、ぼくは彼女に手をさしのべたいなんておごった気持ちはない。自分が楽しいからやる、ぼくも学び、進みたいたいからやりたいんです。そのパワーをぼくにもください!という感じですか!
そんなことから曲のコンセプト(キャラ)もストンと決まったのです。楽曲制作はどうしようか本当に迷ったのですが「プロペラ」のヨーヘーくんに頼むことにした。それでこれが大正解!!!1週間後、彼がデモで持ち込んでくれた4曲はどれもサイコーに良かった、ぼくの想像以上に良かった。ドーしよう(笑) だから当初は1~2曲と考えていたのですが頑張って3曲入りにすることに。さあ、ここからがまた大変だぞ! 
プロペラってものすごくいいバンドなのでぜひ聴いて欲しいです→ http://www.propeller.jp/disco.htm

「上質音楽のつくりかた」

2007-05-18 | 音楽のこと

いい音楽の定義はむつかしい、切り口によっていろいろあるだろうし、受けとり方でも違うだろうし。さて、とりあえず今回のぼくは、あまり難しいことは考えないようにして、ひたすら自分の満足度を重視することにした。だって専門じゃないからね。じゃ、その満足度とは何かというと、「ぼくも歌いたくなっちゃう曲を、ぼくの好きな女の子が歌っちゃう」です。もちろんヒットしてもらいたいし、彼女も有名になってもらいたいし、音質にもこだわりたいし、みんなでお金持ちにもなりたいし、、、、、といろいろな欲は100コ位すぐに言えるのだけど、いちばんは、やはり、「ぼくの満足度」にした。(いいよね?)
だから、手伝ってくれるスタッフに最初に説明したことは「オレの好きな女の子が、ちょっと胸キュンとなるロックを歌うんだよ~」これだけ。わかりやすいような、わかりにくいような設定でしたね、、、ごめんなさい。でもその後、好きなタイプの女の子の話でオヤジたちは延々と盛り上がったから、ヨシとする!(笑)
仕事では、いつもマーケティングからの発想が多く、ターゲットゾーンとか、時代感とか、割と自分の意見(感覚)というよりもいろいろな要素の平均値をとっていくことが多いのですが、それが正解なのかいつも疑問に思っています。特に音楽などは時代を写すものであり、流行とは切り離せないものですよね。時々「売れ線の曲を作りました」なんて話を耳にするけど、そんな音楽は本当にあるのかな。
売れっ子の音楽プロデューサーは確かにいて何十曲もヒットを飛ばしているけど、彼等はきっと売れ線の曲を狙っているんじゃなくて、自分の好きな曲を作っていて、それが上手に時代に合っているんじゃないかというのがぼくの意見。というかそういう気持ちで音楽は創られてほしいなと思います。(またまた青くさいですね)
ぼくは音楽業界の人間ではないから業界の常識がない分、どんどん自由にできるはずだからこれを何とかメリットにつなげていけたらいいなと思う。なーんて偉そうにいっちゃってるけどデメリットのほうが多いような、、、がんばろうっと。


「ランチアデルタという名のチューンドカー」

2007-05-17 | クルマ
今日は音楽の話ではなく、ぼくの愛車ランチアデルタの話をします。このクルマに乗り始めて4年くらいたちます。WRC6連覇の世界的名車ですが、ぼくにとってそのことはあまり重要ではなくて、このクルマのチューニングカーの香りが大好きなんです。若かりし頃ぼくはゼロヨンに燃えてていわゆる違法改造車で爆走していました(イタタ)。少しでもクルマを速くしたい、カッコよくしたいがために理解されるはずない大金をそそぎこみ迷宮のラビリンスをさまよいつづけたのです(笑)
走る~壊れる~直す~走る~壊れる、、、、、なんでこんなことをしているのか自問自答しながらも楽しくてやめられないという、ほんと麻薬と同じです~。実際大人になってもやはり好きな物はそんなに変わらないし、相変わらず壊れては直してをやっているんだから始末におえないですね。でもその頃と少し変わったことは、自分の技量やおサイフの範囲内で楽しめるようになったということです。デルタは大して速いクルマではないのですが、頑張って走るとそこそこ気持ちよく走れて峠道ならあまり負けない、丁度いいクルマなんです。なにより小さなボディにむりやりのツインカムEg、ターボ、4WDとあぶない改造車の香りがプンプンなのがいいし、内装がアルカンタラというゴージャスさも、チンチラ張りの暴走族とかぶるし(笑)
移動手段としてのクルマではなくて、ドライブするためのクルマ。乗り心地が少々悪くて、ときどき故障しゃちゃっても憎めない車、できるだけ長く乗りたいと思っています。

「であい」

2007-05-16 | 音楽のこと
3月初旬、ぼくは仕事で静岡に来ていた。そこは中心部から少し離れたところで、めずらしく仕事が早くかたずいたので、スタッフと町にくりだし旨い魚を食べ、ビールをのんだのんだ(w.
若い衆が「まっちもさ~ん、女の子がいる店にいきましょ~よ、いーじゃないすかぁ、この野郎」とからんできたので(しぶしぶ?)駅前に数軒ある内の1軒にはいりました。そこは、東京のそのての店にくらべたら、かなり質素な内装な店で(まあ値段も安いし)。で、他愛もないバカ話をしつつ女の子をからかったりして、まあいつもの感じで飲んでいたのですが、3人目だったかな、その娘がぼくのとなりに座った。やる気がない適当な酒の作り方をしていたので、はじめは流していたのだけれど、しばらくしたら馴染んで話のトーンも噛み合ってきた。といっても、底の浅い話しをちまちましてたんだけれど、その中で「いまいちばん欲しいものって何?」という実におやじくさい質問をしてみたら、「相手の気持ちがわかるようになりたいな」「言われる前に気がつく人になりたいな」と、まじめな顔でハッキリと答えたのです。
これにはオヨヨとなった。
こういう場で働く19才の女の子があまりいうことじゃないし、酔ったぼくに何でこんなこと言うの?そこでがぜん興味が湧きまして。良く見たら、顔もかわいい(やや広末似か?) これはなんだか気分がはずんできちゃったなと(笑)また、歌が大好きですなんて話しがでて、周りの女の子も誉めるので、ぼくは半ば冗談で「じゃあ、ちょっと歌ってよ」と言ってみたら、まったく迷いなくすぐその場で歌いはじめたのです。「おお、こんな場所で!しかも大声(笑)」普通なら、いやちょっとここじゃ~なんて言うじゃないですか。まあ、その時はぼくも酔っていたから歌の良否は良く分からなかったのだけど、この娘がとても気にいったのです。

ぜったい、ふしぎちゃんかスターのどっちかだよね!!

やっぱり音楽はいい。

2007-05-15 | 音楽のこと
昔、音楽プロモートの仕事をしていたことがあります。主にロック系の人たちのコンサート手配やその宣伝関係などを行っていたのですが、一日24時間中の15~20時間位が勤務時間でした、はは。(ちなみに、日曜もなかなか休めない日々を続けると、今日が何曜日かまったく分からなくなるんですよね)
音楽漬けの毎日は、それは刺激的で今まで雑誌やテレビでみてた人が目の前にいるということだけで、すごく幸せでした。でもそんな生活も1年続けてみると、新鮮な感動はどんどん希薄になり、
逆に「どうすれば面倒くさくないか」とか「どうすれば早く帰れるか」なんて考えるようになって、アーティストの名曲もツアーを一緒に廻り、リハーサルと本番を含め何百回と聴きますから、
全く感動しなくなっちゃって、音楽不感症になりそうになりぼくはこの仕事を止めました。
いま思っても青くさい奴です(笑) おかげさんでその後は、友と音楽を聴いたり作ったりすることができてますから、不感症にはならなかったようですが。
そして時はずいぶん経ちましたが、いま、ぼくはすごく本気で曲をつくりはじめています。真剣に音楽と向き合うことのスリリングさ、忘れかけていた感動を再び!という感じです。ほんとあっという間に時間がたってしまいます。ぼくは今回はプロデューサーだから、音楽制作だけが役割ではなく、むしろそれ以外のことをしなければならないのだけれど、とにかく「音楽を生むこと」はすばらしくいい。まして、今回の女の子はとてもキュートなのでテンションが上がりまくってます!