「ヒコーキ雲」
ぼくがきみの神様になって
なみだの数だけ笑わせるんだ
いつのまにかぜんぶ消えてしまった
胸のおくにのびたヒコーキ雲
きみは教科書に書いた
そらいろの夢をはにかんで書いた
きみはサヨナラといった
またねと笑って涙をこらえた
いつも見えない愛をさがしたり
見えない恋をまってたり
永遠に時をとめてここにいたいな
ずっと ずっと
ぼくがきみの神様になって
なみだの数だけ笑わせるんだ
いつのまにかぜんぶ消えてしまった
胸のおくに伸びたヒコーキ雲
きみは夕焼けの影と
楽しげにおどって明日をちかった
きみはサヨナラといった
またねとうつむき唇むすんだ
いつも見えない愛をさがしたり
見えない恋をまってたり
永遠に時をとめてここにいたいな
ずっと ずっと
ぼくがきみの神様になって
なみだの数だけ笑わせるんだ
いつのまにかぜんぶ消えてしまった
胸のおくにのびたヒコーキ雲
きみは心にちかった
まっしろな夢を七色で描いた
きみはゴメンネといった
両手につつんだはなびら落とした
ひとり昨日の愛をさがしたり
昨日の涙こぼしたり
永遠の勇気ほしいな守りたいから
ずっと ずっと ずっと
ぼくがきみの英雄になって
きみのこと傷つけたりしないんだ
終わりまぢかなぼくらの夏を
もういちど抱きしめたいよ
ぼくがきみの神様になって
なみだの数だけ笑わせるんだ
きっといつかぜったいに会えるよ
胸のおくに伸びたヒコーキ雲
きみの大きなヒコーキ雲
(※無断転記禁止)
■少し長いですが、これがぼくの歌ひめ1発目の歌詞です。切なくて、やさしくて、青春のひとつぶ“胸キュン”なロックです! 若いからできること、若いからできないこと。いつも明日に夢見ながら、今日の自分の不甲斐なさにいらいらしていたぼく。でもときどき見かけた青空にビューンと伸びたヒコーキ雲にほんと気持ちがいやされた、スケール感のあるサイコーのグラフィックなんだよね。そしてぼくはいまも、見えない愛や恋を探している大人でいたいのよ、えへへ。
(写真はsozairoom.comからお借りしています)