高知市若草南町にある若草幼稚園は、幼稚園が所有する「すくすくの森」を活用した体験教育をしている事で有名です。
先日、すくすくの森で、焼いもイベントをするということで、若草幼稚園児の乗ったバスの後をついて行きました。
「すくすくの森」がどのような森なのか・・・こどもたちがどんな様子で森で遊ぶのかを、この目で見たかったのです。
はじめは、必ず毎回実施しているようですが、森に入るときの注意事項をみんなで確認していました。
そして、芋が焼ける間に、次ぎに来て芋焼きする組のための、森の中でのマキ集めです。
今日が初日で、年長さん、年中さん、年小さんの3クラスが一組です。この組み合わせで、別のこどもたちが3回に別れて芋焼きに来るそうです。
私が今回感じた、森の中でのこども達は、一言で言うと"意欲に満ちている"と言う事でした。
浮き足立つ事もなく、森の中などでの行動を全員が落ち着いてやっており、自信までも感じました。
長い子は、4年間この森に来ています!とのこと・・・こども達と一緒に、うまい具合に焼きあがった焼いもを、同行した羽迫さんとともにいただきました。
若草幼稚園のすくすくの森へ・・・たくましい園児に驚き
~松原教育長が森のようちえん視察~
(教育長も次長も、子供たちの森での活動にびっくりしていました。)
(園の畑にサツマイモの苗を植え付ける園児たち。)
11月2日に高知県立ふくし交流プラザで行われた、「高知県私立幼稚園PTA大会」の第2部に、北海道のNPO法人ねおす専務理事・宮本英樹さんを招いて「もりのなかでこどもはかがやく」 と題した記念講演会を行いました。
脳生理学を学び、実践に裏打ちされた宮本さんの話は、500人の会場にいた幼稚園教諭や保護者の皆さんの気持ちを引き付けていました。
福島明市議に紹介いただき、「アジロ山自然の森」に関わっている羽迫さんとともに私も講演を聞くことができました。
全国的な盛り上がりの中で、高知市神田の「アジロ山自然の森」をはじめ、県下でも「森のようちえん」に関する取り組みが高まって来ています。
この盛り上がりを一過性のブームに終わらせないで、
森林率84%で全国一を誇る、"森の国・高知"ならではの、「かしこくてたくましいこどもを育てたい」という、親をはじめとする、みんなの共通の願いを実現するための、取り組みの大切な一つとして、「もりのなかでこどもはかがやく」を応援していけたら・・・と考えています。
先進の「若草幼稚園」と連携しながら、高知にふさわしい「森のようちえん」について、今後特集しながら、みんなで考えて行けたら・・・と思っています。
HN:ちるどれん