いよいよWindows XPサポート終了まで100日を切ったが、各企業では買い替えが順調に進んでいるようだ。IDC Japanの調査によると
2013年4月のWindows XP搭載PCは
法人:1419万台(40.3%)
個人:1170万台(27.7%)
2013年12月末のWindows XP搭載PCは
法人:723万台(20.2%)
個人:597万台(14%)
以上のように、9ヶ月間で半減している。しかし、法人向けPCの出荷台数のほとんどを、Windows 7が占めている。
ガートナージャパンの調査によると、法人向けPCの出荷台数の9割以上がWindows 7で、Windows 8搭載PCを購入した場合でも、そのうち95%がWindows 7にダウングレードして利用していることが分かったという。9割以上がWindows 7での運用ということになる。
Windows8が使われない理由はいくつかあるが、最も大きいのが操作環境が大きく変わり、検証にも時間を要し、さらには操作の教育費用の負担や、新たなアプリケーション開発投資が求められるからだろう。私もWindows8の操作感を嫌ってWindows7へ変更したばかりだ。それに、Windows7の方が要求されるハードウェアが低く、Windows8対応PCより安価に入手できる点も見逃せない。
マイクロソフトは、サポート終了までにWindows XP搭載PCが10%程度残ると予想しているようだが、個人向けPCは10%に手が届くところにまで減少してきているが、法人向けPCはちょっと厳しいかも知れない。
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