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日米間に60Tbpsの光海底ケーブル「FASTER」を建設、KDDIやGoogleなど6社

2014-08-12 08:55:11 | スマートフォン

 KDDIや米Googleなど6社は11日、日米間光海底ケーブル「FASTER」の共同建設協定を締結したと発表した。初期設計容量は60Tbpsで、総建設費は約3億ドル。2016年度第1四半期の運用開始を予定している。

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 共同建設協定を締結したのはKDDIとGoogle、中国のChina Mobile International、China Telecom Global、シンガポールのSingTel、マレーシアのGlobal Transitの各社。また、日本電気株式会社(NEC)との間で、システム供給契約を発効した。

 建設する「FASTER」は、日米間を直接結ぶ総延長約9000kmの光海底ケーブル。最新の高品質光ファイバーケーブルとDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing、高密度波長分割多重方式)技術により、世界最大規模の初期設計容量60Tbpsを実現。これにより、スマートフォンやタブレットの普及、LTE網などの高速無線通信の拡充で爆発的に増加している日米間のインターネットトラフィック需要に対応する。

 日本側は、KDDIの千倉第二海底線中継所 (千葉県南房総市) と、南志摩海底線中継所 (三重県志摩市) の2カ所に陸揚げし、冗長化を図るとともに、既存の「Unity」や「SJC」などの光海底ケーブルとシームレスに接続。千倉第二海底線中継所は、津波の影響を受けない海抜約28mの高台に位置する新たな海底ケーブル陸揚局で、米国・アジア方面への国際通信の重要なハブとして機能する。

 

 

 


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