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データ圧縮機能を導入したモバイル向け「Chrome」アップデート

2014-01-16 15:24:40 | スマートフォン

 米Googleは15日、モバイル向けウェブブラウザー「Chrome for Android」および「Chrome for iOS」について、新バージョンへのアップデート発表した。今後数日をかけて段階的にアップデートが提供される。

 新バージョンでは、これまでベータ版で採用してきたデータ圧縮機能を搭載。Googleに設置したデータ圧縮用のプロキシーサーバーを経由し、ウェブページの読み高速化技術「SPDY」を利用するとともに、画像をWebPフォーマットに変換することなどで、データ転送量を最大50%圧縮するとしている。なお、HTTPSを利用しているサイトについては、データ圧縮機能は利用されない。

Chromeproxy404

 データ圧縮機能はAndroid版、iOS版とも利用可能。利用するには、Chromeの「設定」メニューから、「帯域幅の管理」→「データ使用量を節約」をオンにする必要がある。設定画面では、転送量をどの程度圧縮したかをグラフで見ることができる。

Chromeup250

 データ圧縮機能はBlackBerryがBIS(Blackberry Internet Service)でも採用されていたが、データ転送量が減少するのでパケ代の節約にもなるし、3Gの回線でも快適にブラウジングできていたと記憶している。

 このほか、iOS版にはウェブページの翻訳機能を追加。Android版にはウェブサイトのショートカットをホーム画面に作成できる機能を追加されている。


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