ドコモ、4年ぶりの新モデル「らくらくホン8 F-08F」と「らくらくスマートフォン3」を販売

　ドコモは、富士通製・シニア向けの携帯電話「らくらくホン」シリーズの4年ぶりの新機種「らくらくホン8 F-08F」を9月中旬に発売する。7月23日より全国のドコモショップおよびドコモオンラインショップで予約受付を開始した。一方、シニア層向けのAndroidスマートフォン「らくらくスマートフォン3 F-06F」を7月26日に発売する。

　「らくらくホン8 F-08F」は、「らくらくサイト」ボタンを長押しすると、操作方法や料金等についてアドバイサーに無料電話がかけられる新機能を搭載する。その他の機能・スペックは現行モデル「らくらくホン7 F-09B」と同じ仕様。らくらくホンシリーズは、2010年に発売した「らくらくホン7」から実に4年ぶりの新機種発売となる。

メインディスプレイは約3インチ（400×800ドット）、サブディスプレイは約2インチ（240×320ドット）。カメラはメインが810万画素CMOS、インカメラが33万画素CMOS、撮影時のお任せ機能を充実させているほか、保存した写真は、卓上ホルダで充電中に背面ディスプレイにスライドショーとして表示させられる。

　IPX5/8の防水、IP5Xの防塵性能をサポートしている。本体サイズは110×50×15.5mm、重さは123g（予定）。本体カラーは、ゴールドとピンクの2色。

 

　「らくらくスマートフォン3」は、シニア向けAndroid 4.4搭載スマートフォン。ユニークな機能として、写真付きのメッセージが送信されてくると、Webサービスの「らくらくコミュニティ」へ自動保存され、なおかつ「らくらくスマートフォン3」の待受画面上に最新25件が表示される。

　相変わらず、Google Play非対応で、GmailやGoogleマップといったグーグルのサービスも利用できない。その一方で、ドコモのdマーケットから各種アプリが利用できる。なお、クラウド対応のドコモメールも非対応となっている。

　大きさは約137×67×9.9mm、重さは約135g。LTE対応（VoLTE非対応）。防水・防塵（IPX5/8、IP5X準拠）、おサイフケータイ（FeliCaのみ）、赤外線通信、ワンセグ、Wi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。ANT+、フルセグは非対応。チップセットはMSM8926（1.2GHz駆動、クアッドコア）で、メモリは2GB、ストレージは8GB。ボディカラーはレッド、ホワイト、ブラック。