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西欧市場でiPhoneの出荷台数シェアが20%に低下、Samsungは45%に

2013-06-28 10:44:19 | iPhone

 米IDCが現地時間2013年6月25日に公表した西欧のスマートフォン市場調査によると、同年第1四半期(1~3月)の同市場における出荷台数は3160万台となり、前年同期から12%増加した。

 出荷台数をメーカー別に見ると、
1位:Samsung Electronicsが1430万台で前年同期から31%増。シェアは39%から45%に拡大。

2位:Appleは620万台で前年同期比11%減。シェアは25%から20%に低下。

3位:Sony Mobile Communicationsは320万台で前年同期から100%増。シェアは6%から10%に拡大。

4位:LG Electronicsが240万台。前年同期から80%増。シェアは2%から8%に拡大。

5位:Nokiaが160万台。前年同期から30%減。シェアは8%から5%に低下。

上位5社で前年同期から出荷台数が減ったのはAppleとNokiaの2社だった。

 IDCによると西欧でのスマートフォン販売は伸び悩んでいる。これは景気低迷により可処分所得の低下が影響している。一方、スマートフォンの購入について新たな動きが起きている。それは、これまで比較的予算に余裕のある人が高性能、高機能端末のスマートフォンを購入し、市場拡大に寄与してきた。しかし今は、そうしたハイエンド端末に必要性を感じていないフィーチャーフォンの利用者がスマートフォンに買い替えている。その最大の要因は端末価格の低下とIDCは見ている。

 要するに低価格のスマートフォンもラインナップしているSamsungが有利になっているということで、Appleが低価格iPhoneの発売を考えているという噂も、こういった背景があるからだろう。

 このほか、第1四半期におけるスマートフォンの出荷台数シェアをOS別に見ると、Android(69%)、iOS(20%)、Windows Phone(6%)の順となった。Androidは前年同期から14ポイント増、iOSは5ポイント減、Windows Phoneは2ポイント増となった。

 IDCの発表資料はここ(英文)

 


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