ドコモ、Xperia AXの不具合を修正するソフトウェア更新を28日から実施

　昨日もお伝えしたXperia AXの不具合。東京23区で発生しやすいとされている電源が強制的に落ちて、再起動するというもの。当初不具合を解消するソフトウェア更新サービスの提供を12月初旬に行なうということだったが、前倒しにして11月28日18時以降より提供すると発表した。

　Xperia AXは発売開始から順調に販売数を伸ばし、週間の売り上げ台数ではiPhone5を抜いて1位になったばかりだった。そういった時期での不具合発覚で、ドコモとしても緊急の対応を行なったようだ。

　更新は自動更新には非対応で、ユーザー自身で手動更新する必要がある。 更新方法は

ホーム画面→「メニュー」→「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」によって更新します。

　パソコン接続による方法は

「PC コンパニオン（PC Companion）」を利用して、ソフトウェアの更新を行う。あらかじめ使っているパソコンに「PC コンパニオン（PC Companion）」をインストールする必要がある。

　現状での回避策は、データ通信機能をオフにし、Wi-Fiでのみ通信する。不具合の端末がスマートフォンであるため、データ通信を切ることに抵抗があるが、電源断と再起動を繰り返すことはなくなるため、特定エリアであっても音声通話は利用できる。

　更新前のビルド番号は「9.0.G.0.238」、更新後のビルド番号は「9.0.G.0.247」となる。ビルド番号は「設定」の「端末情報」にある「ビルド番号」で確認できる。 更新されると、再起動する不具合が修正されるほか、タッチパネルの一部が反応しない場合があるという不具合についても修正される。また、不具合修正とは別に、端末には「Playブックス」アプリが追加される。