auから発売しているiPhone5は、高速通信「LTE」に対応しているのがウリだが、その「LTE」の広告で、iPhone5に対応するエリアを実際より広く表示したとして、消費者庁は21日、KDDIに対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出した。
同庁によると、同社は2012年9月~12月末、ホームページや製品カタログで、iPhone5を含むLTE対応スマートフォン(多機能携帯電話)について、下り毎秒75メガビットの通信速度のエリアが2013年3月末に人口カバー率で63%になると記載していた。
しかし、実際にはiPhone5に対応した「LTE」のエリアを実際は96%まで拡大する計画はなく、同時点の人口カバー率は14%にとどまった。東京23区では全くカバーされず、大阪や名古屋の中心部でもほぼカバーされていなかった。
同社は、カタログなどの誤記に気付いた後、修正して社告を掲載したが、同庁は「一般消費者への誤認が排除できていない」として、措置命令に踏み切った。
誤記??? ちょっとこれは確信犯じゃないですか! これはかなり悪質です。当時、ネットでも「都心部でのiPhone5(au)のLTEは速い」という記事をよく目にしましたが、あれはヤラセだったのか?東京23区が全くカバーされていなかったなんてね!
しかも、いまだにauのホームページ上で、iPhone5用の「4GLTE」のエリア表示がわかりづらいですね、
「東京都東京23区千代田区一ツ橋1丁目」
みたいな、住所の一覧でしか表示されないです。地図による表示がありません。一体どうしちゃったの、KDDIさん?
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