NTTドコモは、公衆無線LANサービスとして「Mzone」を提供しているが、他社のサービスでは簡単に接続できるような「自動接続ツール」が提供されていたり、接続アプリが全自動ログイン機能を備えていたりと便利であるが、ドコモだけはそれらの提供がなく、ユーザーが手動でSSIDやWEPキーを設定した上で、Mzoneのアクセスポイントに接続してWebブラウザーでログイン処理を行う必要があった。(例外的にシャープ製の一部端末では、シャープが自動ログイン用アプリをプリインストールしている。またBlackBerryやWindows Mobile端末では、自動ログインが可能となっている。) 私のBlackBerryはMzone内に入ると自動的に接続してくれる。それが当たり前だと思っていたのだが・・・・
2012年1月31日から、「Mzone」(ドコモ公衆無線LANサービス)への接続とログインを簡単なボタン操作で可能にするAndroid用アプリ「docomo Wi-Fi簡単接続」の配布を始めた。Androidマーケットまたは同社のポータルサイト「dメニュー」などから無料で入手できる。 このアプリをインストールすると、MzoneのSSIDが自動的に設定され、ユーザーが手動でSSIDを登録する必要がなくなる。また、初期設定でユーザーIDとパスワードを設定しておけば、以降はログイン時のユーザーID/パスワードの入力が不要になる。
同アプリはホーム画面に配置するウィジェット形式のアプリになっている。Mzoneのアクセスポイント付近において電波を検知している際に、ウィジェットのボタン
を押すだけでMzoneへのログイン処理ができる。ウィジェットのボタンには、zoneの電波強度とログイン/ログアウトの状態が常時表示される。このほか、現在地周辺にあるMzoneのアクセスポイントを検索し地図上に表示する機能なども備えている。しかし、今回提供のこのアプリは全自動ログイン機能は備えておらず、必ずユーザーがボタンを押してログインする半自動ログインの仕組みを採用している。 この件に関してドコモは「電波強度が弱いなど、通信状態の悪い場所でユーザーの意図に反してMzoneに接続してしまうのを防ぐため、あえて全自動ログインとしなかった。ユーザーが電波強度を確認してから接続できるようにした」と説明している。
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