NECは、法人向けに、セキュリティ機能を標準搭載したAndroidタブレット「LaVie Tab S(ラヴィ・タブ・エス)ビジネス向けモデル」をを発売した。外出先での紛失対策としてデータハッキングを防止する暗号化機能や、業務に必要なアプリのみをインストール・使用可能とする機能などのセキュリティ機能を重視しているのが特徴。
また、新製品は用途に合わせたカスタマイズを提供するタブレットソリューション「NEC Solution Tablets」の対応機種であり、出荷時に様々な用途向けの専用端末として提供可能。
希望小売価格(税別)は無線LANモデルが4万6300円、LTEモデルが5万5000円。11月下旬~12月下旬出荷予定。
LaVie Tab Sビジネス向けモデルは、解像度1920×1200ドットの8型IPS液晶ディスプレイを搭載。プロセッサーはインテルのAtom Z3745(1.33GHz、4コア)、システムメモリーは2GB、内蔵ストレージは16GB。microSDXC対応のメモリーカードスロットも搭載する。なお、Androidのバージョンは4.4。
無線LANはIEEE 802.11b/g/nに準拠。これに加え、LTEモデルではモバイルデータ通信をサポートする。対応バンドはLTEが1/3/8/19、3Gが900/2100MHz。SIMロックフリーモデルとして提供される。
このほか、800万画素アウトカメラ(オートフォーカス対応)、160万画素インカメラ、Bluetooth、GPS、加速度センサーを搭載する。近接センサーはLTEモデルのみの対応となる。
本体サイズは123.8×209.8×7.9mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は無線LANモデルが約305g、LTEモデルが約310g。バッテリー容量は4290mAhで、約8時間のウェブ閲覧が可能。