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子供のころによく見ていたテレビドラマ「スパイ大作戦」、その冒頭でリーダが「当局」からの指令を受ける、小型のオープンリールテープレコーダを再生することで、指令を聞くわけだが、指令の最後に「なお、このテープは自動的に消滅する」といって煙が上がる。毎回お決まりのセリフは、日本のテレビドラマ「水戸黄門」の最後に「こちら、天下の副将軍・・・・」と同じですね。毎回同じなのに聞くとワクワクするから不思議ですよね!
ひと昔前なら、再生すると消滅してしまうテープですが、現代では、指定された日時になると内容が消滅するUSBメモリが発売されます(9月上旬に発売)。
データは、OSから見えない領域(通常のUSBメモリとして利用できる領域も用意)に保存されるため、閲覧するには添付される専用エクスプローラー「EasyDiskTimer」が必要。PCへのデータコピーや印刷、データ編集が行えないようになっている。データの保存方法は、あらかじめ設定されている指定時間・日数別のフォルダーにドラッグ&ドロップするだけの簡単操作。保管時間・日数は24/48/72時間、1/2週間、1/3/6カ月、1年ごとに設定することが可能。対応ファイルはPDF形式のみ。
オプションとして、同社が提供するAES 128bitファイル暗号化ソフト「QuickSecureAES」をダウンロードして利用することが可能。ドラッグ&ドロップ操作でファイルの暗号化、復元、削除ができる。
このほか、Pro版として、本体にパスワード認証用ボタンを搭載したUSB 2.0対応の「ED-HB16G-TE」を発売する。PCに挿す前にボタンによるパスワードの認証が可能で、データ保存領域に書き込まれるデータはAES 256bitで自動暗号化を施す。フラッシュメモリをはがして別基板に載せてもデータを閲覧できないとしている。容量は16GB。
データの閲覧には専用エクスプローラー「EasyDiskTimerPro」が必要。PDF文書のほか、Microsoft Office文書、画像ファイル(JPEG形式)にも対応する。ログ収集機能も備えており、管理者はエクスプローラー内に保存されたファイルのアクセス、削除履歴を確認できる。
本体の大きさは約20.0×80.0×10.5mm(幅×奥行×高さ)、重さは約37g。アルミキャップを採用し、大型のキーリングを備える。受注生産で、価格は4万5700円(税別)。
プレスリリース
http://www.iodata.jp/news/2016/newprod/usbmemory-te.htm
「EU3-ST-TE」シリーズ
http://www.iodata.jp/product/usbmemory/security/eu3-st-te/
「ED-HB16G-TE」
http://www.iodata.jp/product/usbmemory/security/ed-hb16g-te/
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