ソネットは、プリペイド型のデータ専用SIMカード「Prepaid LTE SIM」を、Peach Aviationが運航する飛行機内で販売する。主に訪日外国人に向けたもので、7月15日以降の関西国際空港到着便が対象となる。価格はPrepaid LTE SIMと同様で、3000円/100MB(30日間)、5000円/500MB(60日間)となる。
「Prepaid LTE SIM」は、NTTドコモのネットワーク(下り最大150Mbps/上り最大50Mbps)を利用できるデータ専用のSIMカード。機内販売の際に客室乗務員から購入したら、ハンコ付きのレシートを持って、関西空港第2ターミナル出発到着ロビー内の売店「アプローズ」で提示、その場でSIMカードが受け取れる。
ユーザーは、購入したSIMカードを端末に装着し、マニュアルに記載された手順に従いAPN設定を行い、Webサイト上でアクティベーション(利用開始手続き)を行うことで、すぐにスマートフォンなど使い慣れた自分の機器を使えます。データ残量の確認や追加チャージが、ユーザー向けWebサイトから利用できる。
同社ではこれまで、関西国際空港内2カ所の自動販売機でPrepaid LTE SIMを販売してきた。おもに訪日外国人のニーズに応える取り組みで、今回から実施する機内販売はさらに利便性を向上させる目的。
総務省の調査によると、訪日外国人の3人に1人がプリペイドSIMの入手を希望しているという。Peach機内では、各座席に日本語・英語・中国語・韓国語で書かれた機内用リーフレットを用意し、各種プランや購入方法などを案内する。
機内用リーフレット(日本到着前に通信手段を手軽に検討・確保できます)
日系航空会社の機内においてSIMの販売をするのは初ということだが、機内でSIMを渡されないのはちょっと残念な気がします。
■販売・購入方法:
Step1: 機内販売の際に客室乗務員から購入。(100MB・500MBの2プランから選択)
Step2: ハンコ付きのレシートを持って、関西空港第2ターミナル出発到着ロビー内の売店「アプローズ 第2ターミナルビル店」へ。
Step3: レシートを提示してSIMパッケージを入手。(SIMサイズは店頭で3種類から選べます)