NTTドコモは、日本全国どこでも無線LAN機器を使えるようにする社会実験「日本Wi-Fi化計画」を進めようとしています。
2010年12月3日（金）から、「日本Wi-Fi化計画」の第1弾として、東京無線協同組合との提携により約820台のタクシーにモバイルWi-Fiルーターを搭載しての運行を開始しました（都内２３区）。これは交通機関にモバイルWi-Fiルーターを搭載してNTTドコモのFOMAネットワークのエリアの広さと通信品質、さらにモバイルWi-Fiルーターの利便性をより多くのユーザーに体感してもらうことを目的としたもので、通信料金は無料とされています。期間は2011年3月31日までで、4月以降も運用するかは未定。
Wi-Fi搭載タクシーには「このタクシーでWi-Fiが使えます！」と記された赤いステッカーが後部座席の窓に貼ってある。
Wi-Fi搭載の目印、赤いステッカー
モバイルWi-Fiルーター（BF-01B）は助手席の後方に設置されており、ルーターのIDとパスワードは車内のリーフレットから確認できる。BF-01Bはシガーソケットで常時充電されているので、運行中にバッテリーが切れることはない。
助手席の後ろにBF-01Bとリーフレットがある
Wi-Fi搭載タクシーの運行開始を記念して、東京無線協同組合の代々木自動車で出発イベントを開催。日本Wi-Fi化計画のキャンペーンガール「ツナガール」が登場した。
藤本美貴、佐々木もよこ、神谷美伽、藤井マリナ、堀澤かずみさんの5人
「日本Wi-Fi化計画」のWebサイト」もオープンしている