踏み躙る人の背
思い違いも甚だしい

参議院選挙について思うんだけど

2007-08-04 16:16:32 | Weblog
今回の結果については、好き勝手な法律を押し通して格差を広げる、いつ消費税アップを行うかもわからないという自民党・公明党が勝つとは思ってなかったから、特に不満はないのだが、今回の選挙は「選挙運動の方法」というのに不満。


街中では選挙運動なんかほとんど見なかったよ。ワシがすんでるのが田舎ということもあるんだけど。市内では地方区立候補者のポスター貼ってるだけ。

選挙カーは政党のがたまに走ってるだけ。それ以外は、民主党の立候補者からはがきが届いた。

直接、出会った選挙運動というのはそれだけ。いうなれば、TVマスコミ以外ではすごいシラケタ選挙だった。


マスコミでは「自民党と民主党の対決」などと、最近の国政選挙と同じくイベント的に盛り上げてた。そして、小沢は「負ければ去る」「これが最後のチャンス」などとドラマ的に盛り上げていた。今から考えると、これはある意味、有権者に対しての脅迫だよ。

民主党のTV-CMもしつこかったね。今回の選挙で思ったこと。民主党はカネ持ってんだな。


ただ、マスコミで盛り上げようとする選挙には不満。マスコミは中立的立場の存在じゃないんだぞ。民間のマスコミは企業からカネもらって食ってる存在なんだぞ・・・。そんなのが盛り上げるということは、世論操作も簡単にできるということ。つまり、カネさえあれば何でもできるということ。NHKについても完全な中立とはいえない。

たぶん、日本という国家組織はマスコミ利用の選挙でイギリス、アメリカの真似して保守2大政党に近い国にするつもりなのだろう。そして、数年後にはそうなるのだろう。

財界がそれを希望してるようだから。カネ持ちが希望する方向に政治というのは動くものだから・・・。


2大保守政党制のつまらないところは、選択肢少ないこと。そんな選挙には興味ない。棄権して昼寝でもしてますか。開票速報のときは、レンタルビデオでも見てますか。