木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
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故意の三振

2006-07-23 11:30:23 | Weblog
今日の朝刊に小さな記事で載っていた。高校野球の秋田大会で、わざと空振り三振するなど自分からアウトになる行為があったという。

その訳は、12対1でリードしているチームが、雨で試合が中止・不成立にならないよう、早く試合を進めたかったから、ということだ。「フェアプレイの精神に反する」ということで、県高野連が始末書を求めるという。

ここで解らないのは、「故意にフォアボールを与えること」は構わないのに「故意に三振すること」が問題であるという見方だ。それこそ“フェアでない”ように思う。

プロ野球では、似たようなことはなかったのだろうか(八百長は除く)? 試合の制限時間(それ以上は延長しないという時間)近くなった時に時間稼ぎをするというような行為は、しばしばあったように思うが、早く進めるための故意のアウトはどうなのだろう

サッカーでは、時間稼ぎ(遅延行為)は厳しく警告<イエローカード>の対象とされるが、野球の場合は時間に関しては“大らか”なのではないか(この場合は、“利敵行為”と言った方が正しいのかもしれないが、結果として勝利をものにする目的だから、ありうると思う)。

#そう言えば、サッカーでも守備放棄で相手にゴールさせた試合があったように思う。あれは罰を受けたんだっけ? 忘れてしまった