ウチごはん&ソトごはん

今日なに食べた?

【天栄村殺人事件(未遂)】(2)まさかの高速道路閉鎖と峠攻め

2009-10-10 02:06:22 | 旅行記
どうも、カンザワです。


【天栄村殺人事件(未遂)】(1)
の続き。




9月8日、天栄村を目指して荻窪を出発した我々。

思いのほか都内をスムーズに横切り、

「私、悪いけどちょっと寝るね~」

1時間しか寝てなかったカンザワ、
助手席のシートを倒してまどろんでいたのだが、

「あれ…なんか景色の雰囲気変わった?
 ここって東京なの?」

思わず起き上がり、窓からキョロキョロ見渡すと、
電柱の看板に和光市とある。

荻窪から意外に近いのね、と新たな発見。


東北自動車道に乗ったら、あとはぶーんと白河ICまで行くだけ。

…のはずであったのだが。



助手席で眠ったり起きたりしているうちに、黒磯SA到着。

ここから先は、那須IC、白河ICと、あともう一息だ。


なんか軽く食べようか…と相談していたときだった。


「11時から13時まで黒磯から○○区間、全面通行止めとなります」

館内のアナウンスに、

「はい~?」
「マジかよ~」

時刻は10時45分。

完全に足止め状態となったわけである。


…こんなことなら、あと2時間寝とけばよかった!!

仕方ないのでクルマのなかで爆睡。

イタバシが運転のまま白河ICで東北自動車道を降り、
天栄村を目指したのだった。



ちなみに天栄村があるのは、

天栄村HPのアクセス情報によると、

東北自動車道の

郡山南I.Cからクルマで約30分
須賀川I.Cからクルマで約20分
矢吹I.Cからクルマで約15分
白河I.Cからクルマで約30分

という場所に位置している。

あれ…?

おこぜ氏から送っていただいた地図の指図通りに行ったのだが、
白河のひとつ先、矢吹ICからのほうが近いんじゃん!

と、今これを書きながら気づいた


さて、そうとは知らずに白河ICで降りた我々、

羽鳥湖を目指して37号線をひた走ったのだが…。


長野の山道には慣れている我々ですが、

途中からカーブがすごくて~~~~!!


「イニシャルD」かと思った。

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峠を攻めまくり★


「こんなところに本当にリゾートがあるの?」
「みんな、そんなに運転が上手いのかなぁ?」
「私が運転じゃなくてよかった~~!」


などとひとりで助手席で盛り上がっているうちに、
無事に羽鳥湖に到着。
トイレ休憩をして物産コーナーを眺めるが、
特に買いたいものもなく…。

天栄村の山荘に向かったのだが……



さらに険しく見通しの悪いカーブ!

すれ違うことが不可能な真っ暗なトンネル!!


クラクションを鳴らしながらカーブやトンネルに突入していく★


カンザワ人生で一番すごかった山道、

宮崎県から熊本県への山道体験を思い出した。
(この道、イタバシも私より数年前に体験済みで、
この日の夜、どぶ総帥も体験していることが判明。
3人で盛り上がった★)


あのときも無事にたどり着けるのか、ものすごい不安になったが、

それよりはマシなものの、
運転するだけでヘトヘトじゃん!

私ひとりじゃ、絶対に天栄村にたどり着けないよ!!


「ぎゃー、なんではみだしてくるの?」

へたくそな対向車に騒ぐカンザワに、
イタバシが「ちょっと静かにして」とマジギレモード。

こえええ~~!

カーブも対向車も恐いが、イタバシもコワッ。



しかも最後の最後で迷いに迷い、

やっとのことで山荘に到着。



なんで迷いに迷っていたかというと、実はこの山荘、

トイレもねぇ~
電話もねぇ~
おまけに携帯つながらねぇ~、のだ。

クルマで3分ほど下って、ようやく携帯圏内となる。


おら、こんなとこいやだ~♪
おら、こんなとこいやだ~♪
東京へけえるだぁ~~~♪


ついでにいうと、風呂もありません

ただし、天栄村は「森と湖といで湯の里」だそうで、
温泉はいろいろあるらしい。


そして一足早く到着していた、どぶ総帥とその部下ヨッシイは、
すでに井戸の小屋の工事にとりかかっていたのでした。

なにかの補修をするとは聞いてはいましたが、

補修とかのレベルじゃないじゃん。

本格的な工事じゃん!!

「これを修理するなんて、無茶なのでは?」


あまりにボロボロな惨状は、想像不可能。

ここで諦めてしまったほうが、いいのでは…と思ったが、

途中、すでにホームセンターで資材を購入してしまったらしい。


うう、お疲れさま。


ちなみに写真は翌日の午前中に撮影したもの。


9月8日、カンザワが写真撮影したのは食事後半のシーンだけである。

どんだけ余裕がなかったか…

あらためて、写真の少なさにびっくりしている次第。

しかし、さすがマイペースの先生はちがう。
いや、マイペースというよりも、

このあと、そもそも体力が違いすぎる

ということに気づくことになるのだが…。


「もう3時だから、風呂に行くなら行こうか。温泉、16時30分までだから」

「いや~今朝、シャワー浴びたからいいです」


総帥を残して、我々だけ風呂なんて…入れないす。


それに〆鯖に取り掛からねばならないし。

さてさて!!

では私は夕飯の準備をせねば~と台所へ行くと……


(つづく)