カフェラテを飲みながら想う事

大好きな綾野剛さんのこと、出演作品のことなどを中心に
自己満ブログを更新中。
ファン歴2年のまだまだ新参者です。

映画『怒り』 直人というひと。

2016-09-11 | 怒り



『怒り』CMエモーショナル篇で、見つけた直人。

儚さと透明感がただよう。

突然画面いっぱいに直人のアップが・・・

嬉しくて、そして苦しくなります。



でもでも、とってもカワイイ


映画「怒り」を観てて、
直人の笑顔って、ほとんどないんですよね。
ちょっと、、頬がほころぶ程度。

いつも優馬に寄り添って、、静かにそこを漂っている感じ。

優馬が直人に問いかけたり、求めたりするすべてに対し、
ただただ傍にいて、心で受けとめている。

そんな感じ。


今日配信のMovieWalkerでも、こんなことを仰っていました。


「僕は役を演じる時にはいつも、その人物を“生きよう”とします。
 でも直人は、“生きること”を誇張せず、呼吸するようにそこに存在するということを突き詰めました」

「優馬あっての直人。優馬から見て、僕が生きているように見えればいいと思った。
 自発的に生きるということを捨てたんです。
 優馬が直人に眼差しを向けることが、直人を存在させることになる」



愛する優馬を中心に、直人を作り上げたそうです。

正直、試写会1回目を観たときは、
直人の出番もセリフも少ないし、
直人は綾野さんでなくても良かったんじゃないかと、

ほんの少し、頭をよぎりました。

でもね、2回目観たとき、
直人は、絶対に綾野さんで良かった!

いや、綾野さんでなきゃダメ!

って感じたんですよ(笑)


それは、綾野さんの直人を生きた思いに通じていたんですね。


私達観客のために生きたのではなく、
愛する優馬ただひとりのために、生きた直人。


そこまで潔く、生きることを捨てた綾野さんの役者魂。
あっぱれですww



直人の綾野さん、うなじの美しさに、色気が・・・


優馬の部屋のキッチンに立つ直人

そんなシーンが2度??ほどあるんですけど、(まだ検証できてません笑)
都度、優馬が直人に疑いの言葉を言います。

でも、直人は、静かに淡々とそれに答えるだけ。




「疑ってるんじゃなくて
 信じてんだろ?

 信じてくれて ありがとう」



直人の声、、
甘くて、静かで、、心地よい。

こんなに優しい声の綾野さん、
初めてかもしれません。


この物語は、それぞれ謎の男を“信じる”“疑う”の狭間で
揺れ動く人達の心の葛藤を描いているんだけど、

謎の男たちの方は、みんな“信じる”んですよね。
相手のことを。

守るべきものが少ない人のほうが、
今あるものを正面から受け止める強さを持っているのかもしれません。


もちろん、直人も優馬を心から信じたと思うの。

信じていたからこそ、
自分のことも、優馬は信じてくれていると感じたんじゃないかな(涙)


優馬と直人の暮らし。

短かったけど、初めてできた家族だったんでしょうね。

回想シーンの直人
ちょっとはにかんで、静かに・・・

“前に、一緒に墓入るかって、俺に訊いたろ?
 一緒は無理でも、隣でもいいよな”


儚くて、美しくて

そして、、この役は、果てしない。。。

綾野さんの仰ったとおりの人でした(剛泣)← ^^;



ながなが、、いいたいことを連ねてしまいました。
スミマセンm(__)m

拙い記憶から、映画と相違があるやもしれません。
単なる自己満ブログですので、ご容赦下さいませ。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。