* Miho Sato 美トリートメントレシピ * 『健康肌づくり』いつまでも、お肌を老化させない原点です。

エステシャン歴20年、2万人以上の施術をもとに
サロン現場から「マニュアルにはない綺麗になるコツ」を公開します。

9* ⑦.目元のクマ

2016-02-23 | Miho Sato 美トリートメントレシ
目元のクマ

目元のクマはずぅっととれない、と長期間お悩みの方が多いかと思われます。


改善するためには、身体の内側、皮膚の内側。
そう、内側の問題を解決しないと難しいのです。

その方の原因と長期的に見た改善が必要になります。

見た目から言うと、


①.目の下が「青く」なっているケース

②.まぶた、目の下が「黒く」あるいは「茶色く」なっているケース


クマが出来ている場所でおこっている皮膚の状態は

①.「青いクマ」角質層の下の血管の色です。

主に血流が悪い事が原因です。

なぜ血流が悪くなってしまうのかを原因を知ることが大切です。

目の周りだけではなくて、
・首の後ろ・肩・背中のコリは大丈夫ですか?
・手足が冷えやすくないですか?
・寝不足は?
・栄養バランスは?
・冷たいものばかり食べていませんか?

毎日、寝る前にお風呂にしっかり浸かることをお勧めします。
半身浴も良いのですが、首、肩、背中の場合は
しっかり首まで浸かるようにおすすめしています。

それと、手足、末端の冷えと代謝が悪くむくみやすい方は
お風呂に浸かりながら、足裏のマッサージを

人差し指、中指は目の反射区です。
ただ、目自体ではではなく目の周りの血流なので

代謝を上げる反射区を押したり揉んだりして刺激してください。
かかとの上からつちふまずにかけて辺りです。
冷えている末端の指先をほぐしながら、代謝UPの反射区を刺激するのが
良いと思います。

自分で出来るおすすめのケアまとめは

「湯船で身体を温める」「コリ、末端の冷えをとる」「足裏の反射区刺激で体の内側から代謝を上げる」


②.「茶色、黒いクマ」
こちらは、さまざまな原因が考えられます。

・色素沈着
・皮膚の老化
・目を酷使している、疲れ、ストレス(パソコンなど)
・青クマと同じように代謝が悪い
・目の周りをよく擦る(アトピー、ドライアイなど)

皮膚が黒く見えるのはメラニンが多く出ている状態が考えられます。
皮膚の老化については良い化粧品で毎日のお手入れが必要です。
日常の生活習慣や疲れなどから、血流が悪くなり皮膚に栄養が十分にいかなくなります。
擦ってしまう方は、痒みの原因を解決しないとですね。

自分で出来るおすすめのケアは
毎朝、晩、の栄養を与える化粧品を使う
疲れを溜めこまない。
身体を冷やさないなどです。



下の写真も参考にしてください。





サロンでクマが改善できた施術ケースをいくつかご案内しますね。

クマが出来ている方のほとんどが、肩こり、背中のコリがつらいとおっしゃいます。
実際にみさせていただくと、首の上の方、髪の毛の生え際が異常に固くなっています。
あまりにも凝り固まっている場合は、ストレッチをしながら行います。
この時、固いところをダイレクトに指で一点押ししてしまうと、かえって筋肉を傷めることがあります。
よく、痛いほど効いていると思われている方がいますが、全体的にほぐしてからある程度ほぐれてから一点押しを行った方が良いです。

その次に、こめかみからこめかみの後ろにある側頭筋も凝り固まっている場合が多いので、ここもほぐします。

ここまで丁寧にほぐしてあげると、血流が良くなりじわっと目も潤って頭部が温まってきます。

それと、最近、低周波で目の周りの筋肉を刺激し活性させると
ハリが出てクマも大分改善される事を発見!
低出力でポイントをおさえて行います。
美容外科の先生が発表している文献で、筋肉の衰えも重要な要素だというのを拝見し
実験してみました。
化粧品のだけ頼った施術より、持続性が良いと思われます。
現在あるアイケアのトリートメントをもう少し改良して、新しくアイケアメニューを作る予定です。
こちらは、こうご期待です。

現在は、GUINOTのイドラデルミー(イオン導入&高周波)でアイケア専用の化粧品を浸透させ血行を促進させるトリートメントで対応をしております。



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青いクマは、不健康にみられてしまいます。

茶色のクマはあるのと無いのでは見た目の若さに大きく関わりますよね。
実際の年より老けてみえてしまう大きなポイントです。


長い目でみての改善になりますが、がんばりましょう♪

              Miho Sato
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「明日、もっと輝くために」 スキンケア専門店 

スキンケアサロン銀座「KOKORO」









8* ⑦.まぶたのハリ

2016-02-06 | Miho Sato 美トリートメントレシ
⑦.まぶたのハリ、クマの色、シワ

今回は、「まぶたのハリ」についてお話しますね。

目元は一番先に老化が現れる場所と言われています。
他と比べて皮膚が薄い上に1分間で15~20回まばたきをしています。
さらに、皮脂が少ないため乾燥しやすいのです。

そのため、「まぶたのハリ」が気になるケースは

角質層の水分不足になっています。

眉毛のところを触ると骨があります。
眉毛-こめかみ―目の下-目頭
グルッと丸くなっています。この骨の内側です。

老化してくると水分の保持力が衰えます。
ともなって真皮の活力も無くなり「ハリ」が無くなってきます。

ホームケアでも、サロンの目元用商材でも
目元に使用する化粧品は、ヒアルロン酸が主に入っています。




老化以外に影響されることは
*過度なクレンジング
*コンタクトの装着など、よく触る
*乾燥して抵抗力が無くなり、痒みが出てこすってしまう。

などが、考えられます。

デリケートな場所だということを踏まえて
決して、目をゴシゴシこすったりしないようにしてください。
優しいクレンジング剤を使い、毎回丁寧にアイクリームを塗ってあげることが大切ですね。

皮膚の厚さについて、本当にうす方は毛細血管が透けて見えています。(2*「お肌の性質」ハリとたるみ具合をみてみよう でも書いています。)

実際は、他の皮膚の1/3程度の厚さになためか大きな個人はあまり感じられません。
基本、皮膚が薄くとてもデリケートな部位なので、他のお顔の部分とは別と考えてください。
もし、まぶたをつまんで厚いと感じられのであれば、まぶたの下の脂肪の厚みなります。
目の周りの脂肪については、また改めて載せます。

腫れやすい方は、目が大きくて出ている方は腫れやすいです。
施術の時も、あまり深追いしたケアは避ける様にしています。


それと、メイクも自ら目元を痛めている原因を作っている場合があります。

落とすことが大変なアイメイクは、出来るだけ避けた方が良いですね。
オイルではないと落ちない成分のマスカラや、落ちづらいアイライナーなどですと、

オイルクレンジングで浮かせて取る時に、必要な皮脂も一緒に浮かせています。
さらに2度洗いで水溶性のクレンジングでしっかり取ってしまっています。

勝負の日以外は、目元はやさしいメイクで過ごしていかがでしょう(*^_^*)

まとめると

*まぶたは、皮脂が少なく薄いため痛みやすい。
*やさしいクレンジングとアイクリームで日々のお手入れを

●こすらない、触らない

●落ちずらいメイクは避ける




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目元のお労りメイクも見直してみる価値ありですよね。

固いペンシルで描くより筆を使ったり、マスカラを落とす時めん棒でまぶたにあたらないようにしたり
メイクはほぼ毎日の事なので、積み重ねは大きいですよね。

メイク用品を選ぶ時、いかに落ちないかも大切ですが、
お肌を傷つけない事もお化粧選びのポイントにしてみてはいかがでしょう?

                     Miho
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