みこと選手のニュース速報

こころ動物病院からのお知らせブログです。

ドナーの条件

2011-03-04 15:02:41 | 輸血

前回お話ししました通り、

ドナーになってくれる方を募集したいと思っているのですが、

それにはいくつか条件があります。

年齢 … 1歳~5歳

理想体重 … 犬  15㎏以上

           猫  5㎏以上

予防 … 犬  狂犬病ワクチンと

           混合ワクチンを接種しているコト

           フィラリア予防をしているコト

        猫  混合ワクチンを接種しているコト

性格 … 首の血管(頸静脈)から採血をしますので、

        採血時におとなしくできるコト

もちろん元気であるというのは必須です

以上がドナーの条件となっております。

(その他獣医師判断になります。)

また、ご協力いただいた方には、

次回のワクチン接種1回無料

輸血前の健康チェック&血液検査無料

とさせていただきます。

こちらが必要とする時に、

お声を掛けさせていただきますので、

まずは、

獣医さんにご協力いただく旨をお伝えください。

(ドナーとしてご登録いただいても、

実際にお手伝いしていただける場合が

ないこともございますので、予めご了承ください。)

最後になりました…

以前にもお話をしましたが、

輸血の際には

必ずクロスマッチを行なうので、

血液型検査はドナーの必須条件ではありませんが、

より安全な輸血が行なえるコトと、

今後輸血を受ける側になる可能性があるコトを考えると、

事前に血液型を調べておいた方がいいかと思いますよ

今まで私の仕事である、

輸血について色々とお話してきました。

次回はワクチン接種をテーマにお話ししようかと、

ただいまお勉強中です

私の勉強成果、

楽しみにしていてください      

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募集いたします!

2011-02-28 16:07:13 | 輸血

こんにちは

こころ動物病院の看護犬みことです

これまで色々とお話をしてきましたが、

今回は

実際に私がお仕事をすると…

というお話をします。

私は体重が約17㎏なんですが、

1回に約255mlまで採血が出来ます。

1㎏あたり15mlの計算で、

これは千葉市獣医師会の規定にならった安全な量です

しかし、

一度採血をすると次に採血できるのは、

約3か月後なんです

もしその間に、

輸血を必要とする患者さんが来た場合や、

輸血量を多く必要とする患者さんが来た場合、

非常に困ってしまうのです

また、こちらの病院では供血猫となるスタッフがいない為、

猫の患者さんで輸血が必要となった場合も

困ってしまうのです

実際に今までは、

他の健康な患者さんにご協力いただくこともありました。

犬や猫は人間のような血液バンクもなければ、

血液の長期的な保存はできません

そこで

必要な時にドナー(供血犬・供血猫)になっていただける方を

募集したいと思います

実際にドナーの条件を次回お伝えいたしますので、

興味のある方はご覧になって下さい

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前回の続き…

2011-02-22 19:49:23 | 輸血

お次は猫さんのお話です。

猫さんの血液型は、人でもなじみがある

A、B、AB型に分けられます。

(ちなみにO型という型はありません。)

1番多いのがA型で、95%、

B型は猫の種類によって時々見られます。

AB型は非常にまれです。

猫さんの場合、

B型の猫さんが、A型の猫さんに輸血すると、

重度の拒絶反応を起こし、

命の危険を伴うこともあります。

AB型の猫さんには緊急時の場合、

A型の血液で代用は可能です。

も輸血前には必ず、

クロスマッチという、互いの血液の

拒絶反応がないことを確認する検査を

行いますので、安心して輸血を行うことができます。

さらに血液型を知っておくと、

より安全に輸血が行えますので、

興味のある方は先生に聞いてみてくださいね

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わたしの仕事…

2011-02-19 11:53:46 | 輸血

どうも お久しぶりとなりましたが、みことです

私は動物病院の看護犬として働いているわけですが、

看護犬って何をするんですか

ってよく聞かれます。

患者さんの看護…

しないわけではないですが、それができれば立派なのに…

ってスタッフの皆によく言われます(笑)

で、私の主なお仕事なんですが、

実は私、供血犬なんです

ちなみに供血犬というのは、

輸血が必要な患者さんに血液を提供する犬、なんです。

犬って血液型あるんですか

とも聞かれます。

あります

ちなみに私の血液型はDEA1・1(-)です

犬の血液型は13種類あります。

その中で、輸血のときに特に重要になってくる血液型が、

DEA1・1型です。

DEA1・1型(+)の犬の血液をDEA1・1型(-)の犬に

輸血すると拒絶反応が起こりますが、

逆では問題なく輸血できます。

つまり、私は多くの犬に血液を提供することができる

優秀な(ワンコなのです

ではでは次回は猫さんの血液型についてお話しますね~

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