こころの窓

こころの窓を開いて、深呼吸。 日常生活で感じたこと、考えたこと。 しばらくは、不定期更新です。

ある晩秋の日に・・・

2013年11月06日 | インポート

11月となり道内はすっかり秋が深まっています。今週末には札幌近郊でも雪が降るとのニュースが流れる中、我が家の猫たちはストーブの前で丸くなっています。

さて、恵み野教会を兼任するようになって、ドライブする機会がぐんと増え、移ろいゆく季節をしみじみ感じています。

もちろん、運転中ですからじっくりと眺めることはできません。流れる風景を横目で見ながら「用事が終わったらちょっと寄ってみようかな」と寄り道ポイントを見定めるのが精いっぱい。しかし、残念ながら秋はの夕暮れは早いので、寄り道ポイントでまったりとする機会はあまりありません。

ところが今日は、意外なところでご褒美をもらったような気持になりました。

恵み野教会の庭にアカゲラが遊びに来ていたのです。

そういえば、重富牧師も入院される少し前に「僕の庭にアカゲラが遊びに来てくれたんだよ」と、嬉しそうに話しておられたことを思い出しました。

「あぁ~あれからもう一年なんだなぁ」と独り言をつぶやきながら、アカゲラの可愛らしい姿にしばし見とれていました。

 

Photo

 

神さまが許される限り、体力が続く限り、与えられた働きを務めたい・・・そう願って、説教壇に立ち続けた先輩の背中。その後ろ姿が残したものは、永遠なるお方に対する信頼。神を知り、神に知られている幸いを生きる喜び・・・。

庭を飛び回るアカゲラは、今生かされている喜びを思い出させてくれました。

恵みの御業は神の山々のよう

あなたの裁きは大いなる深淵。

主よ、あなたは人をも獣をも救われる。

(日本聖書協会新共同訳聖書より :詩編36編7節)