Aloha Days

2010年、ハワイ暮らしを始めます♪
今までありがとうございました

本屋で見つけた幸せ

2005-09-10 | 本のこと
最近、本屋で見かけてものすご~く惹かれた絵本です
「Separate Ways / 君のいる場所」
隣同士に住んでるのに一度も出会うことのなかった男女を描いています
とっても心温まるお話です
これは金城 武主演で2002年に「ターンレフト・ターンライト」という題名で映画化もされたので、ご存知の方も多いと思います



「Sound of Colors / 地下鉄」
これは上記とはガラリと雰囲気の違う絵本だけど、今の私にはとても勇気付けられる絵本でした
最近ちょっと落ち込んでたんだけど、これを読み終わって、またがんばろー!って思えたんだよね
こういう本との出会いってなんだか嬉しい・・・

この絵本の作者は台湾のジミー(幾米)・リャオ
1998年から創作活動を始めたらしいから、まだ新しい作家さんなのね
どの作品も絵がほんわかしててカワイイし、色彩がとってもきれいなの
絵を見る限り、舞台はニューヨークっぽいんだけど、他の作品もそうなのかしら
文章は簡潔でさっぱりしてるんだけど、それ故に心に沁みる文も何箇所もあったりする
訳もとてもいいと思う

この先、定期的にページをめくりたくなる絵本です
この作者の絵本は全冊集めたいな~

2冊とも偶然手に取ったんだけど、今の自分の気持ちにピッタリきた本でした
やっぱり世の中、偶然ってことはないのね~
自分に必要な時に必要なものが出てくるってホントだな、ってまたまた実感しちゃいました
それは本だったり、TVのワンシーンだったり、人との出会いだったり・・・
色んな形で現れるんだね

絵本の中の美味しいもの

2005-09-06 | 本のこと

絵本からうまれたおいしいレシピ2

料理本やお菓子の本はあまり買わないけど、これは欲しい!
だって「ちびくろサンボ」のホットケーキが表紙だよ~!
ずるいずるいずる~~~い!
上に乗ってるのはトラバター!?
いやんいやんいや~~~ん!

カワイすぎっ だってば、もぉ~!

他にも「ぐりとぐら」や「はらぺこあおむし」に出てくるお菓子たちのレシピもあるんだよ
しかも、これから公開される「ナルニア国ものがたり」の魔法のプリンも出てるじゃな~い♪
食べたい食べた~い!

やっぱり買っちゃおうかな・・・

Book Baton

2005-08-02 | 本のこと
ちょくちょく覗かせてもらってるかのさん とこから無理やり奪ってきたブック・バトン
(かのさん、ありがとう♪)
質問は以下の五問、ミュージカル・バトンとほぼ同じですな
ものすご~~~く悩んだ末、こういうチョイスになりました

1・Book(s) reading right now
―今読んでいる本―

全面支配」上下巻
デイヴィッド・バルダッチ(著)、村上博基(翻訳)、徳間文庫

2・The last book(s) I bought
― 最近買った本―

カイマナヒラの家
池澤夏樹(著)、集英社文庫





痛いほどきみが好きなのに
イーサン・ホーク(著)、桑田健(翻訳)、ソニーマガジンズ
俳優イーサン・ホークが書いた恋愛小説です。
なんだかもったいなくてまだ読んでません・・・



3・Five novelists(or writers) I read a lot, or that mean a lot to me
―よく読む、または思い入れのある5人の作家、または小説家―

アーロン・エルキンズ
スケルトン探偵シリーズ、面白いです!

ウィリアム・シェークスピア
「マクベス」と「オセロ」が特に好き。全集が欲しーぃ!

椎名誠
怪しい探検隊に入ってカヌー犬ガクと共にガシガシと川をくだり、焚き火を囲みリンさん炒飯をワシワシとかっ込み悶えたかったのだ!

村上春樹
「ノルウェーの森」以来読んでます

L・M・モンゴメリ
何度読んでも「赤毛のアン」が好き!
アイリス・ジョハンセン降格しました
私としたことがモンゴメリを忘れてたなんてー

おまけの次点
アンデルセンとグリム兄弟(だって基本だもん)

4・Five books I read a lot, or that mean a lot to me
―よく読む、または思い入れのある5冊の本―

指輪物語
J・R・R・トールキン(著)、瀬田貞二(翻訳)、評論社
小5の夏休み、母から渡されるが難しすぎて読めず。
その後高校生の時に再挑戦したが挫折。
25過ぎてやっと読破、衝撃を受ける。その後定期的に読んでは涙しています


ドリトル先生
ヒュー・ロフティング(著)、井伏鱒二(翻訳)、岩波書店
大きくなったら動物語を話すんだと信じてた私。
でもオウムじゃなくてネコから学ぼうとしたのがダメだったみたい・・・



ハワイイ紀行」、「ハワイイ紀行 完全版
池澤夏樹(著)、新潮社(新潮社文庫)
ハワイをハワイイとしたところに拍手。
たまに読み返しても楽しめる一冊です
ハワイに住むぞ~!


ALIVE
ピアース・ポール・リード(著)、Perennial(出版)
翻訳版「生存者
永井淳(翻訳)、新潮文庫
アメリカでの高校時代、初めて英語で読みきった記念すべき一冊。かなり衝撃的内容ですが、現実にあった話です。その後映画「生きてこそ」が作られました。重いです。


あなたが変わる 口ぐせの魔術
佐藤富雄(著)、かんき出版
これは効果絶大!
ホントに変わっちゃうんだな~コレが



おまけの次点
怪盗ルパン
モーリス・ルブラン(著)

5・Five people to whom I'm passing the baton
―バトンを渡したい5人―

やってみた~い!と思う方、是非立候補してくださ~い!
みなさまのお勧め本なんかも教えてくだされ

しっかし・・・・・相変わらずジャンルがごちゃ混ぜですな

M・クライトンの「タイムライン」

2005-04-12 | 本のこと
最近また「活字が読みたい病」が発病しているみたい・・・
昨日の「略奪」に続いて、マイケル・クライトンの「タイムライン」を読んでいます。

これは映画「タイムライン」(2003年作)の原作。
フランスで中世(14世紀)の遺跡を発掘しているチームの責任者であるジョンストン教授が、発掘資金を提供しているハイテク会社ITCが開発した転送装置で14世紀に行ったまま、行方不明になってしまった。
教授を救い出すために、チームのメンバーも百年戦争真っ只中のフランスへと旅立つ・・・ってな話です。

映画ではこの話の要になっているキャラで、歴史学助教授のアンドレ・マリクに「オペラ座の怪人」のファントム役、ジェラルド・バトラーが扮しています。
(でもあまりカッコよくない、涙)
余談・G・バトラーはファントム以外なら「ドラキュリア」がカッチョいいです♪
(キワモノがお似合いってこと!?)

映画の方は正直「ありゃ、こけちゃったよ・・・」って感じだったのですが、原作がこんなに面白いとは!
つくづく映画(脚本)作りって難しいんだな、と思いました。
映画版では最初からはしょりすぎで、よく分からなくて、ただのタイムマシーンの話&歴史ロマンスの話だと思っていたのですが、原作を読むと違うんですね・・・

ただ当時の舞台や、戦いのシーンなんかはとても良かったと思うし、映画を見てから読むと、風景や城下町の様子、当時の衣装や武器に至るまで、イメージしやすいのでやっぱり映画を見ておいて良かった、と思います。

さて、このお話のポイントは量子力学・・・量子(すべてのものを形作っている原子や分子の)物理的な量の最小単位らしい・・・・・・ほほ~

解ったんだか解らなかったんだか解らないんだけど(笑)、とにかく普通に量子力学の参考書を読むよりは遥かに解りやすく説明されていて、生まれつき理数系に拒絶反応を示す私でもスラスラ読めちゃうし、更に「なーるほどぉ!物理って面白いじゃん!」なんて思わせちゃうんだから、マイケル・クライトン、恐るべし!
(もちろん話はフィクションだから転送装置の話なんかは現実離れしてるんだけど、でも実際には80年代にはすでに量子レベルでの転送は成功してるんだって・・・驚!)

しかも同時に中世後期、14世紀のフランスとイングランドの間で繰り広げられた百年戦争のことまで知ることができるんだから、世界史好きの私にはたまらーん♪
(ちなみ百年戦争は宗教戦争ではありません)

実は、マイケル・クライトンの小説を読むのはこれが初めて。
「ジュラシック・パーク」や「スフィア」、「ER」の原作者で、ドル箱作家って程度しか知らなかった・・・
しかも「ER」は別にして、映画化されたものはほとんど全部好きじゃなかったので、原作も面白くないんだろうな、って思ってたんだよね・・・ごめんよ、マイケル

この映画が面白くないのは、これはもう完全に脚本家が悪い!(監督も悪いんだろうなぁ・・・リチャード・ドナー、「リーサル・ウェポン4」の監督だよ)
きっとマイケル・クライトンの名前だけで予算が付いて、それなりに集客数も見込めるだろうって打算があったんだろうけどさぁ・・・
原作がこんなに面白いのに、あ~、もったいない!


久しぶりの日曜休み♪

2005-04-11 | 本のこと
う~参った参った!

最近、gooさん重すぎて、昨日は22時以降から自分のブログの編集ページに入るのさえダメだったわ・・・
コメントやTBもなかなか反映されないし、最悪な時だと蹴られちゃうことが多々・・・
もしここにコメント残そうとして蹴られちゃった方がいらしたら、ゴメンナサイ!
今、gooさんの調子がめちゃくちゃ悪いのです・・・
gooからは一応「対処中」ってお知らせがあるんだけど、早く直らないかなぁ

気を取り直して・・・昨日の日記を書こ~っと!

昨日はなんと半年振りの日曜休み!
これでやっと久しぶりに「ダッシュ村」が見れるわ♪山口君元気かしら?
なーんてウキウキしてたら、昨日に限って日テレ、野球中継だよー!ガチョーン!
ふん、いいもん・・・

さて、昨日は朝の6時から目が覚めちゃって、お陰で1日がすごーく長かったわ♪
2度寝もしなかったし、午前中は溜まってた本を読み始めることが出来ました

11時ごろにお腹が空いたので、久しぶりにフレンチトースト作ることに♪

私の作るフレンチトーストには絶対にシナモンパウダーは欠かせない!
バター、シナモン、メイプルシロップ(またはハチミツ)の取り合わせって大好き

久しぶりに優雅なブランチでした♪


午後はお天気が良かったけど風が強かったので、ちょろっと近所に買い物に行った以外はずーっと本を読んでいました・・・

今読んでるのは、アーロン・エルキンズの新作(と言っても2001年発表だけど)、「略奪」
ボストン美術館の元学芸員だったベン・リヴィアを主人公にした美術探偵もの。

同じくエルキンズの作品にはクリス・ノーグレンと言うこちらも美術館の学芸員を主人公にしたシリーズもあります。

両作品とも、毎回有名な画家の作品や美術品なんかが出てくるんだけど、そのたびに美術書やネットで検索して実物(?)を見たりすれば、余計にわかりやすくなって面白いし、お勉強も出来ちゃう優れもの(笑)

でもエルキンズの一番の代表作は、人類学者のギデオンを主人公にしたスケルトン(骸骨)探偵シリーズだと思うな。
事件現場に残された人骨から事件の謎を紐解いていく、と言うもので面白いんだよ♪

でも1999年に9作目に当たる「洞窟の骨」が出てから新作は発表していない模様・・・残念

アーロン・エルキンズ、翻訳ミステリーが好きな方にはオススメです♪