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逮捕前、ラビヤさんの家族は暴行、リンチを受けていた!

2006-06-03 00:38:57 | ニュース

RFA 6月1日
AFP 6月2日
USA TODAY(AP)6月1日
中国当局はウイグル人人権活動家、元「良心の囚人」でラフト人権賞受賞者のラビヤ・カーディルさんの家族を逮捕拘束し、今軟禁状態に置いていると報道されたが、再び逮捕されその際、公安によってリンチのような激しい暴行を受けていたことが報じられた。

ラビアさんの夫のシディック・ハジ・ラウジ氏は公安が彼らの成人した子息たち三人を軟禁状態にした後、地方時間の5月31日7時に彼らの家にやってきたといった。
「警官らはミニバスに乗れと命じ、ウルムチ南山の観光に行くのだ、と言った。」
「三人は子供を含む家族と共に乗り込んだが観光地に近づくと途中で道の何もない場所に止まり、同時に7台の警察の車がやってきた。」
「アブリキムとアリムは車から引きずり出され、公安に滅茶苦茶に殴られた。ロシャングルはすぐさまワシントンに電話をかけ、なにが起こったのか母に説明した、しかしすぐさま回線は切られた。携帯は取られたのだと思う。」
ラビヤさんの姉は15歳の娘ラズィを連れていたが、後にラビヤさんに「公安はアブリキムをひどく殴った。いま病院にいる。ロシャングルとアリムはどこに連れて行かれたのかわからない。しかし、彼らが三人を殴りつづけているとき『逮捕する。』と叫んだ。」
ミニバスにはロシャングルの9歳の息子セダーと夫のケイサー、アリムの4歳の娘チャパールとアリムの24歳の妻ライル、遠縁の息子トゥルグンがいた。
ラビヤさんの孫娘カイラからの電話によると
「アブリキムは病院にいる。7人の公安が家にいる。彼らは電話線を切り、家を出ることを許さない。12時間も何も食べていない。料理をすることも許さない。とてもおなかがすいている。学校に行くと彼らに言ったが。」
公式メディアはアリムとアブディリウムは尋問に引き続き「法により拘束されている。」と言われている。

天山ネットは5月31日の尋問でラビヤさんの息子アリム・アブディリウムは「無礼で非理性的であったため、尋問は正常に行うのは不可能だった。」と言う。
「6月1日に公安局はアリム・アブディリウムとアブリキム・アブディリウムを法に基いて拘束し、ロシャングル・アブディリウムの自宅監視を実行した。」
「我々の捜査によると、ラビヤ・カーディルとその子息たちは阿克達工貿公司というウルムチに登記されている会社を持ち、多くの不法な方法で800万元(100万ドル)の脱税を行い、216万元の未払い、と個人と銀行に対する289万元の負債がある。」などと報告している。
「国益と債権者の利益を守る為、政府は多くの方法で介入してきた。しかし情報筋によるとラビヤの子供たちは20万ドルの海外送金に成功した。」
この報告はラビヤさんが彼女の昨年の保釈と米国への亡命の後に「どんな中華人民共和国の安全を脅かす行動にも参加しないと約束した」が、新疆での中国の支配に反対して言論活動をしていることを激しく批判している。
「いまやラビヤは海外に行った途端に海外の分離勢力と接触して不法な要求を振りまいている。彼女はどんな反中国分離活動にも出席している。事実、ラビヤ・カーディルは分離主義組織の看板となった。」
ロシャングルはミニバスでの事件の前にウルムチの自宅からラジオフリーアジアと連絡を取り、アクサールと言う警官が「協力しなければ、おまえらの家族を抹殺する。」と言ったと話した。

APによるとアメリカ国務省の報道官ショーン・マコ―マック氏は「我々はラビヤ・カーディルさんの3人の成人した子息が拘束され、そのうち1人或いはそれ以上が殴打暴行されたかもしれないことを深く懸念する。」「我々は彼ら三人が自由に移動、行動できることが許されるべきであると説得しつづけるだろう。」
と言う声明を出している。
アムネスティ・インターナショナルによると4歳の幼児も拘束されていると言う話で状況は明らかではない

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