ダイアナ妃が交通事故にあったと病院のベッドサイドのテレビで観てた。
5月の娘の運動会に杖をついてやせ細った身体で来てくれてから半年もしないうちに逝ってしまうなんてね。
人が人形のように呼吸器で膨らんだりしぼんだりするのを目の当たりにして とても怖かったのを覚えてますよ。
酸素不足でチアノーゼが出て紫色の手足。
足元に温枕して、なのに熱発して背中に氷枕。
呼吸器や点滴の管、膀胱カテーテルに胃チューブ。。。。たくさん繋がれてたね。
不思議なもんで そんなコトがキッカケで介護の仕事をするようになるとは夢にも思いませんでした。
人が死ぬ現実を受け止めるのに少し時間が掛かったかな。
今は生きてる実感を感じる仕事ができて とても誇らしく、とても嬉しく思ってます。
子供の頃は遠い存在で、あまり記憶が無いんだよね、、、、
5人兄弟で婆ちゃんが居て色んな人が家に来る環境だったから子供ながらに迷惑掛けちゃいけないと思ってて
いつも本読んで居るのか居ないのかわからない子供でした。
何処かに出掛けるから一緒に来なさいと言われても本読んで留守番しとく、が決まり文句。
思ったことも言えず存在感を消してばかりで後になって悲しい思いをたくさんしました。
そんな子供だったと言っても周りの人は信じてくれませんけどね(笑)
今は色んなイミで横着にもなりました。でも、これでも気を使ってるつもりですけど。
そんな親子だったので父が私に怒ったり褒めたりとか何かしたことも無かったな。
ただ一度だけ、
結婚して実家に主人と一緒に泊まりに行った時に主人が私を顎で使うような言葉使いや態度に
「俺の子ぞ」と一言言ったのだけが戸惑ったけど今更ながらに嬉しかったな。
親の心子知らず、子の心親知らず
親になって初めて知る思いは父や母が在ってこその自分だと気付かされました。
私の お父さんになってくれて ありがとう。
今だから言える言葉です。
あなたの娘に産まれて良かった、よ。(笑)