ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

初冬

2017-09-23 03:13:37 | 絵画


レナード・オクトマン(1854-1934)、オランダ、アメリカ。


あけぼのの空だろう。

冷たい冬の空気に日が差してくる時、人は柔らかい希望を感じる。

厳しい冬も和らぐことがある。

たとえ絶望的な世界が続いても、はてしない未来に、約束がある気がしてくる。



冬空のかなたに見えぬ鳥は飛び知らぬ神代のちぎりやあらむ    揺之






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