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新・非公正ブログ



堀江前社長インタビュー打ち切り 山形のケーブルTV (朝日新聞) - goo ニュース


ライブドアの堀江貴文前社長のインタビューの放送を続けていたケーブルテレビ山形(山形市)が23日夜、打ち切った。東京地検特捜部が家宅捜索に入った16日以降も放送していたが、「逮捕された以上、放送にも社会的責任がある」と打ち切り理由を説明している。


なんなのだろうか、この社会的責任というのは? テレビ局の社会的責任というのは情報の提供に努力することじゃないの? しかもホリエモンの行動・思想には多くの人々が関心を持っているはずではないか。なぜその情報を隠匿するのだ。まったくアホな対応だ。

犯罪者の思想は害悪だから? ナンセンス。ヒトラーの思想だろうと麻原教祖の思想だろうとビンラディンの思想だろうと、それらを観察することはそれぞれ重要である。公平な視野をもつには邪悪なものの存在も知らなければならない。ましてや、堀江前社長はまだただの容疑者であり、義務教育で習ったはずなのにみんな忘れているようだが、容疑者とは無罪が推定されている人物なのである。


座右の銘を問われた堀江前社長が「諸行無常です」とこたえるシーンもある。


彼の表面的な受け答えだけでなく、表情、仕草、なにげない語彙の選び方、その他諸々の情報をインタビュー光景の放映は与えてくれたはずである。そこから視聴者はいろいろな方向に思索を広げていけたであろう。彼の言動を支持するか否定するか、それは視聴者がそれぞれ考えればいいのであってテレビ局が先回りする必要はない。

学校の先生や公務員が社会を知らないという批判の仕方をよくされる。でも、テレビ局の人々こそこのような批判を最も激しく受けるべきではないだろうか。あばかんでもいいプライバシーを暴き、落ち度のある人物や団体(たとえばJR西とか)は尻馬にのってバッシングする。一方では、昔の映画の台詞に不適切な言葉遣いがあるといって音声を虫食いに改変してめちゃくちゃにする。誰がそんなことやれといったのだ。

こんなアホなことをさも正義を具現化したかのように得意顔ですすめてしまうTV局の「わかってなさ」ぶりはただ事ではない。頼むからもっと社会勉強してくれ!

↑B
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