『石城日録』  

  何となく備忘録代わりに綴ってます…。

老年ジャズバンド

2005-08-31 | フィールドワーク(海外)
大学を後にして、上海の中心部に戻る。
マーケットに行ったり、中華料理を食べたりして、
最後に和平飯店の老年ジャズバンドに行く。
ここに来るのは3回目である。
まさに、老人がバンドを組んで音楽を奏でている姿は、
数十年前の租界時代の上海を彷彿とさせる。
リクエスト出来る曲は約60曲程度。
他にも、出来るのかも知れないが。
今日は、平日ということもあってか、若干空き気味であった。
なかなか至福の時であった。

その後、K上さんの提案で翌日杭州へ行くことになったので、
上海駅にチケットを買いに行った。
上海駅前は薄暗く、ちょっと治安も悪そう。
スリに気を付けて、そそくさと歩いて片道切符を購入。
中国人は並んで切符を買うことが出来ない。
そういえば、地下鉄の乗降時も、降る人を待ってから乗るということはない。
降りる人もあれば、それを押しのけて我先にと乗ろうとする輩がほとんどなので、
乗降は頗る効率が悪い。
日本人の私から見たら、アホじゃないかと思うけど、
これが12億いる中国社会の現実なのか?
そんな訳で、切符の販売口でも我先にと窓口に割り込んでくる。
ここでは、自己主張しない者は淘汰される社会なのだ。
そんな中、K上さんも頑張って切符を買ってくれた。
有り難う!!、感謝、感謝。

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