大学を後にして、上海の中心部に戻る。
マーケットに行ったり、中華料理を食べたりして、
最後に和平飯店の老年ジャズバンドに行く。
ここに来るのは3回目である。
まさに、老人がバンドを組んで音楽を奏でている姿は、
数十年前の租界時代の上海を彷彿とさせる。
リクエスト出来る曲は約60曲程度。
他にも、出来るのかも知れないが。
今日は、平日ということもあってか、若干空き気味であった。
なかなか至福の時であ . . . 本文を読む
そうこうして、H旦大学を訪問。
大学周辺では、あちこちで工事が繰り広げられていた。
留学生寮を見たけど、まるで日本の普通のマンションみたいに綺麗だった。
うちのボロ女子学生寮とは雲泥の差…。
学内も結構広いし、創立100周年を記念して建てられた高層ビルは
ここが大学とは思えない雰囲気を醸し出している。
聞くと、H旦大学には約3000人の留学生が居るらしい。
学費は中国人の3,4倍だというから、
H . . . 本文を読む
上海では、まず龍華寺へ。入寺に10元がいる。
ここは上海最古の禅寺で、呉の孫権が建てたと伝えられる。
勿論、寺院の大部分は文化大革命の時にぶっ壊されているので、
建物自体は新しいのだが。
寺に行ってみると賑わっている。
どうやら、地蔵講が行われているらしい。
あちこちで、五体頭地礼やら線香やら上げられている。
しかも、参拝客が寺内のあちこちで弁当を出して食っている。
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半年ぶりに会ったK上さんは元気そうだった。
彼女は、この2月から上海の名門・H旦大学に留学している。
日本古代史専攻なのに中国留学した彼女は、
まさに遣唐使として唐に留学した阿倍仲麻呂や吉備真備の
現代版ような存在かも知れない。
研究テーマが遣隋使なので、まさに歴史を追体験しているようなものだ。
まあ、阿倍仲麻呂はそのまま日本に戻れずに唐で最後を迎えたので、
彼を先例に出すのはまずいかも知れないが . . . 本文を読む
今日から上海にフィールドを移す。
上海は何度も来ているので、今更、観光はしない。
午前中に写真館に行く予定だったが、
ここは自力でと思い、地球の歩き方の地図を見て現地へ。
しかし、地図の場所に目的の写真館がない!
どうなってるんだ。
現地人に聞いてもちんぷんかんぷん。
仕方がなく公衆電話から電話しようにも、
電話が故障していたり、カード式だったりでかけられず、
なんとか探し出して、最後の1元玉を使 . . . 本文を読む