
☆椿「崑崙黒」(こんろんこく)
○崑崙黒 (関東)
花 暗紅色の宝珠~八重咲き、中輪
花期 3~4月
花弁は肉厚で光沢がある。咲きはじめは、花心に
大きく尖った宝珠を作るが、本種の魅力はこのとき。
咲き進んで宝珠がほぐれると、花心に貧相な雄しべが
数本現れ、つまらぬ花になってしまう。花に白斑の
入るものを斑入り崑崙黒という。
(新装版「日本の椿花 園芸品種一〇〇〇」より
横山三郎・桐野秋豊著 淡交社)
○崑崙黒 (埼玉)
【花】 暗紅色、宝珠~八重咲き、中輪、4月中~下旬。
【葉】 楕円~長楕円、中形、中折れ、肉厚。
【樹】 立性、強い。
【来歴】 1933年の皆川「椿花集」に初登場の品種。
宝珠咲きの黒椿、崑崙黒が咲きました。
黒系椿では、この色が一番好きなのです。
「黒」い椿は赤色素が多く、特に赤色が濃く出る
椿のことで、有名なものでは、「黒椿」「紺侘助」「永楽」
などありますが、黒すぎず、赤すぎない崑崙黒を
購入。船木園で挿木3年苗、¥900でした。
黒系の花色はこの品種が一番好きですね~
宝珠咲きは中心部に丸い玉がある頃が鑑賞期の
もので、開かないまま落ちることが多いようです。
うちの崑崙黒も、ほとんどこの形のまま落ちました。
私的には、もうちょっと開いてほしかった。
一部中折れする部分の色素が抜けることが
あるようで、完全に真っ赤な花は少なそうです。
今年は、外側が焼けてたのか、茶色の花びらになって、美しくありませんでした・・・涙。
フツーの黒椿みたいよ~!
うちでは、蓮華世界がそんな感じでした(泣)
たぶん、蕾が大きくなってから、寒波で傷んだんだと
思います。茶色に変色して、開かない。
八重種は遅咲きの系列が多いので、暖かくならないと
開かない模様です。うちのもほとんどトップの形で落ちました。
開いたのは最後の一つだけです。
丸い玉のある時の方が、可愛いですね♪
丸い玉がある時は初々しいのですが、
たまには開いてほしいなぁと思います。
黒椿特集、楽しみにしています。
海外品種も含めると、結構あるのでは。