kochikika ノート

旧「こちら某中堅企業企画室」。リーマン話、時事の話、パリーグ話など。ぼちぼちやってます。

期末のある会社の光景を眺めての話

2008-03-12 23:27:51 | 仕事関連
その会社は3月決算なので、当然第4四半期は忙しくなる。特に現場の人たちの忙しさは相当なもの。

ならば経営の立場とすれば、稼ぎ時であるこの1~3月は各自の業務に集中してもらう方が効率が良くなると考えるのが当然である。従って決算期や昇進・昇格の時期をずらすなどの策が考えられても不思議はない。

また新入社員は別にして、人事異動のように公私共に大変な負荷をかけることをこの時期に行うことは、当人たちの業務計画や予算を計画・執行する上でも非効率である。

ましてや事務所のレイアウト一斉変更をこの時期に突貫で行うなど論外であり、外で汗をかいてカネを稼いでくる人達が、安くないカネを払ってオフィスで汗を流すさまを見れば、外国人投資家も逃げていくのは道理である。

さらにこのような状況下において、異動する連中の送別会で肝臓が限界ッ!なのに「おお、引越しご苦労さん」などと口実をつけてやってきて、夜の街を引き回しされるに至ってはまさに「JAPAIN」としか言いようが無い。

しかしジョナサン・ジョースターの親父ではないが、逆に考えればまだ経営の改善により生産性向上の余地があることを意味する。しかも実に簡単な方法である。
ある経営企画担当の社員が提言したらしいのだが、「会社は4月に人心一新して始まるものである」という一言で退けられたという。

新たにするならもっと違うところがあるだろと思っていたところ、来期に相当の繁忙が予想されるその社員の元には新人が2名配属されることになったという。
彼は今季、東京ドームの日ハム戦が観られるかどうか心配しているらしい。



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