リゾートホテル社長になった(地位保全仮処分申立中)脱原発活動家のブログ           ~街カフェTV/藤島利久~

どんなに苦しくても世の中が真実で満ちていればそれでいい  
どんなに辛くとも信じるに足る社会であれば人々は生きて行ける

あそび山 違法宅地開発業者と市職員の癒着 市民の知らない政治の裏側

2010年02月07日 | インポート

関連記事

 

あそび山通路橋封鎖事件 市民活動が市民の財産を守った

福井のあそび山 通路橋封鎖事件

人気ブログランキングへ ← 頑張ろう高知県 ポチっとよろしく          総合トップページへ

あそび山の古谷さんご夫妻から、今年も七草粥を食べる会のお誘いが届いた。もう1年経ったのか・・・ 

 

『本物の春の七草で作ります。皆様も是非おいでください。』

  日時   2月14日(日)

         午前9時~正午

  

  場所   高知市福井町 あそび山

         (鴻ノ森みかん園上がり口)集合

  

  内容   七草さがし、七草がゆを食べよう

        皆で大なわとび、紙しばい等

   

  参加料  一人100

  

  その他  幼児は保護者同伴で

        お茶持参

 

2005年(平成17年)に開園したあそび山。Img298_2

去年の今頃、知人に誘われ初めてあそび山を訪れ、七草粥を御馳走になった。

その頃古谷氏は、あそび山入口の通路橋に高知市(水道局)が設置した「車止めガード」によって重労働を強いられた結果、腰を痛めて杖をついていた。廻りを気遣って気丈に振舞う姿が何とも痛々しかった。

 

その後、古谷氏の熱心さに打たれ調査に加わった・・・ 徐々に異常な高知市の対応の裏側が見えてきた。違法な車止めガードは、高知市職員と違法宅地開発業者と政治家の癒着が形として顕れたものであった。

 

(通路橋は、古谷さんの申請により高知市が同意~高知土木事務所の許可が出て建設したもので、いわば高知市水道局側の言いがかりによって車止めガードが設置されていた。)

Img266_3

昨年、桜咲く頃、市の違法性を立証する資料を揃え夫妻と共に国・県の関係各所を訪れ、夏には弁護士にも対応を依頼した。こうした夫妻の努力が功を奏し、暮れには車止めガードが撤去された。

Photo001善意で子どもを遊ばせたいとした古谷夫妻。ご夫妻を苦しめてきた社会問題の構図を整理しておく

======

下の写真は、あそび山通路橋の「違法な車止めガード」設置の直接原因となった花壇。H9年2月に地元町内会(会長は当時市議)が美観のためと造り、その底地5,4㎡を水道局が無償貸与していると説明されていた。ところが古谷さんの情報公開等の調査で、高知市みどり課が造ったものと判明。市もその嘘を認めH18年3月には町内会への貸与をやめた。当時、現あそび山周辺で宅地開発計画が進んでいたようだが、この花壇の辺りが道路から計画地に進入できる唯一・最適の場所であった。つまり、この花壇は、地元市議(当時)が周辺の土地囲込み目的(開発利権がらみ)で、市民の税金を使って高知市に造らせたものであった。

人気ブログランキングへ ← 頑張ろう高知県 ポチっとよろしく          総合トップページへ

Img268

Img318

市水道局は、この花壇まで続く土地を1筆で所有しているから、古谷氏が造った通路橋は市有地に架かっている(左)・・・として、車止めガードを設置したのである。

 

しかし、古谷氏と私が水道局に開示請求して手に入れた図面(下)から、市有地は花壇まで伸びておらず、少なくとも通路橋の南端は水路の土手に架かっていることが判った。

通路橋封鎖ガードパイプは、地元業者と結託した当時の市議(美土里町内会長)が市役所に圧力をかけた結果、造られたものであった。違法な宅地造成で暴利を企む業者と政治家、そのおこぼれに群がる市職員・・・ まことに解り易い構図が見えてきた。1807

あそび山入口にある市水道局の北部送水所は80年代に造られた。その頃から元市議と市水道局職員と請負業者の悪しき関係が出来上がっている。

次の航空写真をみれば、地元土木業者が水道局の施設建設に伴い、違法な宅地開発を計画的に行った様子が解る。市職員は此れを黙認し続けている。

昭和51年、現地は田んぼと樹園地農道だった(下)。51

昭和55年に水道局の施設が建設された。その北西に隣接する地元業者Aの田が宅地化された(下)。56

昭和59年、水道局施設北側の水路が改修された(下)。59

平成5年、地元業者Aは、水道局施設に隣接する自分の土地に大きな岩を並べて、地盤を堅く締めている。この重みに耐えさせるため、国の所有である東西の水路よう壁には勝手に支柱が入れられている(下)。このような宅地造成に許可が下りる筈もないが、着々と進んでゆく様子が判る。

また、送水所北側の山には縦(南北)に水路が造られ、地元建設業者の資材置き場が出来た。

人気ブログランキングへ ← 頑張ろう高知県 ポチっとよろしく          総合トップページへ

5

平成10年、地元業者Aが水道局施設の隣に住居と倉庫を建設した(下)。この2年前に、地元市議の要請によって上記花壇が出来ている。つまり、あそび山一帯に他の者が手を出せないように囲っていたのだ。周辺の田畑を安く買い叩いてから造成する算段で、着々と大規模宅地開発計画が進められていたのだが・・・ 此れを知らない古谷氏が、どまん中の土地を買って子どもらが遊ぶ里山を造ってしまった。これには市議(当時)と建設業者らは驚いたことだろう・・・ 10

平成17年古谷さんがあそび山を開園し、納屋としてログハウスを建設すると、地元建設業者B(廃業)が公共の水路を塞いで自宅(青屋根)を建設し、住み始めた。当然、建築許可は下りていない(下)。20

古谷氏のログハウスは、居住目的ではなく「山小屋」「納屋」であるから何ら問題は無い。ところが高知市は、市議が水道局に働きかけたことから、あそび山の入口に「車止めガードパイプ」を設置したうえ、古谷氏のログハウスだけが違法建築であるとして撤去要請するという、異常行動に出たのである。

青い屋根が違法建築。地元建設業者B(廃業)が自宅として住まいしている(下)。

1

下の写真で、ドラム缶と白い乗用車を結ぶ線の下には、公共の水路がある。市の財産の上に違法建築して住んでいるのだ。此れを市が放置しているので、県警に『不動産侵奪罪で告発する。』と通告した。刑事が動き出したので市管財課がようやく『善処する』としたが具体的変化は無い。

11

青い屋根が業者B、その向こうに見える建物は業者A。いずれも違法宅地開発によるものだ(下)。市が管理する水路を基礎にして建設された民家である。

公共施設(水路など)は一定強度があるので、それを基礎に取り込んで造成すれば(しかも自分で施工すれば)格安で宅地が取得できる。悪徳業者が良くやる手だが・・ 市が放置したままだから増長して悪事を企むことになる。 

17

業者は利益のためなら何でもする。市役所が違法な宅地開発を黙認する裏には何があるのか?想像に難くない。市役所職員が一緒になって汚職を働いているから、処罰出来ないのである。

そればかりか、市役所は、昨年私が関与した頃には古谷氏に対し、『違法建築であるログハウスを撤去し、通路橋南端が水道局の用地であることを認めて通行許可願い(念書)を出せ。』と言っていた。

最近は考えを直したらしいが、市職員が違法な宅地開発を目論んでいた業者A・Bの味方をし、善意の古谷夫妻を締め出しにかかっていたことは明白だ。その裏には地元町内会長の市議(当時)がいた。市職員らは、この市議に便宜をはかるために種々の公文書偽造まで働いている。今後は市役所職員の不正追及に移行する。

当方としては、古谷氏に協力し、警察・弁護士に詳細資料を渡して対応を求めるなど、ひとまず業者A・Bによる違法宅地開発の対抗手段を整え、あそび山を守った恰好である。

===高知の社会問題の裏側記事===

新堀川工事差止訴訟(被告高知県)

追手前小廃校裁判で被告・高知市長が虚偽公文書を行使(被告高知市長)

市長選挙の妨害報道裁判(被告高知新聞社元政治部長)

人気ブログランキングへ ← 頑張ろう高知県 ポチっとよろしく          総合トップページへ

最新の日記へ