このブログを始めて、ということは娘の勉強への伴走を始めて、3週間少々が経過した。
最近、娘に教える喜びには、2種類あることに気付いた。1つは、娘の勉強に自分が役立ったという、いわば教師としての喜び。これは、大学生時代に家庭教師をした際にも感じたものである。
もう1つは、家庭教師では感じたことのなかった、自分の娘の成長に触れる親としての喜びである。それは、赤ん坊の頃に初めてハイハイをし、つかまり立ちをし、歩き始めたという1つ1つが(自分の貢献など抜きに)無条件に嬉しかった、その延長線上にある。
娘は、昨日初めて分数の足し算を理解し、今日は少数の足し算ができるようになった。彼女の人生でもう二度とない、それぞれの瞬間に立ち会えた幸せ。「なーるほどー」とつぶやく娘の小さな横顔に、教師としてだけでなく、親としての無上の喜びをも覚える日々である。