はれのきろく

ライブを中心に、ネタバレで記録します。

桂文珍独演会@神戸文化ホール中ホール(2012年4月30日)

2012-04-30 19:45:22 | 落語
 文珍さんの創作落語はテレビやラジオで昔よく聴きましたが、舞台は初めて。古典落語も聴くのは初めて。

 落語を生で聴くのは小朝さん、談春さんと江戸落語が多く、上方落語には米朝さん、枝雀さんと稀代の名手がいらっしゃる(った)にもかかわらず、生で聴いたことがありません。米朝さんもお体のことを考えると、残念ながらもう完璧な舞台を拝見することは難しいでしょう。

 そこで、上方落語を生で聴こうと文珍さん独演会に。なぜ文珍さんかということについて意味はありません。文珍さんはテレビタレントのイメージが強く、テレビ口調が好きではないのですが、噺の運びは流石と思わせるものでした。



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16:00 開演

狸さい 林家うさぎ
るるるとららら 桂文珍
青菜 桂楽珍
帯久 桂文珍

仲入り 17:51-18:06

ぞろぞろ 桂文珍 18:27 終了
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AX

立川談春12ヶ月連続独演会 神戸4月公演@神戸朝日ホール(2012年4月24日)

2012-04-24 22:25:48 | 落語
 ずっとオンタイムスタートだっだのが、19時に場内アナウンスがあったので、今日は何か違うのかなと思っていたら、最初に登場されたのが談春さん。1月に、この12か月公演は前座を置きますと仰っていたので、意外でした。
 談春さん曰く「つまらない噺」だけど「かっこいい噺」という「長い」「慶安太平記」の前に、ご自身が前座話をしますと「紙入れ」を演じられました。そのまま、退がることなく「善達の旅立ち」に。
 「吉田の焼き打ち」は知恵伊豆との対決途中、由井正雪が登場したところで終わり、続きが聞きたいと思っていたら、「あとは山本周五郎さんの小説をお読みください、善達は出てきませんが・・・」とのことでした(笑)。このお噺としてはあと2題あるらしいですが、それでも完結しないそうです。



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19:04 ブザー、客電が落ち、
19:05 緞帳が開き、談春さん登場


紙入れ 19:36終了
引き続き
慶安太平記~善達の旅立ち

仲入り 20:15-20:30

慶安太平記~吉田の焼き討ち 21:06終了

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ファンミーティング(笑)の内容が発表されました!


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大阪・神戸 12か月連続公演演目一覧


AX

どーもどーも@セキスイハイムスーパーアリーナ 2日目(2012年4月22日)

2012-04-22 22:21:58 | 小田和正
宮城仙台公演2日目

 このツアー参加31本目で初めてのゲスト。アンコールで登場された小田さんが「一番新しい友達」と紹介されてMONKEY MAJIKさん登場。昔から小田さんのファンとのこと(Wikipediaに書かれているそう)で、昨年の小田さんの横浜公演に4人揃って参加、「震災以降、気持ちがしぼんでいたので、元気をもらいに行った」そうです。「空はまるで」歌唱後退場されましたが、「YES-YES-YES」では、スタッフ合唱団と一緒に指を突き上げていらっしゃいました。仙台が地元とのことで、紹介・登場されたときの拍手は今日一番の大きさでした。

 今日のアンコールは大サービス!!
 ただ、「ダイジョウブ」は昨年のツアーではフルコーラスだったのが、昨日今日とも、サビから2番に入るアレンジに変わっていたのが残念です。

<参考>仙台駅-会場間シャトルバス=往復とも約30分


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 「明日」後のMCで、「昨日神経質になった」とおっしゃっていたのは、やはり「大きな被害を受けた宮城」、「青春の地・仙台」での公演ということでお気持ちが錯綜されていたのでしょうか。また、「hello hello」前に「緊張した仙台公演」ともおっしゃっていましたが、昨日今日と歌詞飛び、メロディーの不安定が非常に多く感じられたのはそれらのせいだったのでしょうか。(それとも「ダイエット」のせいかな?)
 いずれにしても、小田さんにとって仙台は特別な地なんですね。

 次は「東北最終日」そして「横浜赤レンガ」、横浜は前公演の福島から中5日なので構成変更はないと思いますが、体調を整えられた小田さんの青空のもとの疾走が楽しみです。


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♪セットリスト

オープニング映像 17:06スタート


明日

 どうもありがとう。昨日は出る前にいろいろ考えてちょっと神経質になりましたけれども、みんなの(間)楽しそうな顔を見ていて、とっても、とても嬉しくなっていしましました。今日もみんなで思いっきり楽しく、明るく盛り上がっていきたいと思います。よろしくお願いします。

ラブ・ストーリーは突然に
こころ
正義は勝つ

 MC
誰れも どんなことも
こたえ

 MC
たしかなこと
 MC
Re
 MC
メドレー
I LOVE YOU
~切ない愛のうたをきかせて
~goodtimes&badtimes
~めぐる季節
~水曜日の午後
~woh woh

 MC
その日が来るまで
緑の街
風の坂道


<ご当地紀行>みんなで歌い倒そうは「ふるさと」

グッバイ
思いのままに
愛を止めないで
the flag
やさしい雨
Yes-No
キラキラ
伝えたいことがあるんだ
19の頃
今日もどこかで
さよならは言わない
東京の空

 MC
hello hello 19:36終了

★1stアンコール
空はまるで with MONKEY MAJIK(ゲスト)
またたく星に願いを
ダイジョウブ


★2ndアンコール
言葉にできない
YES-YES-YES
いつもいつも
君のこと
生まれ来る子どもたちのために


エンディング映像 20:23終了

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★アンコール曲比較
 本編は固定しているので、アンコール曲のみ


今回の会場の横にある建物内の自販機の上というスゴイところに小田さんのサインが掲示されていました。



会場全景


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 参加できれば席にこだわる方ではないのですが、今日は遠くかつモニターが非常に見づらい席でした。また、ほぼすべての曲で手拍子をする方がいらしたのですが、微妙にリズムを外していて、コンサート中、どうも落ち着きませんでした。たまたまなんでしょうが、昨日に引き続き残念な方の近くの席でした。

AX

どーもどーも@セキスイハイムスーパーアリーナ 初日(2012年4月21日)

2012-04-21 23:20:14 | 小田和正
宮城仙台公演初日

 オープニング映像後半は、ラインダンスなどに変わり、スタンドの形状からドームと思われる会場を疾走する小田さん、ご当地、雪の中から桜街道に移行する中を疾走するツアートラックのシーンになり、何とも感動的な映像になっていました。

 小田さんは、このツアーを始めるに当たって、体がゆるんでいると「よく噛む(30回)」を実践されたら、満腹中枢が刺激されるせいか、食べる量が激減し短期間(1週間だったか10日だったか記憶が曖昧)で5キロぐらい痩せたそうです。最近、すぐ疲れるようになり、理由を考えたらその「ダイエット」しかなく、必要な熱量を取る大事さを認識できたそうです。そして、現在、回復をはかっているところだそうです。

 ”恐るべし”秋田の後なので、昨年の広島の後の新潟のような感想を持ってしまうかなと危惧していたのですが、新潟のときのような大きなギャップを感じることはありませんでした。秋田ほどではないにしても拍手も歌声も出ていた方だと思います。会場の外は寒くても、「会場は熱い!!」です。

 「東京の空」のとき、鈴の音がずっと聞こえていて、コンサート会場でそんな音を出していいのかどうか分からない人もいるんだと残念な思いがしました。また、「言葉にできない」を大声で歌っていらっしゃる方、歌うのはよしとしても、元歌がわからなくなるようなメロディーは勘弁願いたいところです。

 会場はとても不便な場所にあるように感じます。「hello hello」のメンバー紹介が始まった途端、続々と出口に人が急ぎ、1回目のアンコールが終わったときも、相当数の方が帰路に。遠方から来られている方は急がないと厳しいせいでしょう。
 シャトルバスで仙台駅-会場間を往復しました。復路は道路が空いていて乗車25分、でも、往路はもっとかかっていたように思います(眠っていて時間を計測していませんでした。)。
 余裕をみたら、会場に早く着いたため、会場外で長時間を待つことになり、あまりの寒さに頭痛に襲われました。明日は防寒しなければ・・・。

 5月7日には東北大学に招かれてコンサートを行われるそうです。

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♪セットリスト

オープニング映像 18:17スタート

明日

 どうもありがとう。本来このコンサートは昨年の6月18、19と行われる予定でしたけれども、僕はあの頃、もうコンサートなんてできないじゃないかと、やってはいけないんじゃないかと、そんなふうに思っていました。しかしながら、時間がたって、我が青春の地、仙台で今日という日を迎えることができました。感無量であります。(長い拍手)こうして寒い中集まってくれたみんなと思いっきり楽しく駆け抜けていきたいと思っております。よろしくお願いします。

ラブ・ストーリーは突然に
こころ
正義は勝つ

 MC
誰れも どんなことも
こたえ

 MC
たしかなこと
 MC
Re
 MC
メドレー
I LOVE YOU
~切ない愛のうたをきかせて
~goodtimes&badtimes
~めぐる季節
~水曜日の午後
~woh woh

 MC
その日が来るまで
緑の街
風の坂道


<ご当地紀行>みんなで歌い倒そうは「ふるさと」

グッバイ
思いのままに
愛を止めないで
the flag
やさしい雨
Yes-No
キラキラ
伝えたいことがあるんだ
19の頃
今日もどこかで
さよならは言わない
東京の空

 MC
hello hello 20:52終了

★1stアンコール(小田さんは楽天GEのユニホーム、背番号77 K.ODAで登場)
またたく星に願いを
ダイジョウブ


★2ndアンコール(白いTシャツに変更)
言葉にできない
YES-YES-YES
いつもいつも


エンディング映像 21:20終了

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秋田との曲比較
 昨年と異なり本編は固定しているようです。


アリーナブロック図(会場外に掲示されています)


ステージ位置(幅は正確でない)




AX

どーもどーも 東北ツアー初日@秋田県立体育館 初日(2012年4月14日)

2012-04-14 22:31:38 | 小田和正
KAZUMASA ODA TOUR 2012 どーもどーも -その日が来るまで-

東北ツアー初日

 秋田恐るべし。
 小田さんが最後に「お世辞抜きで拍手の大きさはこれまでの会場中一番」とおっしゃっていましたが、本当にスゴイ。小田さんは当然48会場との比較ですが、自分が参加した昨年の28会場との比較でも、いや、比較するまでもないスゴさ、凄まじさでした。合唱もすごく、「YES-YES-YES」の会場だけの大合唱は、over tour のフェスを思い出させ、鳥肌!足の震えを止めることができませんでした。秋田は12年ぶりだったそうですが、1年延びた(待った)こともあり、ヒートアップしたのでしょうか。「hello hello」の前のMC後の拍手も鳴り止まなくて、小田さんが「出しなさい」という感じでストリングスのみなさんにサインを送っていらっしゃったのには微笑んでしまいました。 

 「Re」について、「前まで歌ってなかったけど、今回はこの曲を歌いたい。」と紹介され歌唱。元々好きな曲ですが、あたらめてこの会場で詞をかみしめると、曲後「歌いたかった気持ちが伝わればうれしい」とおっしゃったのに、「伝わりましたよ」と叫びたくなりました。
 新曲「その日が来るまで」は、詞に小田さんの葛藤が聞こえて来るようで、泣けました。婉曲な表現をされていても、何をさしているのかは容易に想像でき、胸が詰まる思いに、歌うことしかできないと、被災された人たち、子どもたちへの願いを歌った曲なんだと感じました。
 それ以外では、「少年のように」が「woh woh」(個人的にはGood Choice)、「緑の日々」が「19の頃」に変更されました。

 歌唱位置は変わっていませんでした。

 アルバム「どーも」からは、「きみのこと」「若葉のひと」の2曲を除いて演奏されています。

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♪セットリスト

オープニング映像 18:05スタート
 前と同じ映像だと思って油断して、登場された小田さんに目線がいっている間に途中から新しい映像に差し替わっていたのを見損なってしまいました。最後の満開の桜街道をツアートラックが列をなして走っていく絵に早くも涙が流れて・・・。

明日

 どうもありがとう(大きなそして長い拍手)。どうもありがとう。このコンサートは昨年の4月16日17日に行われる予定でしたけれども、あんな大変なことがありまして、一番最初に中止になりました。一時はコンサートなんてできないじゃないかと思いましたが、ようやく今日という日を迎えることができました。(大きなそして長い拍手)
 簡単に乗り越えられないようなことばかりですけど、みんなで力を合わせて、もう一度あの明るい日本を取り戻す、そんなふうに思っております。東北ツアー初日と言うことでいささか緊張しておりますが、みんなで明るく最後まで盛り上がっていきたいと思っております。よろしくお願いします。

ラブ・ストーリーは突然に
こころ
正義は勝つ

 MC
誰れも どんなことも
こたえ

 MC
たしかなこと
 MC
Re
 MC
メドレー
 I LOVE YOU 
 ~切ない愛のうたをきかせて
 ~goodtimes&badtimes
 ~めぐる季節
 ~水曜日の午後
 ~woh woh


 あの地震後、すぐに曲を書いたアーティスト、書けなかったアーティストがいる。自分は後者。やっと書くことができた。今回のツアーのサブタイトルからお題をいただいた曲です。
 
その日が来るまで(新曲)
緑の街
風の坂道


<ご当地紀行>みんなで歌い倒そうは「ふるさと」

グッバイ
思いのままに
愛を止めないで
the flag
やさしい雨
Yes-No(岡山以降バージョン、「君を抱いていいの」コールはなし)
キラキラ
伝えたいことがあるんだ
19の頃
今日もどこかで
さよならは言わない
東京の空

 
 12年ぶりの秋田でしたが、次は12年といわず来たいと思います。(鳴り止まない拍手)

hello hello 20:38終了

★1stアンコール
忘れていた思い出のように
またたく星に願いを
(福岡ドーム以前バージョン、ドームアレンジではない)

★2ndアンコール
言葉にできない
YES-YES-YES
その日が来るまで
いつもいつも


エンディング映像 21:18終了
 エンディング映像は集合写真後に変更がありました。

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TOUR2011とのセットリスト比較


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秋田県立体育館のブロック図

アリーナでもA、Eブロックはきつい席のような気がします。
小さめの体育館なので、スタンドでも2階は見やすいと思います。
トイレが外の簡易設備なのはいささか驚きましたが・・・
仙台会場はDVDで見たことがあるだけですが、その感じでは秋田会場より大きく感じましたので、回廊式の花道になるのかな?
初日はスタンド、2日目はアリーナ。すみません、また参加させてもらいます。


AX

その日が来た?- K.ODA TOUR 2012 どーもどーも 開幕(再開?)

2012-04-14 14:40:00 | 小田和正
どーもどーも2012
いよいよ東北公演です。
地元以外の人間が参加してよいのか葛藤がありましたが、イベンターさんに聞くと地元優先にチケットを販売するので当選しにくいとのことでした。それならと申し込んだら当選してしまったので、参加させていただくことにしました。
参加する以上は大いに盛り上がりたいと思います。

さて、秋田に早く着いたので市内観光ついでに会場をのぞくと準備が進んでいて、気持ちも高揚してきました。




リハも含んでいるのか、1週間も借りるのですね。

ツアートラックはプチリニューアルしたようです。
「2011」が「2012」に変わり、「Until That Day is Done!!」の文字が追加されています。





AX

吉本興業創業100周年 伝説の一日 ライブ・ビューイング 18:00の回@TOHOシネマズ西宮OS(2012年4月8日)

2012-04-08 22:54:08 | 映像作品
スローガンは“大阪おもろナーレ!”

 吉本興業創業100周年ということで旗艦劇場「なんばグランド花月」をリニューアルオープン。100周年初日を飾るにふさわしい豪華ラインナップによる公演らしいです。

 劇場の前説、ミサイルマンのお二人の話だと、NGKのチケットは19,000倍の競争率だったそうな(眉唾に感じますが・・・)。
 
 (今は分かりませんが)土曜日は家に帰ったら、昼食を取りながらテレビで新喜劇(13時から)を見るのが定番。自分の頃の多くの大阪の子供にとって吉本は血肉のような存在(笑)。今日もしっかり笑わせてもらいました。

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17:59 中継開始
18:00 MC キム兄登場

<ポケットミュージカル>
 エキセントリック少年ボウイ
 ああエキセントリック少年ボウイ
 オジャパメン
 明日があるさ
 WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~

18:50 終了

大喜利

19:14

さんまの駐在さん
 大阪の人間にはこれ以上ないくらいの豪華キャスト

21:50終了

★カーテンコール
社長挨拶

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●事前告知


AX

新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会@オリックス劇場(2012年4月8日)

2012-04-08 17:40:24 | クラシック
『オリックス劇場』グランドオープニング記念公演
 新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会

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 こけら落とし公演は京都劇場、NHK大阪ホール、新歌舞伎座に次いで4劇場目(たしか、そのはず)

 「大阪を代表する多目的ホールとして多くの人に愛され、関西の文化・芸能の発展に貢献してきた旧大阪厚生年金会館大ホールの歴史を継承し、伝統ある建物の外観を残しながら、安全性と環境性能を向上させた施設として運営を開始」するそうです。

 また、「2,400席の客席数を維持しながら、音響や照明などを最新鋭の設備にアップグレードすることにより、ポップスやロック音楽はもちろんのこと、クラシック、ミュージカル、オペラ、演劇など、旧来以上に多種多様な公演をお届け」するそうです。


 旧厚生年金会館は、数え切れないほどコンサートや舞台を見たホール。外観の一部が替わり、また、入って壁が張り替えられているのは分かりましたが、あの堅い音はクラシックにむかないのかこのホールでは一度も聴いたことがなかったので、半分不安な気持ちで鑑賞に臨みました。開会宣言でクラシック対応にしたとのことでしたが、フェスと比べるとどうなんだろうと思ってしまいました。なくなってしまって美化しているかなぁ。

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14:01 MC登場(名乗らず)宮内CEOを紹介

14:02 宮内義彦CEOの開会宣言<完メモできていると思います。>
 みなさま、本日は桜満開のもと、皆様方大変ご多用だと思いますなか、私どものグランドオープニングコンサートにご出席賜りまして、心から感謝申し上げたいと思います。ご承知のとおり、当劇場は四十数年前から大阪厚生年金会館として大阪市民、あるいは関西の皆様に親しまれた劇場ではございましたけれども、縁がございまして私どもオリックスがこれから運営させていただくことになりました。それを機に、これまでも多目的ホールではございましたけれども、さらにクラシック対応ということをいたしまして、音響板、あるいはその他の設備を充実させていただきました。したがいまして、従来からのポップス系の音楽のみでなく、オペラ、バレエ、ミュージカル、あるいは歌舞伎にも対応できる設備を整えさせていただきました。また、このたびの大震災のこともあり、耐震性あるいは建物の構造につきましても強化をさせていただきました。また、劇場の屋根が、天井が問題があるということでございますので、これを強化させていただきました。もし、万一の災害の場合には地域の対策のお役に立てるような形の運営をさせていただきたい、こういうことを考えております。そういう古い歴史のうえに今日から新たに歴史を築きたいとそのように思っております。そして大阪ひいては関西のいろんな文化の発祥の地といたしまして皆様方に喜んでいただく、あるいはご利用いただく、聴いていただく、見ていただくということを心からお願いしたいと思います。新しい劇場の歴史をこれから作らせていただくということに私どもオリックスグループといたしましては心から感謝を申し上げ、ここにオリックス劇場がオープンいたしますことを宣言いたします。

ファンファーレ

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第1部 指揮:宮川彬良

14:08スタート

大阪の女(ひと)

 主席オーボエ奏者は港区の銭湯の長男。
 大阪で生まれた女はバッハのあの曲と同じコード進行、クラシック調にアレンジしやすい。

大阪で生まれた女(G線にメロディーを乗せたアレンジ)

 このホールはいい音だと聞いたことがなかった。改装したというが色を塗り替えただけではないのかと思っていた。多目的ホールはたいてい失敗している。コンサートホールとしては使えないことが多い。でも、今回音を出して、ここは使える、いいホールを見つけたと感じた。

悲しい色やね~大阪ベイ・ブルース~

 大阪の話

音楽劇「ハムレット」より5つの主題<歌:中野太一>

★アンコール
シンフォニック・マンボ・ナンバー5
(ベートーベン交響曲第5番第1楽章+マンボ・ナンバー5)

30分休憩(15:00-15:30)

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第2部 指揮:下野竜也

宮川さんと下野さんのトーク

ベートーベン交響曲第7番

★アンコール
ワーグナー ローエングレン第3幕への前奏曲

16:24終了


終了後、ステージ見学が開催されるとのことでしたが、西宮への移動時間を考えると残念ながら参加できませんでした。

出口では記念品として新日本フィルのオープニング記念CDが配布されました。


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今日の一番の驚きは客質の悪さ。ビニール袋をずっとシャカシャカする人や鈴を鳴らす人も複数の方向から、かなり離れた席なのに呼吸音が聞こえる人(最初から最後までなら病をお持ちの方かと思いますが・・・、ビニール音を注意された後なので嫌がらせでしょう。)、途中で席を立つ人、なんだ今日はとがっかりでした。そして、拍手どころでないところで拍手がおき、クラシックのコンサートに来たことがない人が多数おられたようです。オリックスの看板で誘導されていた方が多くいたので、動員されていたのかな。もしそれらの人たちがそうなら、会社の質を疑ってしまいたくなりますが、この劇場の今後の運営を考えるとそうでないことを信じます。


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聖響/神々の音楽 第1回 ベートーヴェン@ザ・シンフォニーホール(2012年4月7日)

2012-04-07 16:47:27 | クラシック
ザ・シンフォニーホール開館30周年記念プログラムだそうです。

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[指揮]金 聖響
[管弦楽]関西フィルハーモニー管弦楽団

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聖響さんも関西フィルも初見。
このシリーズは第2回第3回でワーグナーが取り上げられるということで先にチケットを購入。それなら第1回もと参加しましたが、そつのない演奏という感じで物足りない・・・

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14:03 オケ登場
14:05 指揮者登場

ベートーヴェン:交響曲 第6番

14:47 演奏終了

14:50-15:12 休憩

15:12 オケ登場
15:14 指揮者登場

ベートーヴェン:交響曲 第5番

15:47 演奏終了

★アンコール
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番



15:55 終了

=[聖響/神々の音楽]今後の日程=
●第2回 ワーグナー&ブラームス
【公演日】6月2日(土)14:00
【プログラム】
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より ”第1幕への前奏曲”
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より ”前奏曲””愛の死”
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
 ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調

●第3回 ワーグナー&マーラー
【公演日】7月14日(土)14:00
【プログラム】
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」より”第1幕への前奏曲”
 マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調


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