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ポケットステージの舞台裏です。音楽その他のよもやま話など、どうぞ。

紫の宴

2007-06-13 | いろいろ

ここ何年か、今の時期に潮来方面にあやめの花を見に行くのが何となく恒例になっています。
「紫」とひとくちで言われる色の持つ、実にさまざまな色合いが好きなのですが、あやめの花を見に行くと本当にたくさんのその色のバリエーションに出会えます。
いつも行く「佐原水生植物園」の前に、今回は潮来の「前川あやめ園」というところにも初めて寄ってみました。
川べりにいろいろなあやめの花が群生しているという感じで、あら、きれい!



大賑わいで、露店もいっぱい出ていました。
「潮来の伊太郎」という像が立っていたのですが、そのお顔はどうやら橋幸夫さんのようでした。
特設ステージなどもあって、もうすぐ歌謡ショーの時間だとか。
しつこく流れるBGMの演歌が何とも言えず、何だか独特の、けれど観光地によくありそうな雰囲気ではありました。

そこのあやめで結構お花は満喫したのですが、やっぱりいつものところに行こうよ、ということになり、「佐原水生植物園」に向かいました。
こちらは植物園というだけのことはあって、お花が品種毎に並べられ、実に整然としています。



お花だけを見ていると本当に私などは見分けがつかないのですが、実は「あやめ」「花菖蒲」「かきつばた」と3つに分類されていて、それはお花の形や、入っている白い筋の具合などももちろん違うのですが、大きな違いは生える場所だそうです。「あやめ」「花菖蒲」「かきつばた」の順に、乾いた土地、水辺などの湿った土地、水湿地、という風に生える土地が湿って行くというわけです。毎年来てパンフレットでそのことを知っては「なるほど!」と思うのに、やっぱり今年も「どういう風に違うんだっけ?」と思ってしまう私なのでした。

お花の品種もびっくりするほどたくさんあって、そしてそれぞれに「夢の浮き橋」だの、「晴れ間の響き」だの、凝った名前の雰囲気のある名札が付けられてて、それを写真に撮ろうと思ったら、なんといつの間にかバッテリーが力尽きていたのでした、残念…

BGMもこっちの方がまあ、よかったし、何と言ってもお花の種類が格段に多いし、落ち着いた雰囲気でやっぱり来年もここかなあ、と思いながら園を出ました。
出てみると、見渡す限りの水田で、この植物園だけが突然田んぼのまん中にあるんだなあ、というのにいつもびっくりしてしまいます。
高い建物もなく、まさに平ら、山もなく関東平野の広さを実感しますが、どうも、関西育ちの私にはそういう景色って馴れなくて、居心地悪いのですよね…
その風景をご紹介したくとも、バッテリー切れで眠ってしまったデジカメなのでどうしようもないのでした。
来年はちゃんと準備して行きましょう。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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潮来の伊太郎♪ (夢のもつれ)
2007-06-15 15:43:14
って、東映だか大映だかの時代劇の中で突然唄われる歌のような、あるいは演歌以前の歌謡曲って感じでわりと好きですね。……なぜそう感じるかは専門家の分析が待たれますが

あやめその他(<おいおい)ってこの季節ですね。一度潮来に見に行きたいなって思って何年になるのかなぁ
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うーん、それは… (ぽけっと)
2007-06-16 21:21:47
橋幸夫さんの柔らかいこぶしに拠るところが大きいような気もしますが、長調系のヨナ抜きってこともあるかも知れません。
「北酒場」とか「は~るばる来たぜ♪」なんかも、そんなに演歌っぽくないような気がしません?おおらかな感じになりますよね。

潮来はたまたま「澪つくし」の再放送を見ていて「潮来はええどお」と草笛光子さんの女網元がおっしゃっていたのを見て「へえ、じゃ、行ってみようか。」と思ったのが始まりです。
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