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ポケット覚書で不払対策を

2005年09月17日 | 工事代金の不払
 ユニオンでは賃金労働対策部を中心に、多発する不払い対策のため「ポケット覚書」を作成し、10月26日のポケット覚書の説明会を行い、その場で販売する運びとなった(1冊490円)。会場は相模原市民会館で行う。
 工事代金の不払いでトラブルになるケースとして、工事を請け負う際に「口頭」で確認するだけで「書類」が後に残らない場合がある。工事に「追加」があったり「変更」があったりした場合も、「追加」の工事代金の取り決めや、「変更」の際の支払いなど、「口頭」だけでの取り決めは、後々のトラブルのもととなる。
 かといって、工事に追加や変更があった時など、毎回、取引先と契約書を取り交わすことも大変だ。
 そこで、工事を請け負う際や、追加工事、変更工事があるときに、メモ書き程度で書き込める「ポケット覚書」を活用したい。
「ポケット覚書」は①打ち合わせの内容②代金(単価)の取り決め③代金の支払の3つの項目に記入し、日にちと相手のサインをもらうだけでOKだ。また「メモ欄」もあるので、そこには自由に書き込める。
 「ポケット覚書」は2枚1組の複写式になっているので、1枚を切り取り、相手に1枚を渡す。
 更に現場の施行前と施工後の写真も撮っておけば、なお良い。また10月26日の説明会では、最近の不払い相談の実例を何件か紹介する予定。具体的な実例を紹介することで、不払いをできるだけ回避する方法や、不払いにあった際の対応方法などを勉強する。
 単価をたたかれ、利益を出せずに苦しむなか、私たちにとって、不払いにあえば、たちどころに生活を直撃する問題だ。
 今回の「ポケット覚書」説明会に向けて、ぜひとも多くの仲間に呼びかけて欲しい。

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