週刊碁の「棋士が選ぶベスト10」シリーズに
「好きな棋士ベスト10」が登場。
今回は「現役棋士を除く」という以外は
特に制限はなしということで、
古今東西の棋士の中で果たしてプロ好みの棋士は誰か!?
と、大変興味深い企画。
実際に選んだプロが「どういうところ(棋風)が好き」か、
具体的に局面を示して説明しているのがさらに良い。
そして今回は早速、第10位が発表されたが、
何と…本因坊秀栄!!
「名人中の名人」「コミなし白番のお手本」と言われ、
20に同じアンケートをとったら、
まず上位は固い大棋士。
それが168人×3票のうち10票しか集められないとは
ビックリもいいところだ。
さらに驚くべきことに今回は次点も発表されたのだが、
それが高川格と本因坊丈和!!
「前(棋)聖」丈和が「選外」となると、
他の順位がどうなるか全然読めない。
「好き」なので、あるいは碁の強弱だけでなく、
自然と人柄とかも加味されているということだろうか?
あるいは最近の棋士は古碁に興味がない?!…ということもあるのかも。
それとも思いの外、票が割れたのか、あるいは一点集中したのか…。
そんなこんなを考えてはみたが9位以降は、
また折をみて発表ということでオアズケを喰らった格好。
うーん、いけずぅ。
ただその分、他の順位を予想する楽しみもあるわけで、
これはこれで上手いスタイルなのかも。
(つづく)
「好きな棋士ベスト10」が登場。
今回は「現役棋士を除く」という以外は
特に制限はなしということで、
古今東西の棋士の中で果たしてプロ好みの棋士は誰か!?
と、大変興味深い企画。
実際に選んだプロが「どういうところ(棋風)が好き」か、
具体的に局面を示して説明しているのがさらに良い。
そして今回は早速、第10位が発表されたが、
何と…本因坊秀栄!!
「名人中の名人」「コミなし白番のお手本」と言われ、
20に同じアンケートをとったら、
まず上位は固い大棋士。
それが168人×3票のうち10票しか集められないとは
ビックリもいいところだ。
さらに驚くべきことに今回は次点も発表されたのだが、
それが高川格と本因坊丈和!!
「前(棋)聖」丈和が「選外」となると、
他の順位がどうなるか全然読めない。
「好き」なので、あるいは碁の強弱だけでなく、
自然と人柄とかも加味されているということだろうか?
あるいは最近の棋士は古碁に興味がない?!…ということもあるのかも。
それとも思いの外、票が割れたのか、あるいは一点集中したのか…。
そんなこんなを考えてはみたが9位以降は、
また折をみて発表ということでオアズケを喰らった格好。
うーん、いけずぅ。
ただその分、他の順位を予想する楽しみもあるわけで、
これはこれで上手いスタイルなのかも。
(つづく)
木谷実・・・弟子と孫弟子の数的優位
藤沢秀行・・・強烈な個性と秀行塾生の多さ
加藤正夫・・・求道的で「尊敬」されやすい
喜多文子・・・女流組織票で大穴
130名の名を見ると、若い棋士が多いので、
秀和と秀甫は微妙。
その点、十年前に本因坊に返り咲いた加藤先生の印象は強く残っているでしょうね。
昔からのファンにはたまらないんでしょうね。。。
宇太郎先生など関西棋院の棋士が入る可能性があるとは思えませんが(苦笑)。
それはさておき、
GO!さんご指摘の通り、
”その棋士を推す理由が、棋譜と共に語られている”
これが面白いですよね。
しかも、語り手が一流棋士ですから。
そもそもプロにとって、賞金ランキング以外、何の意味があるのか?
という気もしますが(汗)、『週刊碁』ですから、囲碁ファン向けなのでしょう。
おそらく、あっじょさんの”中韓の現役棋士を含めたランキングを”という見方は同感だし、現役棋士のみなさんの本音もそうかなあ、と思います。(月刊『囲碁』にもありましたよね)
ただ、対象として、現役棋士を含めると、日本的に味が悪いんじゃない?というわけなんでしょうね。
瞬発的な企画としては、昔の棋士のランキングが無難なのでしょうが、囲碁殿堂とどう違うの?という思いも。
できれは、毎号連載で、「やっぱり(秀栄)が好き」というコ-ナ-にして欲しいです。なぜ好きなのか、どういうわけで尊敬するのか、知りたいのはそこですから。
一流プロの棋風分析、治勲先生のお悩み天国、依田先生の△?☆理論に、アマ碁界と盛りだくさんですから、
私なら、たぶん、500円に値上げされても買いますね(微笑)。
まぁ、この辺は固いよなぁ。
>あっじょさん
多分、李昌鎬、セドル、古力、趙治勲とか
少し前に一時代を築いた、強いところに票が集まって、
「好き」で若い有望株が入ることはあまりないでしょうし。
意外性がなくて、つまらなくなりそうな気がします。
まぁ、それでもやってみたらどうなるのか興味深いし、
客観的な棋士ランキングの設定はあってもいいと思いますが。
私は棋力至上主義でもなくて、碁の個性とかも気になるタイプなので、
意外に今回の企画に関しては「イヤな目」を全く持ち合わせていませんでした(汗)。
そっか、そういう見方もあるかもね。
今回の企画はいいですが、続けられると「懐古」的過ぎて「イヤな目」が復活するかも…。
無論、そういう連載があっても500円では買いません(邪悪な微笑)。
なぜ,ちゃんと読んでなかったかというと,4月で週刊碁の郵送が切れたので,i碁booksで購入してます.ところが,読んでる最中によく落ちるんですよ ( ´Д`)=3 春だというのに,幽玄の間 for Iphoneも出ないし,どうなっているのでしょう...
起動の際に一回落ちるというのはよくあります。
(通信圏外のため?)
「幽玄の間 for iOS」のリリースも含め、
いろいろ要望は出てきている気がしますが、改善の兆しがない…。
しかし悲しいですが「これが日本棋院クオリティ」と
妙に納得してしまう自分がいます…(苦笑)。
桑原六段が紹介していた棋譜は、私もヤッシー&マッキーの囲碁教室に通っていた頃に、題材としてみたことがあります。あれが秀栄だったのか...ちょっと興味持ちました。
が、未だに一年前に買った加藤正夫先生の棋譜集を並べたことがなく...そもそも棋譜並べしないからなぁ。時間を作って並べてみるか。
棋譜の良し悪しがわかる棋力もないです(汗)。
平明と言われていますが、若い頃は全然真逆の力碁で、
秀甫との10番碁(秀栄の先)とか、それ以前を並べると、
私の目から見ても「ゴリゴリ」のところがあって、
結構面白いです。
やっぱりどういう棋風でも強い人は押しなべて、
若い時は力が強くないとやっていけないのだなと思います。
加藤先生は着手の意図がアマにも比較的わかりやすいので、おススメです。
最近、全然棋譜並べしてないや。