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大法輪 2012年 04月号 [雑誌] |
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大法輪閣 |
【雑誌】大法輪 4月号
<取材>気づきの瞑想入門(前編)
プラユキ・ナラテボー師と真言宗僧侶今野本證(こんのほんしょう)師の楽しいやり取りをとおして、瞑想方法を学ぶことができます。
その対話の一コマをご紹介します。
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<今> これから、タイのお寺に伝わる、苦しみから解放される「気づきの瞑想(チャルーン・サテイとを教えていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。プラユキ先生は二十四年間もタイの奥地のお寺で修行されたそうですね。どんな厳しい瞑想修行をつまれたのですか?
<プ> まあ、厳しい修行をつんできたというよりは、ブツダが伝えてくれた理にかなった教えにただただ従ってきただけですよ。タムレンレンという感じでやってきました。
<今> はあ。タムレンレン? ですか……
<プ> そう。タムレンレン。タイ語で「遊び心でやりましょう―」という意味です。これは「気づきの瞑
想」のコツです。
<今> へえ~。私はプラユキ先生が、日本をはなれ、タイの奥地で長年修行を積んだと伺って、どんなすごいお坊さんがお見えになるかと思い込んでいましたが、親しみやすい方だったので正直ホッとしました。それでは、遊び心を忘れずに楽しく教えていただきます