【大阪都構想とは何か2 まやかしの二重行政解消】
しんぶん赤旗に、ジャーナリスト・吉富有治さんの記事。
吉富さんは維新の会が訴える「二重行政の解消」にも触れます。
二重行政とは何か。
行政学的に言うと、単に府と市に類似施設があるというだけではなく、ムダが発生する場合です。
その視点から見ると、府立体育館も市立体育館もムダではない。図書館もそう。結局、二重行政とよべるものは、あまりありませんでした。
維新の会が二重行政の象徴のようにいう、りんくうゲートタワービルと旧WTCビル。
この失敗は、二重行政ではなく基本的な政策の誤りです。
そもそも、計画や需要の見通しが甘かったのですから、府と市が強調して一本にしても破綻していたはずです。
失敗への反省もなく、なんでもかんでも二重行政だといって大阪市をなくせば無駄がなくなるというという主張にとどまるなら、都構想で知事がスピーディに決められる体制ができたとしても政策が成功するとは限らない、と吉富さんは語ります。
都知事だった石原氏が新銀行東京をつくって失敗したのが良い例です。
しんぶん赤旗に、ジャーナリスト・吉富有治さんの記事。
吉富さんは維新の会が訴える「二重行政の解消」にも触れます。
二重行政とは何か。
行政学的に言うと、単に府と市に類似施設があるというだけではなく、ムダが発生する場合です。
その視点から見ると、府立体育館も市立体育館もムダではない。図書館もそう。結局、二重行政とよべるものは、あまりありませんでした。
維新の会が二重行政の象徴のようにいう、りんくうゲートタワービルと旧WTCビル。
この失敗は、二重行政ではなく基本的な政策の誤りです。
そもそも、計画や需要の見通しが甘かったのですから、府と市が強調して一本にしても破綻していたはずです。
失敗への反省もなく、なんでもかんでも二重行政だといって大阪市をなくせば無駄がなくなるというという主張にとどまるなら、都構想で知事がスピーディに決められる体制ができたとしても政策が成功するとは限らない、と吉富さんは語ります。
都知事だった石原氏が新銀行東京をつくって失敗したのが良い例です。
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