かえるネット木津川南

大阪市南西部で活動する日本共産党の青年後援会のブログです。

【ここが変だよ『大阪都』構想 過去の無駄を批判しながら不要大型開発を計画】

2015-04-29 11:22:08 | 日記
【ここが変だよ『大阪都』構想 過去の無駄を批判しながら不要大型開発を計画】
「二度とこんな無題使いをしない役所に一から作り直そうというのが都構想」。

橋下市長は街頭などではWTCビルなど大半が1990年代には完成していた箱モノを並べた「負の遺産」パネルを持ち出し、自民、公明、民主、共産をいっしょくたに攻撃。

府とともに市が存在したから悪いといわんばかりの主張を繰り返しています。

しかしのちに維新に移った議員たちがWTCなどを絶賛していたころから日本共産党は一貫して反対してきました。それは、議会答弁で橋下市長自身も認めるところです。
現在では自民党もそれが「政策の失敗」であることを認めています。

近年で府市の無駄で一番目立つのは、橋下市長が府知事時代にWTCビルの購入を強行したことです。いまの維新の源流となった勢力が生まれるきっかけになったのもその問題。

いま問題なのは、自らの政治を省みることなく、20年ほど前の無駄遣いを批判する維新が、約1兆5000億円とも言われる不要不急の大型開発を計画していることです。

それを市から権限と財源を奪い「実行力が劇的に強化された知事」(維新マニフェスト)のもとで進めようとしています。

大阪・梅田と関空を結ぶ《なにわ筋線》。「5分短縮のために2500億円(の事業費)と評価することもできる」と橋下市長も認めています。

交通量が減る中での高速道路・淀川左岸線延伸部の建設(3000億円~4000億円)。

橋下市長が「都構想の試金石」とするカジノへのアクセスのための鉄道整備など。
こういった無駄な大型開発が計画されています。

いま、求められているのは、取り返しのつかない政令市(大阪市)の廃止ではなく、住民投票で市民のノーを突きつけ、そういう政治の中身を変える一歩を踏み出すことです。



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