1月21日にオープンした国立新美術館へ、無料で楽しめる文化庁メディア芸術祭10周年企画展『日本の表現力』を観に行ってきました。2月4日(日)までやってます。
クネクネしたガラス張りの建物が印象的で、中は日差しが降り注ぐ、とても明るくて開放的な空間です。ガラスの掃除が大変そうな気がしますが、何か良い工夫でもあるのかな?
ポール・ボキューズのお店があるということで、朝食?ランチを先に食べようと、エスカレーターに乗って上へ。
円すいを逆にしたような、コンクリートの固まりがそびえ立っていて、この中が調理場になっているそうです。調理の臭いが漏れないように、密閉された空間になっているようですが、かすかに美味しそうな香りがしてました。でもこれは調理場からではなくて食べてる場所からなのかな?
停電になったら、真っ暗で大変だろうなぁ~。
3階へ到着すると、平日の朝だというのに物凄い大行列!9割以上は女性客でひしめいていました。さすがに『こりゃぁ~食えんな!』と諦め展示室へ。
展示室に入ると過去から現在、そして未来へ繋がる作品が展示しています。江戸時代に制作されたアニメーションなどもあって、歴史の教科書とかにも出ていたかなぁ~?
懐かしいマンガや、アニメ、CM等も上映されていて時間が経つのも忘れてしまいます。ファミコンやプレステなどゲームも楽しめ、こちらは1人10分まで遊べます。
アート作品も触ったり、弾いたり、手をかざすと影絵が飛び出すなどインタラクティブな作品が多くて面白かったです。
未来のアートをテーマにしたブースでは、生まれた年と死ぬ予定日を入力すると、死ぬまでの時間とこれまで生きた時間が秒数で表示されます。こちらは宮島達夫氏の作品で六本木ヒルズのデジタル表示のアートも手がけ話題になっておりました。
エキソニモという方の作品は、キーボードに好きなワードを打ち込むとスクリーンに映像がでてきて、クラブのVJみたいな感じなのかな?動いたりねじ曲がったり、音が出たり様々に変化します。こちらはパソコンにダウンロードして楽しむことが出来るそうです。
地球の内側から表面を見た感じの立体地図を操作して、地球をグルグル巡る作品なども、遊園地のコーヒーカップに乗ったあとのような感じで面白かった!
野外には『ランドウォーカー』という、男子なら一度は乗ってみたいと憧れちゃうような、二足歩行のマシーンが展示してありました。
この時は実際に乗ってデモンストレーションで動いている姿は見られませんでしたが、時間ごとに動かしているようです。価格は3,600万円で、スポンジボールを発射することもできるそうです。
乗ってみたいなぁ~。
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