永田キヤの躁鬱なる日々

モヤモヤが続く今日この頃
ガヤガヤした喧騒から逃れ
スヤスヤと眠りたいものです

乙女心

2007-04-26 | KY

遂に!
携帯電話を換えました。機種変更ってやつです。
もう3年位は変えていなかったので、随分とお安く済んで助かりました。
あたしの旧携帯は、本当にバカでした。文字の変換とかね、全く的外れな漢字で出てきたり・・殆どのホームページは見れなかったり・・と、それはそれはダメーな携帯でした。
ところが今のはね、yahoo!の携帯
サイトは見れるし、ワードやエクセルのファイルだって見れるのですよ。まるで小さなパソコンを携帯している様なのですよ。
でも、いざ新携帯に切り替えてみると、なんだか寂しい気持ちでいっぱいなのです。
ダメな子ほど可愛いっていうけど、本当だったんだと思いました。
前の子を生かしておく為に、無駄に電気使ってます。充電しっぱなしです。

もう少し、ダメーな彼と有能な彼の間で、揺られていようと思う、永田なのでした。



夢現

2007-04-16 | KY
今日、念願だった那智の滝に行ってきました。
大阪の南に位置するあたしの家からでも、3時間以上かかる那智勝浦。
朝早起きして、車で行きました。
生憎の雨は、進むにつれ酷くなる様子で、テンションは下がる一方。
でも、待ちに待った今日という日を大事にしようと、前へ前へと進みました。
途中、熊野本宮大社と熊野速玉大社に寄りました。
なんと、雨は小降りに。なんて運が良いんだろうと思いながら、お参りするも小銭が足りず、とりあえず壱円で参拝。ごめんなさい。
そこでは、ヤタガラスという三本足の鴉が迎えてくれました。
あたしは、何を隠そう・・鴉が大好きです。
だからもう、ヤタガラスグッズを買い漁りました。母へのお土産もしっかり買いました。

そして遂に、那智の滝へ。
車で向かう途中、また雨が降り出し、とても悲しい気持ちになっていたのですが、滝に到着すると、また雨が小降りになったのです。

そう、神様はいるのです。

あ、変な宗教に入ってる訳ではありません。
でも、本当にそう思いました。
滝はあたし達を歓迎してくれたのだと思いました。ありがとう。

夢にまで見た、那智の滝。
目の前に迫るその滝は力強く、そして優しく、流れ落ちてくるのです。
ナイアガラやイグアスのような迫力はありませんが、厳かでしなやかさがありました。
この滝は、あたしが生まれる前の前から流れるのを止めずにいるのです。
それはこの世から水が無くなるその時まで、永遠に続くのでしょう。
あたしは、滝の前で誓いました。
自分の思いが続く限り、そこへ向かって進むことを止めずにいようと。


滝から発せられるマイナスイオンで、プラス思考になった、永田でした。

天使と悪魔

2007-04-11 | KY

悩みます。大いに悩んでます、永田です。
いや、大いにとは、言い過ぎかもしれないけれど。
これは以前から、もう半年以上悩んでいる事で、ココに吐き出せば何か道が見えるかな・・なんて思ったりして、書いてます。

団体行動が、何をおいても苦手です。
そんなあたしが、何故集団の中に居るのか。
考えます、時々。まぁ・・結構、考えます。

あたしは、大家族の中で育ちました。
7人家族。もちろん、楽しい事、良かった事はいっぱいあります。
サザエさんのように、いつも家族みんなでご飯を食べてました。
夜遅く帰れば、祖父母も両親も心配して、皆で怒ってくれました。
ただ、家族と言ってもそれぞれ違う人間同士です。嫌な部分も見えてきます。
人間関係の難しさをとても感じてました。子供の頃から。
家族の顔色をうかがって、変な気を遣ってました。嫌な子供です。
それが、今のあたしの大部分を形成しています。
他人の言動に左右され、理想の自分を作ってしまうあたしにとって、それは本当にしんどい事でもあるのです。
トラウマ、なのかも知れません。
トラウマ、なんて軽々しく言うべきではないのかも知れません。

そしてまた、悩むのです。
あたしの中に居る天使と悪魔が囁くのです。

さぁ、どうするの?


仏に成る日

2007-04-10 | KY

窓ガラスに蛾が張り付いているのですが。
おいおい、こっちからは全身丸裸ですよー。
ガラスだからね、透明だからね。

と、まぁそんなこたぁ・・置いといて。

本日、休息日の永田です。
ふらりと出掛ける前に、書いてます。
昨日、うちの両親が一心寺に行きました。
それは、うちの祖父母のお骨(喉仏)が仏像になったからです。
と要約しすぎて意味が分からないと思いますけど。
一心寺では、10年の間に亡くなられて納められていた数多くのお骨を仏像にして奉納しているらしいのです。
わぁお、なんて素敵なことでしょう。
亡くなってから仏像になれるなんて、夢のようではありませんか。
あたしもいつか、立派な仏像になれる様に日々精進して参ります。

はい、この仏様がうちのお婆ちゃんとお爺ちゃんです。↓↓↓




心に秤

2007-04-07 | KY

先週、France_pan 女優の本條マキのリィーディング公演を見に行きました。
ななんと、France_pan 総出で。
それは、なんだか気恥ずかしく・・でも誇らしげな気持ちになった、永田です。

ところで、リィーディング公演はというと、前回とはちょっと違っていて本格的なものでした。とても楽しみました。面白かったです。
あたしも書く人間なので、戯曲塾の生徒さんが書いた戯曲にとても興味がありました。
妄想に耽り、独り悶々と書くという方法しか知らないあたしにとって、誰かに教わるという事がどういうものなのかに、むしろ興味がありました。
公演後、生徒さんとお話しする機会があり、その辺のところをふわーっと聞いてみました。ふわーーっとですけど。
あたしなりの解釈で、誰かに読んでもらう事が大事なんだという結論に達しました。
一方向からではなく、他方向からの可能性。
あたしは特に偏った思考の人間なので、他人を受け入れる心のゆとりと数多くの引き出しが必要だと再認識しました。

公演後の飲み会の場で、あたしはある女の子を見つけました。
自分と同じだと思いました。彼女を取り巻く全ての空気が。
勿論あたしは、彼女に急接近。話をしました。
それは、ココで話すような事でも無いので割愛しますが、色んな事を話しました。
あんな風に素直に話せたのは、本当に珍しくて楽しいというよりも、心が軽くなっていくような心持でした。セックスなんかより気持ちいい感覚でした。
内気な彼女とあたしは、お互いの連絡先を聞くこともせず、サヨナラしました。
それもまた、あたし達らしいなって帰り道で思いました。

もし、もしも、あなたがココに辿り着いたのなら、どうか一言下さいませんか。
何でもいいです。「あ」とか「う」とかでいいです。
それにあたしも返事をします。「え」とか「お」とか。
そしてまた、あの日のようにお話しましょう。いつか、どこかで。