たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★平成30年1月の定例坐禅会

2017年12月31日 | おしらせ
平成30年の定例坐禅会、今年も1月から開催します。
「お正月気分」というと、何か浮ついたような心境を揶揄することが多いようですが、
「一年の計は元旦にあり」というと、清冽な心境でスタートを切る雰囲気もあります。

様々な想いと共に過ごす季節かもしれませんが、
ここはひとつ、こころをスッカラカンに一時を修めましょう。





■時 間■

 日 に ち 平成30年1月6日(第1土曜日)



 受   付 午後5時30分 より

         夏目坂通りに面した門から入り右方「本堂」に直接お上がり下さい。

         すみませんが、5時半より早い到着はお避け下さい。



 坐禅案内 午後6時00分 より(坐禅未経験の方が対象です)

         初めての方を対象に坐り方をご案内します。

         経験のある方でも、参加することは出来ます。



 坐   禅 午後6時30分 より(坐禅経験済みの方)

         坐り方の案内が不要な方は、この時間までにお越しください。

         坐禅中の様子によって、途中休憩を取り入れる場合もあります。

         坐禅に引き続いて、禅に関するお話があります。



 解   散 午後8時00分頃





■坐禅をしてみたい方へ■

 大龍寺の定例坐禅会は、檀信徒の皆さんはもちろろんのこと、
 坐禅をしてみたい方であれば、どなたでも参加していただくことが出来ます。



 心静かに坐ることを大切にしていますので、
 足を組むことが難しい方には、楽な坐り方をご案内します。

 人によっては普段は慣れない“足を組む”という姿勢はキツイかもしれません。
 一通り足を組むことを試した上で、どうしても足が組めない場合は、
 坐蒲(坐禅をする時のクッション)をお尻に敷いての「正座」でも、
 椅子に腰掛けた状態での「いす坐禅」という方法もあります。

 一人一人の状態に合わせた無理ではない坐禅をご案内しますので、
 身体的な面で不安のある方でも、どうぞご参加下さい。



 お一人様でも歓迎です。



どなた様もお気軽におこし下さい。





■対 象■

 どなたでも

 大龍寺の檀信徒さまでも、そうでなくても、
 坐禅をしてみたいかたならどなたでもOKです。



■費 用■

 お布施をお納めいただきます。

 100円以上、それぞれのお志・金銭感覚などに応じて。

 (中学生までは無料です)


 坐禅会後の懇親会を開催する場合は、当日実費精算です。

 

■場所■

 曹洞宗 大龍寺 本堂にて

 東京都新宿区原町2-62

 03-3203-8394



■最寄■

 東京メトロ東西線早稲田駅(2番出口)
 都営大江戸線若松河田駅(若松口)

 どちらも徒歩7分。夏目坂通り沿い
 自転車でもOKです。路上ではなく敷地内に駐輪して下さい。


■内容■

 坐禅のしかた・坐禅・歩行禅・禅に関するおはなし



■服装■

 ご希望の方には、肩を棒で叩くこともありますので、
 肩を覆う形の服装をお勧めします。

 足を組むためモモ・ヒザに余裕のある服装が好ましいです。

 持参のジャージ・作務衣などへの着換えもできます。

  →着替室があります。


■参加するには■

 直接、大龍寺「本堂」にお越し下さい。

 ただ、可能であれば事前に連絡をいただけると助かります。
 連絡方法は、このページへのコメント・メッセージ・電話連絡などご自由に




● 道案内 ●


↑クリックすると大きな画像になります。








大きな地図で見る(Google)


 ※若松河田駅には、周辺地図に案内を出していました。
   →「★若松河田駅の案内標示

 ※現在は、東京メトロ東西線の早稲田駅に案内地図をだしています。





★平成30年 定例坐禅会 ご案内★

  ~毎月第1土曜 午後6時から8時まで~

  1月 6日
  2月 3日
  3月 3日
  4月 7日
  6月 2日
  7月 7日
  9月 1日
 10月 6日
 11月 3日
 12月 1日 
 5月・8月は休会



★平成30年 定例写経会 ご案内★

  ~6週間に1度 午後3時から5時まで~

  2月 3日
  3月17日
  4月18日
  6月 9日
  7月21日
  9月 1日
  十月13日
 11月24日

 事前の参加お申し込みをお願い致します。
 毎回入れ替わりで、準備係のご奉仕をお願いします。
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★【受付状況のお知らせ】第14回「禅といま」寒中勉強会

2017年12月31日 | 講座「禅といま」
  【受講申込・受付中】
お陰さまで、当初定員としていた200名様を越えるお申し込みをいただきました。有り難うございます。ただし、会場には余裕があるため、申込人数分まで増席させていただきます。

 
今後は、受講お申し込み方法を変更します。

1)事務局へ(参加者全員の氏名・住所・電話番号)を通知

 電話 03-3207-0770

2)2月13日(火)までに、郵便振替口座へご送金

3)当日の受付に振替の半券を提示


受講ご希望の方はお早めにご連絡をいただければ幸いです。
  
なお、お問い合わせ先は「禅といま事務局(03-3207-0770)」となっております。
曹洞宗宗務庁へのお問い合わせはお控え下さいますようお願い致します。






【受講申込・受付中】
12月30日現在、179名様の申し込みをいただいています。
有り難うございます。定員までは申し込み受付中です。

現在も五月雨式に申し込みがあり、今後は、

  ★曹洞宗公式サイト

  ★クラブツーリズム「オトナの寺旅」(1月10日号)

への告知掲載の予定があります。定員200名まで残すところ21名、
上記の掲載も加わると、講座までに定員に達し受付終了となると思われます。
ご入金後のキャンセル(返金)には対応していないという点で
お申し込みを躊躇されている方もいらっしゃると思いますが、
受講を希望され、お日取りも出来ている方はお早めにお申し込み下さい。







     ※クリックすると大きくなります。




     ※クリックすると大きくなります。




◆日時

  平成30年2月14日(水)午後2時~午後4時30分


◆会場

  東京グランドホテル・「桜の間」(先着200名様)

  〒105-0014 東京都港区芝2-5-2
  03-3456-2222
  都営三田線「芝公園」徒歩2分
  JR山手線・京浜東北線「浜松町」徒歩10分


◆受講料

  2,500円


◆日程

  午後1時45分~ 講師紹介など

  午後2時00分~ 講演

   演題 「『正法眼蔵』はなぜ難解なのか―文体の特徴について―」

   講師 石井清純先生(駒澤大学仏教学部教授)

  午後3時45分~ いす坐禅

   指導 藤田一照老師(曹洞宗国際センター所長)

  午後4時30分~ 散会

   仏教仏事等に関する質問相談がある方は僧侶が聞きます。



◆受講方法
 
  事前のお申込、受講料のお支払いが必要です。
  
  
  郵便局備え付けの郵便振替用紙(青紙)にて、
  受講者名・住所・電話番号を記載して受講料をご送金下さい。
 
   【振替口座番号】00170-2-450289
 
   【振替口座名義】「禅といま」推進委員会

 
  聴講は、先着200名様に限らせていただきますので、
  お申込状況により、お断りする場合もあります。  



主催 「禅といま」推進委員会

後援 曹洞宗・クラブツーリズム株式会社

連絡先 「禅といま」推進委員会事務局(大龍寺・太田)



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★年窮歳尽 やり残したことばかり…

2017年12月31日 | 四季折々 寺事折々
平成29年も皆さまにお世話になりました。
私自身は至らない点ばかりでありましたが、  
様々な方とのご縁により多いに刺激をいただき、
もう2度と無い、尊い1年間になりました。


 


 
 
 
 
 
やり残したこと、継続中の懸案、新年に始めることもたくさん…。
自分への備忘録的に。
 
 
 
★平成30年中におこなうこと
 
 書院建築に関係する宗派への手続き
 
 住職辞令に関係する宗派への手続き
 
 定例坐禅会の内容再検討
 
 定例写経会のお試し開催
 
 2月「禅といま」寒中勉強会の開催に向けて
 
 7月夏期大学講座「禅といま」の開催に向けて
 
 大龍寺の図書資料の整理・活用 
 
 
 
★皆さんの意見を聞きながらおこなうこと

 寺院規則・墓地管理規則の見直し
 
 檀信徒名簿の再整備
 
 夏目坂通り拡幅事業に関係する大龍寺の今後のビジョン
 
 ふらっとホールの利用方針についての再検討
 
 佛縁(ほっとけん)
 
 
 
★新しく関わること

 2月~「いのちを見つめる集い」の会場寺院

 4月~『禅の友』(宗派が発行する月刊小冊子)関係




平成30年もどうぞよろしくお願いいたします。
誰にとっても希望の広がる新鮮な年になりますように。
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★平成29年12月の「おさらい」

2017年12月31日 | 四季折々 寺事折々
新年の足音が近づいてきて…今のうちに、この2ヶ月をざっと書きとめます。(その2)



★12月2日「定例坐禅会」



今年の定例坐禅会は12月で一区切り。
来年は写経会も平行して開催することになり、
時々、坐禅会との同日開催という事もあります。



★12月6日「禅といま友の会 1日坐禅研修会」

「禅といま友の会」の会員を対象とした1日坐禅研修を、
当会スタッフでもある藤田一照老師の茅山荘(葉山)で開催しました。

会場の都合で参加者は20名限定。
開催案内を発送して僅か2日で20名に達してしまいました。
その後の問い合わせ・参加申込もありましたが申し訳ありませんでした。




茅葺き屋根の母屋です。お昼のお弁当を食べて一人一言自己紹介。
様々な方が、それぞれの想いを胸にこの研修に参加されていることを知りました。





敷地内に川が流れ、橋があって、小坂をのぼると坐禅堂があります。







坐禅のための身体の準備、こころの準備。
ただ坐る。「坐る」ということを離れた「ただ坐る」へ。
禅といまでも、坐禅指導・いす坐禅指導をお願いしておりますが、
今回のように3時間通してというのは初めてでしたが、
あっという間に終わってしまった感じでした。






バスで10分ほどの所にある長者が崎に寄りました。
午後4時30分の日没予定、数分前に現地について、
みんなでお日さまをお見送り。





★12月9日檀信徒有志清掃奉仕会

恒例の奉仕会を開催しました。











これまで全てお檀家さんの主催・運営で続けていただき
毎年2回で今回が28回目ということは足かけ14年です。

毎回有り難うございます。綺麗に年末をお迎えすることが出来ました。






★12月10日原町二丁目町会主催餅つき大会











今年もたくさんの人たちが寄って下さいました。
大人が搗くのは勿論ですが、町会の餅つき大会は子供サイズの杵臼も。
寒空の下で、お正月に向けての風物詩がひとつ伝えられました。









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★平成29年11月の「おさらい」

2017年12月31日 | 四季折々 寺事折々
新年の足音が近づいてきて…今のうちに、この2ヶ月をざっと書きとめます。




★11月2日「房総半島にいのちを願う」

仏事に関する無料相談を手掛ける「仏教情報センター」主催で
千葉県房総半島方面へ1日バス旅行に行きました。
今回の立ち寄り参拝先は、天台宗の笠森観音と日蓮宗の誕生寺でした。





笠森観音の「授かり楠」です。この楠の根にあいた穴を潜ると子宝に恵まれるとのことです。





ちなみに潜っているのは独身の和尚さんです。





産後すぐのお子さんを抱きかかえたご夫婦がお参りをしていました。
子宝祈願をされて願いが叶ったお礼参りでしょうか。





平坦な房総半島にあって、高台の崖の上に、大きな土台を組んで伽藍を建立しています。





町おこしの期待を背負う「おらが丼」です。海鮮料理のお店がそれぞれに腕を奮っています。




日蓮宗の大本山誕生寺です。海岸沿いにあるこのお寺は、
もともと日蓮上人がお生まれになった場所に建立されたそうですが、
震災等により海岸線が後退し、その地はいまは海中にあるそうです。





天皇陛下行幸の折、宿泊された建物です。





古い建物ですが、とても瀟洒です。





最後はやはりお土産です。
帰りは東京湾アクアラインから羽田を経て都内まで大渋滞でした。



 
 

◆11月3日「伊豆半島で天地の恵みに感謝」

2日続けて日帰りバス旅行となりました。
地元町会の1日バス旅行で伊豆半島へ行きました。
柿田川湧水、ミカン狩りを経て、新名所の三島スカイウォークで日没。







富士山からの伏流水がここら辺りいたるところで湧出していて、
かつては地元の人から全く見向きもされていなかったそうです。







一部の市民が発起人となって水辺の環境整備、認知度のアップなどを手掛け
今でもその人たちが中心となって、多くの人たちをお迎えしているとのこと。







“飲まず食わず”の沼津港で、海産物たっぷりの昼食です。
「出されたモノは全て食べなさい」と言っているだけに、
娘を前にして食べきれないほどの量が出されてもなんとか完食。死ぬかと思いました。





スズナリのみかんをもいで食べて、更にお腹いっぱい…急坂に身体が言うことを聞かず。















オープンして間がない「三島スカイウォーク」へ。
富士山も駿河湾も一望できて、大空の夕景が目前に広がり、
単なる吊り橋とは言っても案外楽しめました。

帰りは東名の上り線が、昨日にも劣らない大渋滞…






★11月19日「“おやじの会”坐禅会」

大龍寺では、月に一回の「定例坐禅会」の他に、
まとまったグループの人たちからの申し込みに応じて「個別坐禅会」や、
坐蒲(坐禅クッション)やお線香などを持参する「出前坐禅会」にも対応しています。

今回は息子の通っている高校の「おやじの会」メンバーとの坐禅会、
昨年度も開催しましたので2回目です。

以前から顔を合わせている方たちばかりでしたが、
初めて坐禅をされる方が多く坐禅前は少々緊張していた様子。
お迎えの歓談でリラックスを促しつつ坐禅へ。





説明を含め坐禅は2時間、懇親会は5時間でしたw
 
 




★11月20日「伊豆修善寺温泉の修禅寺へ」

大龍寺のお檀家さん、信者さん、坐禅会メンバーとの旅行を企画募集していましたが、
予定していた方が骨折したり、足腰の不調がでたりして、今回の参加は見合わせました。

そうは言っても、修禅寺さんには前々から参拝のお願いをしていたので、
事前に延期を伝えていたとはいえ、やはり個人的には家族を連れて参拝してきました。




ここは「弘法大師が独鈷で地面を突いたらお湯が沸いた」という伝説も有る独鈷の湯。
修善寺温泉の象徴的な場所です。ここでは本格的な入浴は難しいですよね。







秋の庭園特別公開で、通常非公開の方丈庭園が鑑賞できるばかりか、
庭園内を散策することもできるという破格の機会でした。
また国宝の大日如来さまが修復から帰ってきてご開帳中ニモなっていました。





また、改めてお檀家さん、ご縁の方を連れてお参りに来たいと思いました。







帰りがけには、月初めに町会バス旅行で行ったばかりのみかん園でみかん狩り。
前回はかなわなかった、みかん園の一番上まで行って来ました。





そして沼津港で海産物をいただいて帰途へ。

家族にとっては、なかなか体験できないタイミングでの参拝、
穏やかな1日を過ごすことが出来ました。有り難うございます。






★11月26日~28日「施設見学・学習会のため秋田市へ」

秋田市で開催されるとある施設見学・学習会があり、
その前乗りで田沢湖にほど近い温泉に泊まりました。





雪を眺めながらお風呂に入っていたら一人旅のイタリア人と出会って、話の流れで夕食を一緒に取ることになりました。





2週間で日本国内をくまなく見て回るのだそうで、
この前日晩は北海道登別に泊まり、翌日晩は京都の予定だという。
せっかくの出会いのため秋田の日本酒を酌み交わしました。

よく聞いたらイタリア人ではなく、旧ユーゴスラビア出身で、
4歳の頃に家族でイタリアに移住したのだとのこと。。
これまで7年間オーストラリアでマーケティングの仕事をしていて、
やっとイタリアで待っている家族の元に帰ることになり、
その最後の2週間を日本旅行にあてたのだそうです。



翌日のためとはいえのんびり過ごすことができました。







イタリア人と知り合いになった翌朝は晴天に恵まれました。
あと10分で宿を出るというタイミングで、
そのイタリア人に秋田に来た目的と身分を明かしたら、
ドン引きするわ、身を乗り出すわの大騒ぎ。しかも

「聞きたいことがたくさんある。
 自分も今からチェックアウトしてバスに同乗して一緒に駅に向かう」

と言って急いで朝食をかけこみはじめる勢い…





「家族は皆カトリックを信仰しているけれど、
 自分自身は神は信じていない。サイエンスを信じている。」

という彼と、禅のこと、日本の僧侶のこと、人は変われるかどうか。目に見える世界と見えない世界について。など話した。





ただ、自分の英語力が追いつかず、たどたどしい…。
何度「OKOK」と言わせてしまったことか。




 








無事研修を終えて、新幹線で一路東京へ。



気になって後日ネットで調べたら、
旧ユーゴ内戦の時期と彼のイタリア移住が同じ頃でした。
もしかしたら、難民としてイタリアに渡ったのかなぁ。
大変な思いを経て、今にいたっていたのだと…。

「神は信じていない。サイエンスを信じる。」
という彼の言葉に、幼い頃の経験が左右しているのか。
また会って話してみたいと思っています。


 
秋田では、キチンとした研修会がありましたが、研修場所は写真NGの施設内。
職務についてもネットではお知らせしていないので、途中の出来事しかないのです。
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★「禅といま」講師履歴(寒中勉強会編)

2017年12月29日 | 講座「禅といま」
「禅といま」特別学習会・寒中勉強会 講師・演題履歴   (敬称略・肩書きは開催当時)

1回 平成17年12月6日 特別学習会
*櫻井孝順 静岡県栄林寺住職・大遠忌文化部長 「体とこころが元気になる精進料理」

2回 平成19年2月7日 特別学習会
*井上正憲 静岡県伝心寺住職・当講座副学長・大遠忌委員 「いただきます。ごちそうさま」

3回 平成19年12月13日 特別学習会
*篠原鋭一 千葉県長寿院住職 「いただきます・ごちそうさま」

4回 平成20年6月15日 永平三世徹通義介禅師七百回御遠忌「文化講演会」
禅にまなぶ『食育』「いただきますごちそうさま」
*服部幸應 服部学園・服部栄養専門学校 理事長・校長 基調講演 「いただきますごちそうさま」
*服部幸應・千住明(作曲家)・若山慧子(番組制作) 鼎談 「作ることの楽しさ食べることの大切さ」

5回 平成21年2月20日 寒中勉強会
*此経啓助 日本大学芸術学部教授 「仏道を旅する力-道元禅師の贈り物-」

6回 平成22年2月9日 寒中勉強会
*藤田一照 大本山總持寺国際部講師 「「欲望」は苦しみの原因なのか?
―仏教における「欲望」再考」

7回 平成23年2月16日 寒中勉強会
*菅原研州 宮城県城国寺副住職・曹洞宗総研専任研究員 「初心者にも楽しめる正法眼藏」

8回 平成24年2月17日 寒中勉強会
*峯岸正典 群馬県長楽寺住職 「禅といま そして世界」

9回 平成25年2月4日 寒中勉強会
*中村桂子 JT生命誌研究館館長・理学博士 「生きる力とは」

10回 平成26年2月17日 寒中勉強会
*中野東禅 京都府龍寶寺住職 「忙中にあって「閑」に生きる
~寂静の力に助けられて禅を楽しむ~」

11回 平成27年2月20日 寒中勉強会
*角田泰隆 長野県常圓寺住職・駒澤大学教授「仏教と不戦と私―自分を大切に思う人は
他人を傷付けてはならない―」

12回 平成28年2月4日 寒中勉強会
*後藤サヤカ 映画監督 映画「Buddhist―今を生きようとする人たち―」
*後藤サヤカ・藤田一照(曹洞宗国際センター所長)・此経啓助(仏教学者) 鼎談「今を生きようとする人たち」

13回 平成29年2月7日 寒中勉強会
*田中ウルヴェ京 ソウル五輪シンクロデュエット銅メダリスト 「心と身体を健康に保つコーピング」

14回 平成30年2月14日 寒中勉強会
*石井清純 駒澤大学仏教学部教授 「『正法眼蔵』はなぜ難解なのか―文体の特徴について―」
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★「禅といま」講師履歴(夏期大学講座編)

2017年12月28日 | 講座「禅といま」
夏期大学講座「禅といま」過去の講師と演題(敬称略・肩書きは開催当時)

1回平成12年
*鎌田東二 武蔵丘短期大学助教授 「神と仏の精神史」
*上田紀行 東京工業大学助教授 「宗教と癒し」
*本川達雄 東京工業大学教授 「生きている時間」
*小松和彦 国際日本文化研究センター教授 「日本人の心の深層」
*波平恵美子 お茶の水女子大学教授 「聖なるものと俗なるもの」
*小倉玄照 岡山県成興寺住職 「いのちを伝える」

2回平成13年
*高崎直道 鶴見大学学長 「禅の源流」
*松原泰道 南無の会会長 「道元の末法思想」
*東 隆真 駒澤女子大学学長 「道元と瑩山」
*青山俊董 愛知専門尼僧堂堂長 「天地いっぱいに生きる」
*広瀬良弘 駒澤大学教授 「道元禅師と曹洞宗教団」
*小倉玄照 岡山県成興寺住職 「永平寺の生活」

3回平成14年
*大村英昭 大阪大学名誉教授 「現代社会と禅」
*楢崎通元 瑞應寺堂頭永平寺顧問 「道元禅師の仏教に学ぶ」
*アナ・マリア・クリスティーナ クラシック・ダンサー 「限りない宇宙の中で全てが禅」
*田中仙翁 大日本茶道学会会長 「茶と禅」
*奈良康明 曹洞宗総合研究センター所長 「文明の危機と禅」
*小倉玄照 岡山県成興寺住職 「永平寺の食生活」

4回平成15年
*青山俊董 愛知専門尼僧堂堂長 「すずやかに生きる」
*上田紀行 東京工業大学助教授 「現代社会と癒し」
*濱田泰三 早稲田大学名誉教授 「随聞記と現代」
*小倉玄照 岡山県成興寺住職 「杓底の一残水」

5回平成16年
*霊元丈法 宮城県昌竜寺住職 「清貧から喝」
*養老孟司 北里大学教授 「体と心」
*青木利夫 文教大学名誉教授 「漱石にとっての禅」
*大薮正哉 東京都天徳院住職 「何事もみんな身の内」

6回平成17年
*下田正弘 東京大学助教授仏教学 「現代と仏教」
*土田國和 大乗寺後堂 「菩薩の誓願」
*山折哲雄 国際日本文化研究センター所長 「現代と道元禅」
*小倉玄照 岡山県成興寺住職 「希望と授記」

7回平成18年
*玄侑宗久 芥川賞作家・臨済宗僧侶 「般若波羅蜜多」
*金原東英 大本山永平寺東京別院 後堂 「僧堂生活の中から」
*梅若六郎 能楽師(対談村上湛明星大学助教授)「能の道ひとすじ」
*盛田正孝 栃木県満福寺住職 「正伝一滴の水」

8回平成19年
*立松和平 小説家 「道元という生き方」
*天野鐵心 大本山永平寺 後堂 「身心学道」
*上田閑照 京都大学名誉教授 「人間にとって、なぜ宗教は必要か」
*三浦信英 大本山永平寺・伝道部講師 「生死即ち涅槃と心得て」

9回平成20年
*松原徹心 光善寺住職 「食(じき)をととのえる」
*滝田 栄 俳優 「仏教のすすめ」
*正木 晃 慶應義塾大学講師 「21世紀を生き抜く要諦は『生活仏教』にあり」
*角田泰隆 駒澤大学教授 「永平寺の礎をつくった禅僧たち」

10回平成21年
*高田明和 浜松医科大学名誉教授 「脳は若返る」
*南澤道人 大本山永平寺副貫首 「仏縁に生かされて」
*木村清孝 鶴見大学学長 「仏教と現代―道元禅の位相」
*小倉玄照 岡山県成興寺住職 「良い子と悪さ子・諸悪莫作を読む」

11回平成22年
*日野原重明 聖路加国際病院理事長 「禅の呼吸法と声学の発声法の類以点について」
*大場秀弘 山形県満願寺住職 「仏道に礙(さえ)られて生きる」
*青木新門 作家 「いのちのバトンタッチ」―映画「おくりびと」に寄せて
*西田正法 栃木県明林寺住職 「食が等ならば、諸法も等なり」道元禅師に学ぶ食と生活

12回平成23年
*奈良康明 駒澤大学名誉教授 「今、自他の関係を考える」
*新井 満 作家・作詞作曲家 「千の風に吹かれながら良寛について考える」
*村上和雄 筑波大学名誉教授 「心と遺伝子」
*小倉玄照 岡山県成興寺住職 「谿声山色に生きる」

13回平成24年
*藤田一照 曹洞宗国際センター所長 「正身端坐の世界―ちからをもいれず、こころをもついやさず―」
*大井 玄 東京大学名誉教授医学博士 「アーラヤ識と『意味の世界』」
*やましたひでこ クラター・コンサルタント 「断捨離」・日々是ごきげんに生きる知恵
*辻 淳彦 福島県興國寺住職 「娑婆にいきる」

14回平成25年
*末木文美士 国際日本文化研究センター教授 「禅研究の現在」
*枡野俊明 建功寺住職・多摩美術大学教授 「禅といま」
*石井光太 ノンフィクション作家 「遺族にとっての拠り所」災害現場で生きるということ
*丸山劫外 吉祥院住職・曹洞宗尼僧 「これが今、我が修行とめざめて」

15回平成26年
*古坂龍宏 福井県妙徳寺住職 「自己をみつめる」
*小池龍之介 山口県正現寺住職 「禅・目標なく生きる自由」
*板橋興宗 大本山總持寺元貫首 「老後の生きがい」
*毒蝮三太夫 ラジオパーソナリティ 「今こころの時代・人と人とのふれあいから」

16回平成27年
*伊藤比呂美 詩人 「自分の言葉で般若心経を読んでみる」
*ネルケ無方 兵庫県安泰寺住職 「恋と愛の仏教」
*水谷 修 花園大学客員教授 「いまこどもたちは…夜回り先生からのメッセージ」
*奈良康明 大本山永平寺西堂・法清寺東堂 「平気で生きていく」

17回平成28年
*帯津良一 帯津三敬病院名誉院長 「歓喜と創造、そして来生へ」
*千葉公慈 千葉県宝林寺住職・駒沢女子大学教授 「ブッダ・最後の旅の物語」
*田上太秀 駒澤大学名誉教授 「『禅』について考えていること」
*鈴木包一 静岡県林叟院住職・前大本山永平寺後堂 「而今、虚空に坐す」

18回平成29年
*三遊亭円楽 落語家 「笑いと健康」
*青山俊董 愛知専門尼僧堂堂長 「ほほえみと愛の言葉を―ぬくもりの修行―」
*池坊専好 華道家元池坊 次期家元 「『花戦さ』の世界観」
*酒井大岳 群馬県長徳寺住職 「わが心の山河」
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★平成30戊戌年・佛紀2584年 曹洞宗起雲山大龍寺 行事予定

2017年12月26日 | 年間行事予定


             ※クリックすると大きくなります。




平成30戊戌年・佛紀2584年  曹洞宗起雲山大龍寺 行事予定


◆1月

 21日(日)午後2時~
  新年大般若修正会・懇親会



◆2月

 15日(木)
  涅槃会(お釈迦さまのご命日)

 25日(日)午後2時~
  檀信徒得度式・涅槃会法要



◆3月

 18日(日)~24日(土)
  春季彼岸会

 21日(水)午前11時~
  春季彼岸法会・中日法要



◆4月

 8日(日)午後2時~
  花まつり朗読会・永遠の光の塔建立14年

 21日(土)午前10時~
  檀信徒・有志 清掃奉仕会



◆5月

 13日(日)午後1時~
  山門大施食会



◆6月

 23日(土)午後2時~
  永遠の光永代供養法要・人生講座



◆7月

 1日(日)~11日(水)
  盂蘭盆会宅経期間(頭文字「き・く・け・こ」宅)

 12日(木)午前11時~
  初盆供養会(初盆の方は必ずご参列下さい)

 13日(金)~16日(月)
  盂蘭盆会(13日・迎火、16日・送火)

 13日(金)午後3時~
  盂蘭盆会精霊まつり(法要)



◆8月

 4日(土)~12日(日)
  盂蘭盆会宅経期間(頭文字「き・く・け・こ」宅)



◆9月

 20日(木)~26日(水)
  秋季彼岸会

 23日(日)午前11時~
  秋季彼岸法会・中日法要



◆10月

 14日(日)午後2時~
  檀信徒総代・世話人会

 27日(土)~29日(月)
  御征忌授戒会(大本山永平寺東京別院にて)



◆11月

 10日(土)午後2時~
  永遠の光永代供養法要・人生講座




◆12月

 8日(土)午前10時~
  釈尊成道会
  檀信徒・有志 清掃奉仕会・忘年望年会





★定例坐禅会★

  ~毎月第1土曜 午後6時から8時まで~

  1月 6日
  2月 3日
  3月 3日
  4月 7日
  6月 2日
  7月 7日
  9月 1日
 10月 6日
 11月 3日
 12月 1日 
 5月・8月は休会

 事前の連絡は必須ではありません。ご不明の点があればお問い合わせを。
 午後6時ちょうどから坐り方のご案内をしますので、
 初めて坐禅をされる方は必ずご参加下さい。



★定例写経会★

  ~6週間に1度 午後3時から5時まで~

  2月 3日
  3月17日
  4月18日
  6月 9日
  7月21日
  9月 1日
  十月13日
 11月24日

 事前の参加お申し込みをお願い致します。
 毎回入れ替わりで、準備係のご奉仕をお願いします。
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★大龍寺の復興を見てきた桜。さようなら。

2017年12月21日 | 四季折々 寺事折々
9月のお彼岸お中日で修行した「桜供養」を承けて、
ついに桜の木を伐採する日がやってきました。







作業は10月30日となりました。
高所作業車、クレーントラック、収集運搬車が来て、要領よく作業が始まりました。










枝は、切ったそばから下に落ちる状態だと危ないので、
クレーンで縛ってから、電動ノコギリで適当な大きさに切っていきます。

 







幹の部分も同様ですが、
電動ノコギリの刃渡りよりも太い幹なので、いろいろな角度で切り回していきます。







そして本当に根元から伐採となってしまいました。






★音が出ますよ!






伐採した桜材の一部は現在、乾燥させているところです。
2~3年後に大龍寺の戦後復興をずっと眺めてきた桜の記念品として、
檀信徒の方、ご縁の方にお渡ししたく思っています。
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★学習から学修へ【法脈会随喜+講演聴講】

2017年12月19日 | まなび
毎年恒例の「大本山永平寺東京別院長谷寺 御征忌法脈会」に、
今年も10月27日から29日までの3日間にわたって随喜をさせていただきました。



この会の趣旨は、永平寺を開かれた道元禅師のご命日に因む法要と、
法要に集まり参列された“戒弟さん”に戒法・戒名を授ける儀式です。

通常の法要と異なるのは、「説戒」という戒律について学修!する点にあります。
戒について、仏教について、禅についてじっくりお話をお聞きして、
そしてその学びを3日間の会期中にきちんと修めて過ごします。

3日間参加して心地よい疲れとスッキリとした心持ちになれますが、
永平寺の禅師さまは勿論のこと、多くの僧侶が集まらないと開催が出来ません。
年間を通してもお戒名を禅師さまから直接いただく事が出来る機会は多くはありません。
特に今年は平日勤務の方にとっては参加のしやすい当たり年でした。



ただし週末にお檀家さんの法要を控えているお寺にとっては参加しにくく、
3日間あけて随喜しなくてはならないところを、私は出入りの慌ただしい3日間となりました。

平成24年から朝晩のご法話を担当させていただいて今年で6年目です。
2日目の朝は茨城から来られた御住職さま(遙か彼方の先輩)のご法話。
私は2日目晩の「いす坐禅」の指導と、3日目朝の「法話」をさせていただきました。










法脈会に重なる形で、土曜日・日曜日の拙寺で檀信徒の法要を勤め、
また、宗教者としての寺外活動の関係があり、中野の矯正図書館にて開かれた

講演「中野のまちから刑罰の源流をさぐる―矯正図書館50年を祝して―」の聴講と、
展示「刑務所近代化の歴史とそれを支えた人びと―かつての中野刑務所にもふれながら―」の見学もしました。

http://jca-library.jp/tokubetsutenji2017.html



懲役刑に服している間の作業について僅かながらも賃金が与えられている点について、
私は軽々に「なぜ懲役中の人に賃金を払う必要があるのか?」と考えていた節がありましたが、
対価があることによって「勤労意欲の活性化」「出所後の生活建て直し」「金銭感覚の醸成」などに効果があり、
被収容者の更生・再犯防止に一役買っているものであるという指摘には気付きがありました。

ただ、こればかりは「実際にやってみる」のは避けていたい話で…
学修ではなく、学習に留めることにしようと思います。




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★総代世話人会を開催しました。

2017年12月16日 | はなしあい
書院の建設に際しては、企画・設計・工事・式典開催準備など、
非常に多忙を極めていた頃は1ヶ月に何度も会議が開かれていましたが、
普段からご意見を伺うのと平行して、日時を決めた会議も年に一回行っています。

10月中旬に、当山檀信徒総代・世話人さんにお声掛けをし、
来年の行事等を中心にご意見を種々賜りました。

(1)平成30年の年間行事について
 ・日時未定行持の日取りを検討しました。
 ・花まつり(朗読会)を開催する意図と今後の課題について。
  →『蜘蛛の糸』『お釈迦さまの伝記』など仏教作品を朗読しては?
  →地域の子供の参加はあるが、檀信徒の子供が参加するには?
  →花まつりそのものの認知を上げるためには?
 ・清掃奉仕会は4月21日と12月8日に開催の予定とする。
 ・永遠の光永代供養法要(6月・11月)での“学び”の内容について。
  →終活よりも「70~80代をどう生きるか」というテーマを設定する。
 ・定例坐禅会に加えて、定例写経会を開催しよう。
  →日程・開催頻度については大龍寺の予定を勘案して決定する。
  →写経会には檀信徒・参加者から準備などの当番を設ける。
 ・身体的に、別院お授戒(2泊3日)に参加出来ない檀信徒への対応
  →2月檀信徒得度式の日取りで、一日研修を設けてみたい。
  →基本は「お授戒参加+檀信徒得度式」のまま変わらない。


(2)墓地使用規則(檀信徒規約)の件            
 ・大龍寺に墓地がある方の「墓地使用規則」がありますが、規約文言では、寺外に墓地がある方、永代供養の方が想定されておらず、大龍寺に信仰を寄せる檀信徒全員に向けての規約類が現所では存在しません。同様に、大龍寺に墓地がある方からは「誓約書」(墓地の承継者であること、大龍寺を護持し信仰があることの表明)を提出してもらっていますが、寺外墓地の方にはありません。「墓地使用規則」の文言の修正と共に、対象者を檀信徒全体とした規約が必要ではないかとの問題提起をしました。
  →規則に附則を加えて、対象者を広げるのが最も簡単。
  →次回以降、継続的に検討していく事となりました。


(3)ふらっとホール展示会の件               
 今秋の「お彼岸檀信徒展示会」は好評でした。檀信徒皆さまの自主的な意欲に感謝しています。今後も、多くのお檀家さんに展示してもらえればと思いますが、様々な考えの方がいらっしゃるので、ある程度は「使用の指針」を設けた方が良いのではないかとも感じています。

※出展は檀信徒向けに呼びかける。展示スペースに余裕がある場合、
   檀信徒に縁のある方の出展も受け入れる。
※出展者が告知をする場合は、事前に大龍寺と相談すること。
※展示準備から原状回復まで、出展者が行うこと。
※金銭授受(展示品の販売など)は、行わないこと。
※出展者は、寺院の荘厳さ・参詣者の信仰心等を尊重すること。



(4)桜供養会について                   
 ・お彼岸中日法要に引き続き、開催しました。実際の伐採は10月30日におこないます。伐採した桜材は2~3年ほど乾燥させた後に、記念品としてお心ある方に配布します。
  →木材としてどれくらい利用できるかは現物を見ないとわからない。
  →記念品として何を作るか、ここ2~3年の懸案としたい。
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★予定通りとは限らない②

2017年12月16日 | 四季折々 寺事折々
10月上旬。
訃報はいつも突然ですが、拙寺のお檀家さんが息を引き取られ、
連絡を受けて、千葉県の最南端、館山市まで枕経に行きました。







引導を作るための取材で故人のお人柄をお聞きして、
葬儀の打ち合わせも終えて帰ろうと思ったところ、
3連休の最終日のためか上り線がほとんど大渋滞(;゚ロ゚)

時間調整のため、自衛隊の基地をかすめて館山の沖の島へ。
夕暮れの富士山を見つけました。







そして数日後、お通夜・葬儀を迎えました。
1時間半ほどで行かれる距離ですが、高速道路も一車線区間が多く、
一旦、事故でも起きれば近いとは言えリスクもあります。

早めに行って現地で時間調整をするのが常套です。
東京湾も、美しく、珍しい景色があるものですね。







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★予定通りとは限らない①

2017年12月16日 | 四季折々 寺事折々
10月8日。
埼玉県深谷市まで、施食会のご法話に参りました。
今年で3年目、毎年伺わせていただくお寺様の中では最遠有り難いお勤めです。

今回は高速道路の事故渋滞に遭ってしまい片道2時間半…
充分余裕があるはずが、開始時間30分前に滑り込みで会場に到着しました。

現地に到着するまで、暑くもないのに冷や汗をかき続けていました。
 




ご法話から帰ってきて、近所のお檀家さんの自宅で法要を勤めました。
江戸時代に作られたお位牌の中に、読めない漢字のお戒名があって(汗)

調べてみたら“鼎”の異字体とのことでこれならわかります。“かなえ・テイ”です。
お檀家さんは「鼎泰豊の鼎!?」と。
テキストデータにすると、日が目となってしまいますが、「𪔂」こんな漢字です。

今日ではあまり使われない字かもしれませんが、
みなさん毎日その形は見てはいますよ、お線香立てでね。と。




 
なんだか、似た感じの写真が2枚になりました。

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★ケジメをキチンとつけること。秋季彼岸法要・桜供養会報告

2017年12月16日 | 行事報告
平成29年の秋分の日・お彼岸お中日は、
朝方までの雨風はすっかりやみ、薄曇りの過ごしやすい一日となりました。




 
今日は午前11時からお話の時間をいただきました。お彼岸に因んでの法話では、
ある薬物依存症の方のお話をもとに、「精進」についておはなしさせていただきました。





引き続きお彼岸法要をお勤めしました。





そして境内の桜の木の下に再集合して「桜供養会」を厳修しました。





桜供養会の「開式の辞」は総代長さんに。
久しぶりに、法要に親・子・孫の三代の僧が揃いました。





「斧入れ」を考えていましたが、リアルすぎることと、
すぐに伐採するわけでもないので、お焼香にて“供養”をしました。





3人の音大生にお願いをし歌を奉納しました。
曲目は「いのちの名前」と「旅立ちの日に…」。命を受け嗣ぐ2曲でした。





さようなら…。





桜の木の思い出を語っています。想いはとどまりません。







お彼岸の法話から1時間半、ご参列ありがとうございます。
往時を偲ぶこと、命を受け嗣ぎ続けていること、それぞれの心に抱いていただけたことと思います。
遅刻早退もありましたが、60名前後の方々が参集して下さいました。ありがとうございます。
 






《桜供養会差定メモ》
 開式の辞
 導師上殿
 読経(般若心経・観音経、読経中焼香)
 奉納歌
 東堂挨拶
 閉式の辞
 集合写真
 散堂
 
 
桜の伐採は、庭師さんと大工さんで日時を相談をし、後日行わせていただきました。
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★お世話になるのは…

2017年12月04日 | まなび
9月中頃、ある学習会でお茶の水にある明治大学博物館に行きました。





こちらの博物館の常設展示には「商品部門」「刑事部門」「考古部門」などがあり、
今回の訪問の目的は「刑事部門」の見学のためでした。





は、り、つ、け、です。





これは鉄製の棺桶のようなものです。
中に閉じ込められるのですが内側には針がギッシリ!
閉じ込められたが最後、針が体中に突き刺さり…

こちらで展示品されているものは、
お世話になりたくないものばかりです。





様々な処刑道具を見たあとだけに、
考古部門のハニワには意外と癒やされました。
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