旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

517 心配性 (毎週土曜日に更改しています)

2017-04-29 04:48:54 | ブログ
 候補地と決まった時に、今更声を上げてもどうしようも無いですが、大阪で万博、大反対です。盛り上がりが無いから止めろ、そうでは無いです。

 目標入場者数は3,000万人はいくと思います。70年万博でも6月位迄、殆どの館は凄く空いていて盛り上がりに欠けていたのでした。その万博でガーナ館でバイトしていたのをご存知と思います。その時に悪い感情を得たからでは、勿論ありません。楽しい事を思い出す間も無く、ただ毎日忙しい日々でした。ガーナが両親をナショナルデイに招待したことは、どう両親に伝えたか、どうやって行ったか覚えていませんが、忘れていたことを一枚の写真を見て思い出しました。

 そんな私が何故反対するのか、先ず、大阪オリンピックの招致に失敗して、その費用が幾らかかったのか、私は分かりませんが大変なお金が無駄になったと思います。経済効果が1.9兆円あると言いますが、その為使う税金で南海トラフ大地震が来る前に大阪府がもっとやる事があると思います。心配性な私は、パリに負けた場合の経費がもったいないと思います。負けた場合、それまでの経費を知事のポケットマネーで済むなら構わないですが...
 
 隣の国が戦争を、我が国は大丈夫!のん気にパリで大阪万博を、南海トラフ大地震が近いうちに確実来ると警笛を鳴らしています。何も海近くにそんな施設を造らなくても、予定地の舞洲は埋め立て地で、2,008年のオリンピックの選手村になる予定でした。その4割程度しか完了していないと言うのです。その会場予定地の隣に総合型リゾートを誘致する予定とか、所謂カジノ中心のもだと言うのです。

 生きている間にあるのかないのか分からない大地震に税金を使わない、将来を考える政治家がいたらいいです。2015年迄の10年間に本社を大阪府外に転出した企業は2,400社、転入が1,500社で焦っているのは分かります。人口が減って全国何位でも良いではないですか。地震で何も無くなるよりは...

 今更反対してもどうなるものでもないのですが、府が仕切るとなれば税金を支払っている私なども関係して来るのです。大阪市も阿倍野開発で莫大な負債、その点は、東京の豊洲に負けていないです。

 現在のように、好みが一人一人違う世の中で、何でもインターネットで情報が得るのが可能となった今、テーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」。南海トラフ大地震で命が、未来が無くならない様に祈るだけです。人が多く集まれば良いと言うものではありません。いつか来る大地震に心配しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

516 あれやこれや(毎週土曜日に更改しています)

2017-04-22 05:15:45 | ブログ
 昼間、あれやこれやと書きたい事を考えるのですが、メモしていないと殆ど忘れています。それは物忘れであって、私は痴呆症ではありませんので念の為に一応言っておきます。情けないですが、このように言わないと心配される方がいる年になりました。

 現役時代に会議に出た時、頭真っ白と言う状態になった事を思い出しました。アメリカ人の役職者も会議の為に来ていて、発言しようと思ったのですが、一瞬、頭真っ白で言葉が何も出てこないのでした。そんな事は後先初めての経験でした。最近頭が真っ白になったと聞く度に、良くその状況が分かり、そして自分の事を思い出します。 

 残念にも幸いにも私を含んでいませんが、それどころか若い時に言葉が無かった若年性認知症は高々と言うか、18-19歳で20人、年々当然増えて55-59歳で1万2010人、60-64歳で1万6040人。それ以後は若年認知症痴呆症では無いと言わないそうで、普通の認知症になります。
 
 ブレーキとアクセルを踏み間違えて事故を起こす、高齢者の事故が頻繁に起きて、認知症が社会問題となっています。先日、高齢者免許更新に行く人に3時間の講習を受けなければならないと聞き、自分がそれを受ける時に通るか心配になって来ました。70才を過ぎると心身共に衰えて来るらしいですが、80才でエエベレストを登頂する人がいます。まあ、人それぞれなので、老齢化に抵抗していくつもりです。

 一方、セルフネグレクトは、ゴミ屋敷問題や孤独死問題などの大きな社会問題の根底にあるものです。生活がいよいよ対処しにくく複雑になっている最近、家族のだれかがセルフネグレクトの傾向を持つため悩んでいるケースも増えているそうです。セルフネグレクト、それが酷くなると他人の気持ちを読み取るのが苦手だったり、興味や関心に偏りがあったりするそうです。この方を気を付けなければ、机の上が山の様になっていますので、今日と言わず、ブログ書きを済んだら直ぐにするつもりです。

 その事を重要な問題として認識している地方自治体は90%だそうですが、生きる意欲がなくなり、助けを求めない、そして自宅を見せることを拒否しているのです。ゴミはある段階を過ぎるを片付けられなくなると言います。それもセルフネグレクトにならない為に私も努力しようと毎日思っています。思っているだけで無くやって行きます。言う事は簡単です。

 

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

515 桜(毎週土曜日に更改しています)

2017-04-15 04:43:50 | ブログ
 日本人の愛する桜は、春を毎年、我らに知らせてくれます。しかし、その桜は城山三郎さんによれば、戦争を思い出すものであると言っていたと知りました。ご自身が海軍特攻隊の隊員であって、毎日死と隣り合わせ、戦友が次々亡くなった為だとも知りました。満開の桜は軍国主義の象徴であって、人を人とも思わず桜の花が散る様に人を死に追いやった。桜をそのように感じる人もいたんです。

 その気持ちを詩に表しました「旗振るな 旗振らすな 旗伏せよ 旗たため 社旗も 校旗も 国々の旗も 国策なる旗も 運動と言う名の旗も ひとりひとり ひとりには 一つの命...」 個性が無くなる、自分が存在しない。己を殺して会社の為、団体の為に、国家の為に「旗振るな...」、良く分かります。

 今回のシリアに対するトランプ大統領の決断に直ぐに安倍首相が賛同しました。しかし、日本では武力による国際紛争の解決に使わないと憲法で決まっていたのではと思い又憲法を読みました。「第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」

 国際紛争では無いと言えばそうなります。自分自身、一般人として残酷な猛毒を使うシリア、北朝鮮のような国は解放、そのトップは抹殺すべきだと思います。思うだけ、しかし自衛権行使の理屈強調、国のトップがそれを行う事には疑問を抱くのです。未だ解決しない、拉致問題の家族を思うと何とかせねばと、しかし国のトップが武力行使を他国、アメリカとはいえ、直ぐに容認したことに不安を感じます。

 我々大衆が迎合、そして認めれば、それを実行すればいいかというと、間違いがあると思います。戦前の様にならない様に気を付けなければいけないです。子供の頃から、日本は戦争を放棄した国と誇りの思い心に刻んでいたのですが、難しい世の中ですから、国のトップがどういう方向に向いているかが大変大事になっています。戦争を経験していない者にとって考えなければ、いずれにしても大変難しい時代になりました。

 ところで、言葉の「忖度」が話題になりましたが、通訳者が「read between the lines」と英語に訳したそうです。一度、何かのプレゼンテーションに同時通訳が付きました。その時の通訳が凄く、そして早さに驚きました。その時迄、通訳者のランクがあった等、考えもしなかったです。その通訳者は、偶々就いた国際会議等の通訳でした。日本語を知らないと通訳をできないのを、「忖度」で思い出しました。 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

514 今昔(毎週土曜日に更改しています)

2017-04-08 05:17:03 | ブログ
 「日本人が当たり前と思っている、トイレに紙が中国人にはあり得ない事である」とニュース。と言っても我々日本人と変わらないと気づかないのはおごりです。

高校時代、かれこれ50年前です。今思うと凄く前、親善野球試合でアメリカ人が西京極球場に来ていました。その時公衆トイレに紙が無いのが普通で、試合前のアメリカ人が球場で次から次へとドアを開けまくり、右往左往して苦労していた事を思い出しました。勿論、和式でした。私が古いのか、きっと古いに間違いなく古いですが、今でこそ当然のことであっても最近まで無かった事です。それがニュースになったのでした。
 
 前に言いましたが、これがひ(し)つこいですが、もう言わない様にする予定ですが、友達が引っ越して山科の新築の引っ越しました。これも強烈な印象を与えたことですが、当時大変珍しい洋式トイレでした。マダマダ水洗便所が京都市の碁盤の目の外では一般化していない時代で、洋式など殆どありませんでした。ここからして時代を生きて来た自分を感じます。
 この事は、今思うと明治時代に初めて触れた西欧文明の様な驚きです。今や、和式トイレの方が珍しく、洋式トイレが普通になりました。座るとあったかい、そして立つと流れる、ドンドン改善されていきます。皆さんも日本人の過去を知るべきです。しかし、慣れるとそれが当然に、全自動になり痴呆症になるのが心配になって来ます。

 公衆トイレが無い江戸時代に東海道の行き来が街道でトイレと言うと、いつも疑問に思います。糞尿が有料で売られていて、紙が貴重でした、そして高価なものだったのです。多分、葉っぱとか草を使ったとしか考えられません。それより大部分の庶民は日々のしもの方の処理はどうしたのか、その様な事は資料が無くて詳しく書け無いはずです。少し前なら、小便は男なら犬の様に電柱にするのが当然であったでした。疑問が湧きます。こんな事が本当に日本であったのかと、過去の事になって来ました。

 話は何時もの如く飛びますが、自分の無知に驚きますが、松本清張が時代小説を書いている事にビックリしました。去年は桜の木を折る不届きな外国の人達が話題になっていました。小学生の頃は日本人が桜を折って家に持ち帰り禁じる、今でいうキャンペーンをしていました。日本人は偉そうなことを言えないと思います。自宅で風呂が当たり前、公衆風呂でシャワーが隣の人にかかっても気にしない。 考えてみれば、時代の進歩が速くて、自分たちの行っていた事を直ぐに忘れ去っています。年を取って、古い時、時代を知るのに最後の方になって行くのを感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

513 兄弟姉妹(毎週土曜日に更改しています)

2017-04-01 05:49:46 | ブログ
 三男、或いはと三女と言うのも、大変珍しくなり、四男、四女とかは、言葉としてあってもほぼ死語になりつつあります。今や、七郎や八郎と言う名を持っているのは小説以外、忘れてはいけない介護施設に居られました。でも、戦前生まれの一人がいるだけです。
 昔は、自分の子が何人か死ぬ事を前提としていたのか、或いは後先考えずに貧乏人の子沢山となっていたに違いないと思います。そうは言いながらその傾向が未だあると思います。

 最近は金持ちの子沢山と言っても過言ではありません。それ程、子供の成長にお金がかかる様になって、少子化は親の勝手と言っていいかも知れないです。子供の為に親は生きざるを得ないと思っています。

 一男3女の子持ちの兄がいます。総勢4人の子持ちでは、金持ちには入れてもらえない、実は、偶々そうなっただけです。最初の女の子が生まれて、その子が可愛い三歳になって、もう一人と欲しいなと思った時に、驚く事にふた子と聞かされいました。日曜日に看護師しかいない出産の時に、二人を取り上げた後に、余りに苦しんだので麻酔薬を、その時、やっと医師が来てもう一人いるとなったそうです。麻酔が効き、義姉さんを起こすのに大変だったそうです。その最後に生まれた仮死状態の子が初めての男の子で、一度に三人が家族に増えました。
 埼玉越生の山の上の新興住宅地に、3つ子がが泣いても随分隣の家まで聞こえたかどうか、そういう意味で田舎で良かったかも知れないです。ただ、買い物が遠くて大変だったと思います。可愛い盛りの3才の女の子がミルクを持って、右往左往して世話していた姿が忘れられないです。勿論、紙おむつ等ない時、1日80枚大変な数でした。苦労を何も知らない私は、それを見守っているしかなかったでした。

 少し大きくなって埼玉の坂戸へ移った時にも迷惑を考えずに訪問しました。今考えると私はどうしようもない人間でした。朝食を食べる時に、炊飯器が故障、皆でパンを食べる事になりました。7人分をトースターで焼くのですが、凄く時間が掛かりました。普通そんなに待てないです。時にトースターと言うもの事体、小家族のものだと思うようになりました。ご飯で朝食をと言う家が少なくなって来たのも分かります。
 
 その昔、パンしか食べ無い人が、日本旅館で朝食でパンを注文して、買わしに行かしました。頑固で主義を変えない人だと思っていましたが、その人も小家族であったのでに違いないです。両親、兄姉が亡くなり、一人残った兄が子供が皆一人立ち大人になり、苦労した事を良き思い出となっていると思います。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする